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公開 2023年05月18日   更新 2023年09月01日

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴は?身長・体重や睡眠時間、お世話のポイントをご紹介

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生後7ヶ月の赤ちゃんを育てていて、「どうして夜になると大泣きするの?」「人見知りするようになったけれど…これって悪いこと?」と不安になっている方もいるのではないでしょうか。生後7ヶ月の赤ちゃんには、心と身体の成長によってさまざまな変化が現れます。本記事では、生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴や、お世話するにあたって知っておきたいことについて説明します。


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生後7ヶ月の赤ちゃんの身長・体重はどのくらい?


生後7ヶ月の赤ちゃんの身体は、どれほど成長しているのでしょうか。

まずは、生後7ヶ月の赤ちゃんの身長および体重について説明します。

なおここでご紹介している数値はあくまで目安です。

赤ちゃんによって成長のスピードは異なるため、数値から外れていても大きな問題はありません。

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生後7ヶ月の身長の目安

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厚生労働省「乳幼児(男子)身体発育曲線(身長)」
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厚生労働省「乳幼児(女子)身体発育曲線(身長)」


生後7ヶ月の赤ちゃんの身長は、男の子で65.0~73.6cm、女の子で63.1~71.9cmほどになるのが平均的です。

身長の伸びに合わせて、服のサイズも切り替えていきましょう。

なお赤ちゃんの成長には個人差があるため、もし上記の数値に沿っていなくてもほとんど問題ありません。

参考:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査 Ⅱ 調査結果の概要」

生後7ヶ月の体重の目安

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厚生労働省「乳幼児(男子)身体発育曲線(体重)」
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厚生労働省「乳幼児(女子)身体発育曲線(体重)」


生後7ヶ月の赤ちゃんの体重目安は、男の子で6.73~9.87kg、女の子で6.32~9.37kgほどです。

生まれたばかりの頃よりも成長スピードが遅くなり、「あまり体重が増えなくなったけれど大丈夫なの?」と心配する方もいるでしょう。

しかし少しずつでも増加が見られるのであれば、心配はいりません。

参考:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査 Ⅱ 調査結果の概要」

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴


以下では、生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴について説明します。

ずりばいやグライダーポーズなど、新しいことが次々とできるようになる姿を楽しく見守りましょう。

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支えなしでお座りできるようになる


生後7ヶ月の赤ちゃんは、支えがなくてもひとりでお座りができるようになるでしょう。

しかしまだ座っているときの姿勢は不安定なので、ふとした瞬間にバランスが取れずに倒れてしまう危険性もあります。

お座りが安定してできるようになるまでは、マットを床に敷くなどしてケガ防止に努めましょう。

参考:厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために-0~3歳までのお子さんのお母さんへのヒント集-」

グライダーポーズをとるようになる

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生後7ヶ月の赤ちゃんの中には、グライダーポーズをとるようになる子もいます。

グライダーポーズとは、うつ伏せの状態から背中を反らして手足を大きく伸ばす、まるで飛行機のようなポーズのことです。

腕を開いて身体のバランスを保てることは、手指を開いたり閉じたりして、物をしっかり掴めるようになることを示しています。

ずりばいができるようになる


ずりばいとは、ハイハイができない赤ちゃんが足や腕を使って、お腹を床につけた状態で身体を引きずるように這って移動することです。

首がすわって寝返りやうつ伏せに慣れてくると、赤ちゃんはずりばいを始めるでしょう。

慣れないうちは上手に前に進めず、後ろに下がったりぐるぐる回ったりすることもあります。

そうしているうちに、身体の筋肉が発達してハイハイや1人立ちにつながるのです。

なお、ずりばいやハイハイをする時期には個人差があるので、生後7ヶ月でできなくても心配する必要はありません。

参考:厚生労働省「平成 22 年乳幼児身体発育調査報告書」

夜泣きする子が多くなる


一般的に、夜泣きのピークは7~8ヶ月頃であるといわれています。

夜泣きが多くなる理由は解明されていませんが、不安や眠れなさ、生活リズムのズレなどが考えられます。

夜泣きの有効的な対策は赤ちゃんによって異なりますが、添い乳や抱っこなどが効果的です。

夜泣きは成長段階における一時的なものなので、やがて落ち着いてきます。

ただし夜泣きがクセにならないように、早寝早起きを意識して日中はお散歩に出かけるなど生活リズムを整えましょう。

参考:慶厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために-0~3歳までのお子さんのお母さんへのヒント集-」

人見知りが始まる


生後7ヶ月頃になると、赤ちゃんの人見知りが始まります。

これは、赤ちゃんの脳が発達し、いつも近くにいるパパママと他の人との区別がついている証拠です。

人見知りの程度は赤ちゃんによって異なり、知らない人を見ただけで泣き出してしまう子もいます。

そのようなときは、パパママがやさしく抱っこして安心感を与えてあげてください。

参考:厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために-0~3歳までのお子さんのお母さんへのヒント集-」

生後7ヶ月の赤ちゃんのうんち・おしっこ

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離乳食を始める子も多くなる生後7ヶ月頃には、うんちの色は茶色に、硬さは硬めになってきます。

しかしまだ消化機能が発達しきっていないため、体調や食べ物の種類によって硬さや色が変化したり、食べ物がそのまま出てきたりすることもあるでしょう。

排泄機能が発達するにつれて、膀胱に尿を溜めておけるようになるので、おしっこの回数は次第に減っていきます。

それでも、生後7ヶ月頃のおしっこの回数は約10~16回と多めです。

おしっこの回数が多いのは、栄養を十分に摂取できているしるしです。

生後7ヶ月の授乳間隔・授乳量

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生後7ヶ月の赤ちゃんは離乳食が始まっているはずなので、母乳やミルクは食後に与えましょう。

母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ、ミルクは1日600~800ml程度を目安に3回ほどに分けて与えてください。

参考:子育てあっとなら|奈良市の子育ておうえんサイト「赤ちゃんの食事」

生後7ヶ月の睡眠時間

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生後7ヶ月の赤ちゃんに必要な睡眠時間は1日14~15時間程度です。

午前と午後1回ずつのお昼寝が望ましいですが、お昼寝しすぎると夜眠りにくくなるので、程よい時間に起こしてあげましょう。

この時期の赤ちゃんを夜スムーズに眠らせるためには、子守歌を歌ってあげたり、温かいお風呂に入れてあげたりと、寝る前の入眠ルーティーンを作るのがおすすめです。

就寝時には赤ちゃんをベビーベッドに仰向けで寝かせて、1人で眠る練習をするのもいいでしょう。

ママが離れると激しく泣く場合は、赤ちゃんの傍に戻ってやさしく寄り添います。

そうしているうちに、夜泣きは次第に収まっていくでしょう。

参考:厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために-0~3歳までのお子さんのお母さんへのヒント集-」

生後7ヶ月の赤ちゃんをお世話する際のポイント


生後7ヶ月の赤ちゃんは、お座りやずりばいができることで可動範囲が大きくなり、転倒などのリスクも高まります。

ここからは、生後7ヶ月の赤ちゃんをお世話するポイントについてご紹介します。

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事故防止に努めよう


消費者庁が実施した調査によると、乳幼児の育児経験がある方のおよそ4割が育児中に転落事故の経験があり、そのうちのおよそ3割が医療機関を受診した経験があるといいます。

生後7ヶ月頃は、ずりばいやお座りができるようになることから、転落事故に十分な注意が必要です。

転落事故を防ぐためには、段差や階段のある場所に柵を設置するなど、適切な対策を講じておきましょう。

参考:消費者庁「子どもの転落事故に注意! - 落ちるまではあっという間です。事前の対策で事故防止を -」

あいち はぐみんねっと「月齢・年齢別で見る起こりやすい事故(乳幼児の事故)」

離乳食は舌でつぶせる柔らかさに

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赤ちゃんが離乳食に少し慣れてきたら、舌でつぶせるくらいの柔らかさに調整してみましょう。

食べさせる際には、平らなスプーンを下唇に乗せて、上唇が閉じるのを待ちます。

1日1回食から2回食に進め、食品の種類も少しずつ増やしてみてください。

参考:厚生労働省「2019年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業「授乳・離乳の支援ガイド」の普及啓発に関する調査研究」

歯のケアをしよう


上下の前歯が4本ずつ生えそろったら、歯ブラシを使った歯のケアをスタートしてみましょう。

初めての歯ブラシは、小さく柔らかめのものがおすすめです。

歯のケアを始めるとはいえ、生後7ヶ月の時期は間食も少なく、唾液の自浄作用で口の中を十分清潔にキープできます。

まずは歯を磨くことよりも、歯ブラシを口の中に入れる感覚と習慣を身につけることを目的としましょう。

参考:慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイトKOMPAS「小児歯科疾患」

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まとめ


今回は、生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴やお世話のポイントについて説明しました。

生後7ヶ月の赤ちゃんは、ずりばいやお座りなどが上手にできるようになり、感情もますます豊かになります。

夜泣きと上手に向き合いながら、赤ちゃんの成長をサポートしましょう。

※ この記事は2024年11月17日に再公開された記事です。

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