こんにちは!8歳双子と4歳末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。
今年の春、末っ子のすぅちゃんは幼稚園の年中さんになりました。
初めてのクラス替えがあったのですが、年少さんの時には全然なかった「行き渋り」がありました。
バスに乗るのを嫌がる嫌がる……。
家にいる時から「幼稚園行きたくない!」と言って、玄関に出るまで一苦労。
バスに乗せてしまえば大人しくなるそうなのですが、バス停まで連れて行くのが本当に大変でした。
娘の話を聞いていると、どうやら、クラス替え早々から年少さんの時の先生が恋しくなってしまった様子。
ずっと「モミチ先生がよかった……」と言っていました。
しばらくすれば慣れるかなと思っていたのですが、夏になっても行き渋りは解消されませんでした。
すると、現在の担任のユキ先生はこんなことを教えてくれました。
「それが、すぅちゃん的には嫌なのかもしれません」と、先生もなんとなく心当たりがあるとのこと。
ユキ先生は必要な場面で適切に指導してくださっており、年少さんの時のモミチ先生が特別大らかだったか、もしくはモミチ先生の時は年少さんだったので、ある程度のことは多めに見てくださっていたのだと思います。
年中さんになると、年少さんの時よりも、いろいろなことを自分でやらなければなりません。
お着替え、手拭きタオルの用意、手洗いなどを時間通りにこなすためには、遊んでいる時間はないのです。
そんな時に、先生が遊んでいる子を指導するのは当たり前のことなのですが、娘としては年少さんの時の指導と“差”を感じてしまい、「怒られてる!」と思っているのかもしれません。
先生と話すことで、娘が行き渋る理由が分かってすっきりしました。
この個人面談以降は、私も娘がきちんとご用意できるように、そして幼稚園を楽しく思えるように、持ち物を好きなキャラクターのものに新調してみたり、あえて先生の話題を出すように話しかけてみたりするようにしました。
夏休み後も変わらず行き渋りが見られましたが、運動会やお芋掘りなど、様々な幼稚園行事を経験していきました。
そして11月、おゆうぎ会の練習が始まった頃のこと。
少しずつ娘の様子が変わってきました。
おゆうぎ会のダンス練習のことや、ユキ先生のことを、とっても楽しそうに話すようになりました。
ちょうど新型ウイルスの感染状況が緩やかになり、いろいろな行事が復活してきた頃のことです。
運動会やおゆうぎ会の練習など様々な活動を経て、先生との仲が深まってきたように思いました。
おゆうぎ会本番。
先生が考えて1ヶ月以上指導してくださったであろうダンスを、娘は最後まで完全に踊りきりました。
おゆうぎ会の後、あんなに「いや~!」と言っていたユキ先生の手にぶら下がりながら、楽しそうに話す娘の姿がありました。
それを見て、先生との絆の深まり具合に、心の中で号泣したのは言うまでもありません。
娘は今では、「ユキ先生と離れたくないよぅ。『ずっと一緒にいたいです』って手紙に書いて!」と私に言うくらい、ユキ先生のことが大好き。
家でのお支度の際にもふざけず進められるようになってきており、娘の成長を感じるとともに、根気よく指導してくださったユキ先生には感謝の気持ちでいっぱいです。