イギリスでは医療は基本、無料です。(プライベートの医療にかかる時は有料です。)妊娠が発覚したら、まずはかかりつけの病院(GP)に行き、出産予定日を確認してもらいます。
出産当日で退院!?出産費用は無料!イギリスでの妊娠と出産事情
4,177 View私はイギリス在住歴11年、5歳と3歳の女の子を子育て中です。イギリスでの子育てについて発信していきます!今回はイギリスでの妊娠・出産事情を経験を元にお伝えいたします。
妊娠中、どのくらい病院に通う?!
次の診察は妊娠12週目です。それまでに何の問題もない場合、ここで初めて赤ちゃんのスキャンをしてもらいます。実際、12週目まで赤ちゃんを見る事ができないので、この初めてのスキャンはとてもドキドキしました。ここで心音も確認してもらえます。
12週目で診察してもらった後、次の診察は20週目。
ここでもスキャンをして、心音を確認してもらいました。スキャンはこの2回だけで終わります。そして、病院によりますが、この時点で性別を教えてもらえます。
長女の場合、何の問題もなく教えてもらえました。次女の時は、違う病院での出産で、この病院のポリシーで性別は教えてもらえませんでした。のちに、日本に一時帰国した際に、日本の産婦人科で次女の性別を確認しました。この後は36週目まで月1回の検診、36週目以降は週1回の検診でした。※個人差はあります。
いよいよ出産!
ここからは日本と大きく違うと感じたところです。日本の場合、出産費用は手当の補助はありますが個人負担が原則で、出産してから1週間くらいは病院に入院することができますよね。イギリスの場合、出産費用がかかりません。そして、出産ができる病院も限られているため、病室、ベッドにも限りがあるため、びっくりされるかもしれませんが、出産時に母子共に何も問題がなければ、出産当日に退院となります。
私の長女出産の場合、長女が3,900gと大きい赤ちゃんだったので、私の出血がひどく2日間その病院に入院しました。3日後には退院です。
次女の場合は36週で生まれて来てしまったので、呼吸が少し不安定だったこともあり、保育器に2日間程入っていました。これまた2日入院、3日目には退院です。
出産後のケア
出産後、1週間以内に助産婦さんが自宅に来て、母子の様子を診てくれました。この時は主に、母乳のあげ方をきちんと教えてくれます。その後、3週間ほどしてからまた助産婦さんが自宅に来て、乳児の体重を計り母乳の量、粉ミルクの必要性などを確認してくれました。
イギリスと日本の良いとこ取りで子育て
イギリスと日本、色々なことがたくさん違います。イギリスで当たり前な事が日本でとんでもない事だったり、またそれの逆だったりします。最初はとても戸惑いましたが、周りの家族、友人に支えられて何とか楽しくイギリス生活を送っています。
これからもイギリスの良い所と日本の良い所を合わせて、子育てを楽しみたいと思います。
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