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公開 2021年08月27日   更新 2022年08月15日

もうすぐ夏休みが終わり。新学期の準備の中で「それぞれの文化」を感じる瞬間

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もうすぐ新学期。ベルギーでは、9月から始まる新学年に向けてバタバタ準備しているのですが……。


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まいどおおきに!長い夏休みの終りを迎え、息をゼイゼイさせつつもホッとしてる系オカン、さとえみです。

もうすぐ学校再開のシーズンですね。

新型ウイルスの流行状況が心配な中ではありますが、ひとまず新学期の準備だけはしておかなければ……という感じでしょうか。

私の住むベルギーでは9月から新学年がスタートするため、何かとバタバタしているのですが、今回はその一幕についてご紹介します。

お店と家を何往復もする我が家

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ベルギーの小学校は、メール等で持ち物を指定してくるのですが、買い忘れたりサイズを間違えたりなどして毎回バタバタします。

前もって少しずつ買っておいた方が安心なのですが、なかなかそうもいかず……。

近所の文房具屋さんが新しく文房具を入荷するのが8月後半だったり、靴は前もって買いすぎるとサイズが合わなくなったりもするので、なんやかんや直前に買いに走ることになります。

現役ベルギー小学生に、筆箱の中身を見せてもらいました

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新学期なので文房具も揃えるのですが、日本の小学生とは筆箱の中身も違っていて興味深いです。

前々から面白いなと思っていたのですが、せっかくなので、新五年生になる次女の筆箱の中身を見せてもらいました。

まず目立つのが、カラフルな蛍光ペン。

長さが短めで少し幅があり、小さな子が持っても安定して書けそうです。

あとはボールペンが数本と色鉛筆。だいたいがドイツ製です。

ベルギーの隣にあるドイツは文房具大国でもあり、 高性能なものが多いので、それをそのままベルギーでも買って使っているという感じです。


そして、鉛筆の比重が少ない!

これは、三姉妹が通うベルギーの学校では、ノートなどに書き込むためにボールペンが指定されているためです(もちろん、ベルギー内でも学校によって異なると思います)。

なぜボールペン?なぜ青色?と聞いても、子ども達は理由は知らないみたいです。

ただ、鉛筆を使う時のように手の側面が真っ黒にならないのが良いと言っていました(三姉妹は鉛筆も好きですが)。


ベルギーで子育てをしていると、日本と違うなと思うことが多々あります。

それぞれに、それぞれの良さがある。

前々から思っていたことですが、学校用の文房具についても同じことが言えそうです。



ほなまたね!

※ この記事は2024年10月15日に再公開された記事です。

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