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公開 2022年11月11日   更新 2022年11月12日

たとえ覚えていなくても…。子どもと“できない約束”で駆け引きをしたくない理由

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この気持ちは、忘れたくないのです。


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まいどおおきに!

子育てを始めるにあたって、「子ども相手であっても、なるべく整合性のとれた話をしよう」と誓いを立てた系オカン、さとえみです。


特に、子どもをだます形で駆け引きするようなやり方は好きではなく……。

もちろん完璧にとはいかないこともありますが、なぜこのように考えるようになったかというと……?

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子どもは意外と、大人が言ったことを覚えている


オカンは子どもの頃、大人に言われた「嘘」をよく覚えている系の子どもでした。

大人の言葉を聞いて、子ども心に「それってウソとちゃうん……?」と思ったこともありますし、それを指摘したこともあります。

でも、そんな時はなぜか大人に怒られたり、「お前もいつか子育てをすれば分かる」と言われたり。

「子どもが大人に向かってそんなことを言うのは、生意気だ」と言われたこともありました。


こうした経験は、当時はもちろん、大人になった今でも覚えています。

大人が自分の意見を正当化しようとしていたことや、口先だけで子どもをコントロールしようとしていたことは、「子どもだった自分が、一人の人間として認めてもらえなかった経験」として心に残っています。

(※あくまで、私が生まれ育った環境においての話です。)


そして親になった今、自分はこうはなるまいと自戒しているのです。

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「ひとりの人間」として向き合うと……


私は幼い頃のこうした記憶を鮮明に覚えていますが、みんなが同じわけではないかもしれません。

でも、「親ができないと分かっている約束はしない」とか、「子どもに何か期待させておいて、裏切るようなことはしない」といったことは、親子の信頼関係を築く上でやはり大切だと思います。


もちろん、子育ては大変です。

イライラすることもたくさんあります。

でも、「ひとりの人間」として子どもと真摯に向き合おうとすると、できない約束で駆け引きをするような気持ちには、やっぱりなれないのです。

子どもがそれを覚えていても、たとえ覚えていないとしても。


ほなまたね!

※ この記事は2024年11月10日に再公開された記事です。

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