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公開 2023年06月20日  

ベビースイミングを始めるならいつから?その効果は?必要な持ち物や心がまえも

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ベビースイミングは、赤ちゃんから始められる習い事の1つです。子どもの習い事デビューにピッタリな習い事ですが、いつから始めるか悩むパパママも多いでしょう。今回は、ベビースイミングを始めるタイミングや効果などを詳しく解説します。あわせて、必要な持ち物や始めるときの心がまえも紹介するので、ぜひご参考にしてください。


目次 ベビースイミングはいつから始めるといい?
ベビースイミングで期待できる効果・メリット
ベビースイミングで注意したいデメリット
ベビースイミングの具体的なレッスン内容
ベビースイミングに必要な持ち物
ベビースイミングを始めるときの心がまえ
ベビースイミング教室を選ぶコツ
ベビースイミングに関するよくあるQ&A
初めての習い事にはベビースイミングがおすすめ!

ベビースイミングはいつから始めるといい?

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一般的に生後6か月頃から参加できる教室が多い


ベビースイミングは、0歳から始められる教室が多く、一般的に生後6か月からが対象とされていますが、明確な基準は教室ごとに異なります。

最近では、赤ちゃんの首が座っていることが要件としている教室も多いため、事前に確認しましょう。

教室の要件に加えて、1人で座れるようになっていると、レッスン前後の準備中に1人で座って待っていられるのでパパママとしては安心です。

また、始める前にパパママが赤ちゃんを習い事に連れて行けるかも考えてみるとよいでしょう。


ベビースイミングで期待できる効果・メリット

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赤ちゃんから始めることで今後の成長にも効果のあるベビースイミング。

ここでは、ベビースイミングで期待できる効果やメリットをご紹介します。


水への恐怖心が軽減できる


家では、お風呂や水遊びを嫌がってしまう子でも、パパママと一緒のベビースイミングを始めることで水の中を楽しむきっかけになるでしょう。

水に慣れていくことで、家でのお風呂もスムーズに入ってくれる効果も期待できます。

また、保育園や幼稚園に入園してからも水遊びやプールを抵抗なく楽しめる効果も期待できます。


運動機能の発達を促す


スイミングをはじめ、スポーツを続けると健康を保ちやすくなる働きがあります。

なかでも、全身運動であるスイミングには、呼吸機能や全身の筋肉、体幹機能を高める効果も期待できるため、運動機能の発達を促せるでしょう。

また、水の浮力に助けられながら運動できるため、陸上で運動するときと比べて体への傷害が出にくいといわれています。

比較的安全に運動能力を鍛えられるスイミングは、赤ちゃんの運動機能の発達への効果が期待できる習い事です。


「健康づくりを目的とした水泳のメリットとデメリット」

生活リズムが整いやすくなる


水中で全身を動かすベビースイミングは、参加後にほどよい疲労感を得られ、夜はぐっすり眠れる傾向にあります。

日中にレッスンを受けることで、適切な時間に食事を取るようになったり、休息を必要としたりと生活リズムも整いやすいでしょう。

赤ちゃんが夜にぐっすり眠ってくれることは、夜の寝かしつけに苦労しているパパママにとっても嬉しいメリットです。


社会性を身につけるきっかけになる


レッスンに参加すると、自然とほかの赤ちゃんやパパママと触れ合う機会が増えます。

保育園や幼稚園に通う前の赤ちゃんにとって、交友関係や世界を広げるいいきっかけになるでしょう。

また、子どもが小さいと、新しいコミュニティを作ることに躊躇してしまうパパママもいるでしょう。

赤ちゃんの時期の習い事は親子での参加が多いため、そんなパパママにとっても嬉しい交流の場です。


親子のスキンシップが増える


ベビースイミングは、パパママと子どもが一緒に触れ合いながら行う習い事です。

普段は忙しくて、じっくり子どもと関われないパパママもベビースイミングを通し、必然的に触れ合う時間が確保できるでしょう。

パパママとの触れ合いは、子どもの情緒を安定させる効果が期待できます。

安定した心は、子どもの五感の成長や発達を促すきっかけにもなるでしょう。


ベビースイミングで注意したいデメリット


多くのメリットがあるベビースイミングですが、事前に気に掛けておきたいデメリットもあります。

始めてから後悔しないためにも、事前に把握しておきましょう。


感染症にかかるリスクが高まる


同年代の子どもと関わる機会が自然増える習い事は、子どもに多い感染症にかかるリスクも高まります。

ただ、成長する中で、まったく病気をせずに生きていくことは困難です。

子どもは、病気を繰り返しながら免疫力を身につけていくため、あまり気にしすぎないほうがよいでしょう。

子どもの健康に気を配りつつ、適度な予防を心掛け、子どもが楽しめる経験を重ねていくようサポートするのがパパママの重要な役割です。


水中毒になる可能性がある


水中毒とは、短時間に多量の水を飲むことで、血液中の塩分濃度が低下して、頭痛やめまいなどの症状があらわれるものです。

幼い子どもは、まだ「水を飲んでいい・いけない」の判別をするのが難しく、スイミング中に無意識に多量の水を飲んでしまう可能性があります。

パパママや指導者がしっかりと見守り、子どもが多量の水を飲んでしまわないように気を付けましょう。


着替えや準備などのパパママの負担が増える


赤ちゃんは1人で準備ができないため、パパママのサポートが不可欠です。

子どもの様子を見つつ、準備や後片付けをすることに負担を感じるパパママもいるでしょう。

ただ、周りには同じように悩みを抱えているパパママもいる可能性もあります。

ママ友と協力するなどの工夫をすることで、負担を軽減しつつ習い事を楽しめる余裕が生まれるでしょう。


ベビースイミングの具体的なレッスン内容

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【具体的なレッスンの例】
・パパママが抱っこしながら水中を歩く
・パパママがサポートして水に浮かせる
・水中でおもちゃ遊びをする
・水中で手足を動かす
・水中での呼吸の仕方を学ぶ
・水中で目を開ける
・水中に潜る


ベビースイミングの教室で共通して、水に慣れることを目的とした水遊びなどのレッスンが多い傾向です。

子どもの年齢や発達に合わせて、泳ぎの練習につながるようなレッスン内容が増えます。

たとえば、手足を動かしてみたり、水中に潜って、目を開けたり、呼吸をしたりなど、バリエーションが広がり、だんだん水中で活動する楽しさが感じられるようになっていくでしょう。

習い事を通して母子分離を行うこともありますが、子どもが水中での活動に慣れてきてから検討しましょう。


ベビースイミングに必要な持ち物


【主な持ち物】
・水着
・キャップやゴーグル
・水遊び用のおむつ
・バスタオル
・着替え
・濡れた着替えを入れる袋
・防水のバッグ
・飲み物


水着、キャップ、ゴーグル、着替えは、子どもとパパママの分の両方を準備しましょう。

教室によっては、水着やキャップが指定されている場合もあるので、事前の確認が必要です。

指定のない場合、子どもの水着は、動きやすいワンピースタイプがおすすめ。

おむつは、水遊び用を用意しましょう。

水遊び用であれば、水中でもうんちやおしっこは漏れない構造になっています。

また、普通のおむつと違い、プールの水を吸って膨れる心配もありません。

また、バッグは防水がおすすめです。

更衣室では、ほかの人も一緒に着替えているため、着替えなどの水濡れ防止に役立ちます。

あわせて、濡れた水着を入れる袋や水分補給用の飲み物も必須なので、忘れないように準備しましょう。


ベビースイミングを始めるときの心がまえ

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レッスンをはじめてすぐは、水を怖がり、上手く馴染めない子どもも多いでしょう。

子どもがなかなか慣れないと、心配になるパパママもいると思います。

ただ、誰しも新しく始めたことをすぐに楽しめるわけではありません。

まずは、気長に見守るところからはじめてみましょう。

ベビースイミングを始めるときには、次の心構えを覚えておくと安心です。

・はじめは水を怖がり泣いてしまう子どもが多い
・慣れるまでの時間は個人差がある
・徐々に慣れていけるよう、無理強いはしない
・焦らずに楽しめるよう見守る
・パパママ自身も楽しみスキンシップを大切にする


ベビースイミング教室を選ぶコツ


・体験レッスンがあるか
・雰囲気・方針は合っているか
・通いやすい費用・場所であるか


教室を選ぶときには、なるべく事前に体験レッスンに参加しましょう。

体験レッスンでは、実際に教室の雰囲気や方針、通っている人などを自分の目で見れるため、通い始めた後とのギャップが最小限にできます。

また、費用や場所も重要なのでチェックしましょう。

無理なく通い続けるためには、「年会費や教材費にも無理はないか」「雨でも通える場所か」も大切です。

子どもだけではなく、パパママに合っているのかも大切なポイントなので、体験レッスンに行く際は、事前に確認しておきたい内容を用意しておくと安心でしょう。


ベビースイミングに関するよくあるQ&A


ベビースイミングを始めたくても、気になることや不安なことがあると、なかなか踏みだせないパパママもいるでしょう。

今回は、ベビースイミングでよく聞かれるQ&Aをまとめたので、ぜひご参考にしてください。


Q.ベビースイミングが「意味ない」といわれるのはなぜ?


A.ベビースイミングには、疾患などの治療や予防に効果があるか医学的な根拠はないため、「意味がない」という人もいます。

ベビースイミングは、水に慣れることを重視するレッスンが多く、泳ぎ方を習得したり、特定の疾患の予防や治療の効果を認められたりしいているわけではありません。

そのため、ベビースイミングをはじめても、目に見える効果は少ないでしょう。

このような点から、「意味がない」と言う人がいるのも事実です。

ただ、前述した「ベビースイミングで期待できる効果・メリット」も多くあるため、まったく意味がないわけではないでしょう。


国立成育医療研究センター「低年齢でのスイミングスクールへの参加は その後の喘鳴(ゼーゼー)や鼻炎に対して予防や治療効果なし ~アレルギーの予防や治療を目的とした過度な推奨へは注意が必要~」

Q.ベビースイミングはパパも参加できる?


A.パパも参加できます。

一般的にママだけではなく、パパも付き添いOKである教室が多いでしょう。

ただ、教室によって、パパが付き添う場合の条件がある場合もあるため、体験レッスンのときに確認できると安心です。


Q.ベビースイミングは保護者にとってメリットはある?


A.子どもとスキンシップをとりながら、パパママも運動不足が解消できます。

ベビースイミングでは、基本的にパパママも子どもと一緒に水中で全身運動を行います。

そのため、普段運動習慣がないパパママにとっては、運動するいい機会になるでしょう。

子どもと一緒に活動することで、子どもとのスキンシップも取れるため、親子関係にもよい影響が期待できます。

また、習い事内での交友関係も広がりやすいため、新しいコミュニティをつくるきっかけにもなるでしょう。


Q.ママが生理中・妊娠中のときはどうする?


A.生理中は控えるのがベスト。妊娠中は医師に相談してみましょう。

生理中は、自分の体調面や衛生面を考え、基本的にレッスンを控えるのがおすすめです。

妊娠中に関しては、医師の同意があれば、参加可能な教室もあります。

ただ、どちらも無理は禁物です。

体調が優れない場合は、レッスンをお休みしたり、パパに参加を頼んだりなど、教室に相談しながら臨機応変に対応しましょう。


Q.ベビースイミングの平均料金は?


A.平均料金は5,000~10,000円ほどです。

レッスン内容や教室の立地などによって、料金は異なります。

教室ごとに料金を設定できるため、気になる教室がある方はいくつか比較してみるとよいでしょう。

また、キャンペーン中や知り合いの紹介があれば、入会金などが割引になることも。

入会を検討しているパパママは、身近な通っているパパママに相談したり、こまめにHPを確認したりしてみましょう。


初めての習い事にはベビースイミングがおすすめ!


赤ちゃんから始められるベビースイミング。

多くのメリットや効果が期待できるベビースイミングは、子どもの初めての習い事にもピッタリです。

子どもと一緒にパパママも楽しめる習い事のため、同時に子どもとの時間も大切にできるでしょう。

習い事を始めるのに適したタイミングは、子どもによって個人差があります。

ただ、事前にベビースイミングについて知っておくことで、スムーズに始められるでしょう。

親子で楽しむ習い事候補の1つに、ベビースイミングも検討してみませんか?


※ この記事は2024年10月20日に再公開された記事です。

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