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公開 2015年07月31日  

【体験談】出産後退職から再就職!私が再び仕事を始めようと思った理由

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子どもなんて好きじゃない、自分のことでいっぱいいっぱい…という考え方だった、私。旦那さんと出会い、子どもを産むことを決意し、無事に元気な息子と出会うことができました。出産後に仕事を退職しましたが、再び仕事を始めました。なぜ私が再び仕事を始めようと思ったのか、体験談をご紹介します。

出典:https://instagram.com/p/3bSvE9DVpD/

出産後、退職を決めました

私が結婚したのは、今から4年前。当時26歳、ふたまわり上の旦那さんと入籍しました。旦那さんの年も考え、子どもはできるなら早めに、と思っていたところ、その年の暮れに妊娠がわかり、翌夏に元気な男の子が生まれたのでした。



私は昔から、いろんなことに挑戦するのが大好き、出かけるのも大好き。話の通じない子どもなんて興味ない!という考え方でした。しかし、結婚したことで、産めるうちに産んでみよう、と子どもを産むことを決意しました。



当時の勤め先には、子どものいる社員はゼロ。時短勤務なんてとんでもない、時間の融通が利かない、なおかつ病気やらなにやらで休む可能性のある人にいられても、困る、というのが、産休前の面談で聞かされた会社の判断でした。当時、働き方に悩んでいたこともあり、産休の後に、退職しました。

2年間の専業主婦、子育ての毎日

そして、約二年間の専業主婦生活に入ります。よく、出産はゴールではない、といわれますが、まさにそれでした。子育ては、休みなく続きます。私にとって子育ては、息子の生活を第一に考え付きそうことでした。



最初の一年は、授乳、夜中の授乳、大量のうんち、離乳食を作る、食べさせる。そして児童館に行き、ハイハイの練習。次の一年は、あんよの練習と、やっぱり離乳食。夜泣きの克服。それは、たくさんのすてきな表情を見せてくれる息子と過ごす、かけがえのない時間でした。



しかし、断乳も完了した一歳半を過ぎたあたりから、感じ方が変わってきました。息子が毎日公園や児童館に繰り出す合間に、買い物、食事、洗濯をこなします。とても充実した毎日でしたが、これでは、私の人生の大半の時間は、息子のために終わってしまう、と感じました。



私は、私が今まで見たり聞いたり学んできたことを、他人との関わりに活かしたい。そしてできれば金銭的な報酬がほしい。そのために、私の代わりに食事を作ったり息子と一緒に公園に行ったりしてくれる人が必要だと、考えました。

再就職と引越し、そして認可外の保育園に

そして、就職活動を始めます。しかし、年齢のせいか、職歴のせいか、あるいは子どもがいるからか、一向に就職先は決まりませんでした。諦めがつかなかったところ、ついに一社から内定を得て、就職が決まります。



今度は保育園探しです。季節はちょうど春。認可保育園の申し込みはとうに終わり、定員いっぱいで保育園はスタートしています。それならば、と自宅付近の認証保育園二箇所にかけ合うも、返事は「ノー」。隣の駅や駅の反対側などいくつも電話をしましたが、どこも数十人待っているとの返事で、入れませんでした。



仕方なく、以前住んだことのある他県の私鉄駅付近に問い合わせると、なんと入園可能というではありませんか!これで働ける!と、涙が出るほど嬉しかったです。入園に合わせて、一時的に2時間の通勤時間のエリアへ引越しをすることになりました。



この県外の保育園に通い数ヶ月、なんと自宅付近の認可外保育園から入園の許可連絡が来ました。夏の終わりに転園し、通勤も楽になり、非常にラッキーでした。

大切なことは?

子育てというと、子どものことに目が行きがちですが、子どもと一緒にいるパパママが、自分の人生に誇りを持って過ごしていることが大切だと私は考えています。自分を大切にできるパパママを見て育つ子どもは、自分自身を大切にすることができ、そして周囲の人を大切にすることができると信じているからです。だからこそ私は、働きたいという自分の希望に正直に動き、少々強引な手段にも思えましたが引越しもして、希望を叶えました。



今でも平日はもちろん休日も、あまりたくさん子どものための時間を取れないこともあります。それでも、一緒にいられる時間には、めいっぱい心理的な欲求を叶えてあげることを大切にしています。そうすることで、息子はきっと、私が彼を愛していることを理解してくれる、と考えています。



今回は、私の体験談を紹介させていただきました。一人でも多くの方が、ママパパになっても自分の人生を楽しむことができる、そのための考え方のヒントになればいいなと思います。

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