まいどおおきに!生理の2日目はどう気をつけても服を汚してしまう系オカン、さとえみです。
さてさて我が家の娘たちも、いわゆるお年頃になりました。
オカンは自分の経験から、あらかじめ生理用品を用意しておくように勧めましたが……
ベルギーの現地中学校に通う長女に話を聞くと、生理用品を常備しておく必要はないとのこと。
最初は「そんなことないやろ〜?」と、うがった気持ちで話を聞いていたオカンでしたが、どうもそれは本当のようで……。
トイレに行けば専用のボックスが置いてあって、そこに生理用品が入っている。
生理用品はナプキンとタンポンの2種類があり、どちらを選んでもいいし、どれだけ使ってもいいのだそう。
なにそれ!めちゃくちゃありがたいや〜ん!?
一応日本でも、保健室に行けば生理用品は無料でもらえると聞きます。
でも、保健の先生にいちいち言わなければならないし、それが頻繁だとイヤミを言われたりするという話を聞いたこともあります。
そもそもトイレに直行したいところなのに、わざわざ保健室を経由しなければいけないのもツラい。
ただでさえ、生理中は体がだるかったりもするのに……。
生理中に下着や服を汚してしまったりすると、気持ちとしてもゲンナリするのに……。
でも、トイレに直行して生理用品が手に入るというシステムならば、こうした悩みもかなり軽減されます。
そう考えると、ベルギーの長女の学校の取り組みは画期的。
いや、画期的を通り越して革命的と言ってもいいかもしれません。
さらにすごいことには、それが国や学校が主導というわけではなかった、ということ。
長女の1つ上の先輩が、他の学校の生徒たちと協力して自治体に予算を組んでもらい……それは、ベルギーのニュースで取り上げられるまでになりました。
もちろん、実現するにあたっては、学校の先生やまわりの大人の手助けもあったことでしょう。
でもその主体性といいますか、ただでさえ言いにくいであろう生理に関する問題を、生徒たち自らが進んで解決しようとしたという心意気にシビれました。
便利な取り組みを利用できるというのはもちろんのこと、こんなに素晴らしい先輩の背中を見て大人になれる長女が、とてもうらやましいと思いました。
オカンの中学生時代には思いもつかなかった改革をしてしまう、現役のティーンズたち。
とても頼もしいです。
ほなまたね !