※漫画内にもあるように、「必ずそうしなくてはいけない」ということではありません。
私の記憶にないだけで、幼い頃の私も家族で食卓を囲むことがあったのかもしれません。
でも、私が覚えている実家での食事は、現在の言葉でいう「孤食」の状態でした。
家族が仕事で不在だったということではなく、同じ時間に同じ家にいても、食事時間はバラバラ。
食べる場所もバラバラ。
家族全員で食卓を囲んで食事を楽しむ、ということはありませんでした。
(妹と弟がいたのですが、2人がどうしていたのか全く記憶にありません)
そんな環境で育ったので、夫と出会い、「食事は大切なコミュニケーションの場でもある」という夫の話を聞いた時には、凄まじい衝撃を受けました。
今は5人の子どもたちも大きくなり、塾や習い事などで食事の時間がバラバラになることも増えてきましたが、なるべく私か夫のどちらかが一緒に食事をするようにしています。
これからも可能な範囲で「食事=コミュニケーションの場でもある」という考え方を大切にしていきたいなと思います。
コーンスープに入ったロールキャベツ。姉妹の家庭に受け継がれる母の味
思い出に残る料理を作ってくれた感謝を繋いでいきたい...