【注目グッズ紹介】60万個の爆売れ！？「キャップ革命 ボトルマン」って何？

「キャップ革命 ボトルマン」という玩具をご存知でしょうか？

実は今、シリーズ累計出荷数が60万個を超える大ヒットを記録しているんです。

メインターゲットの子供たちはもちろん、20～30代の大人たちの間でも話題だとか。

いったいどのようなところに注目が集まっているのでしょうか。

日経トレンディが発表した「2021年上半期ヒット大賞」で、見事に玩具部門で大賞を獲得した「キャップ革命 ボトルマン」。

今年6月に実施された一般社団法人日本玩具協会主催の「日本おもちゃ大賞2021」でも、1人でも親子でも遊べる点が評価され、コミュニケーション・トイ部門の優秀賞を受賞しています。

そんな「ボトルマン」は、ペットボトルのキャップを発射して様々な競技を楽しむというシューティング玩具です。

昨年10月にタカラトミーから発売されると出荷分の8割をわずか2週間で消化するなど、異例のスピードで爆発的な売り上げを記録しました。

発売が発表された9月の段階で、公式オンラインショップではすでに完売してしまっていたそうです。

実はこの商品、発売前からSNSで話題になっていたんですね。

というのも、タカラトミーが公式HPでティザーを出し、情報を小出しにしていった結果、SNSを中心に童心をくすぐられた20～30代男性が飛びついたそうです。

もちろん、中には親子で遊ぶために購入を検討する人もいたといいます。

発売前からYouTubeでオリジナルアニメを配信していたことも功を奏し、綿密に計画されたウェブ・マーケティングが新商品の販売を成功へと導いたようです。

さらに、ペットボトルを再利用して遊ぶことができる点も見逃せません。

「ボトルマン」を持っていれば、使い終わったペットボトルの本体を的に、キャップを弾にしてシューティングすることができるんです。

そして、ペットボトルの「分別」や「遊び終わったあとのリサイクル」について商品パッケージなどで子供たちに環境の大切さを伝えています。

そうした点が環境配慮の自社基準を満たしている玩具「エコトイ」※として認定されています。

環境を保全し、持続可能な社会を目指すことが大切とされている今、子供たちが遊びながらゴミの分別やリサイクルについて考えるきっかけになるという意味でも、注目が集まっているのかもしれませんね。