函館の観光名所、五稜郭公園の近くにある『函館おたふく堂』。北海道南部の今金町産の「鶴の子大豆」から作った豆乳をふんだんに使ったシフォンケーキ「豆乳しふぉん」が看板商品。しっとり、もっちりとした食感です。おからを使い、しっとり、さくっとした食感のボーロが口の中でほろっと崩れる「おからボーロ」も人気商品です。どちらも素材の自然な甘みを味わえます。
人気の理由は、道南産や北海道産の素材を使い手作りにこだわっていることや、糖類や油分、添加物の使用をなるべく控えたお菓子を手作りしている点です。種類も豊富で、看板商品の「豆乳しふぉん」は30種類、「おからボーロ」は15種類。果物や野菜も使った豊富なバリエーションです。そのほかにも、豆腐を使ったケーキやスイートポテト、スコーン、クリームチーズタルトや、おからクッキーなどの焼き菓子、お店の奥のショーケースには、ショートケーキやプリン、純生ロール、ムースなどの生菓子が並びます。
30種類もの「豆乳しふぉん」を常時お店に並べられるのは、焼きたてより2～3日後からの方が、味がなじんでおいしくなるというシフォンケーキの特徴があるからだそうです。「豆乳しふぉん」は冷凍で1ヵ月保存可能。その保存期間の中で、解凍後の賞味期限は4日間です。おみやげとして国内遠方への発送を依頼するお客さんもいるそうです。
普通の大豆よりショ糖の割合が高く、自然の甘みがたっぷりの今金町産の「鶴の子大豆」から作った豆乳。一般的な豆乳を使ったシフォンケーキに比べ、2倍の量の豆乳を入れ、糖類や油分をなるべく使わず、卵は卵白だけを使っている「豆乳しふぉん」。自然な甘みが生きるだけでなく、カロリーも抑えられています。膨張剤は使わず、卵白と小麦粉のメレンゲで膨らませているそうです。
糖尿病などの成人病の割合が高くなる世代でも甘いものを食べたいという方がいるので、そういう方々にも安心してシフォンケーキを食べてほしいという社長の願いが込められていますが、口コミで人気が広がり、赤ちゃんや小さなお子さん連れの方の来店や、遠方に住む身内のお子さんに発送する方も少なくないそうです。
ぜひ、北海道の素材にこだわった焼き菓子、ちょっと贅沢なおやつにお取り寄せしてみてはいかがでしょうか？
そして、お店では、焼き菓子のほとんどが試食することができます。旅行で函館を訪れることがあったら、ぜひぜひ、お立ち寄りくださいね！ 現在函館市在住の私からの、オススメ情報でした。
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