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公開 2023年07月31日  

自分はワンオペ育児?どんな状況?つらいと感じる家事育児を乗り越えるコツもご紹介

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ワンオペ育児とは、どのような状況でしょうか。ここでは、ワンオペ育児となるケースについてご紹介します。また、どんなことに育児ストレスを感じるのか、つらいワンオペ育児を乗り越えるためのコツも解説するので、ぜひ子育て中のパパママはご参考にしてください。孤独になりがちなワンオペ育児ですが、同じような育児体験談を知ることで心が少し楽になることもあるでしょう。


目次 ワンオペ育児ってどんな状況?
【ワンオペ育児とはどこから?】ワンオペ育児になるケース
ワンオペ育児のストレスの原因とは
つらいワンオペ育児を乗り越えるコツ4選
【共感!】ママのワンオペ育児体験談
ワンオペ育児は大変!コツをつかんで乗り切ろう!

ワンオペ育児ってどんな状況?

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ワンオペ育児とは、「何らかの理由により一人で仕事や家事、育児のすべてをこなさなければならない状態」を指す言葉です。

もとは、飲食店の従業員1人で店を回す過酷な労働環境を指す意味で「ワンオペ」が使われていましたが、この言葉と「育児」が組み合わされて「ワンオペ育児」といわれるようになりました。

昨今のSNSの普及により、「ワンオペ育児」という言葉が広がり、2017年の流行語対象にもノミネートされました。

【ワンオペ育児とはどこから?】ワンオペ育児になるケース

・パートナーが仕事で単身赴任をしている
・パートナーの帰宅が遅い
・パートナーが子育てに関心がなく、協力が足りない
・シングルマザーやシングルファザーである
・頼れる人や相談できる人がいない近くにいない

上記のいずれも、ワンオペ育児に当たります。

昨今でも、「家事や育児は女性が担うもの」という考えの人が一定数おり、そのような風潮が残っている影響でパートナーが非協力的なケースもあります。

シングルマザーやシングルファザーの場合には、いざというときにかかる金銭面の負担も大きく、一人で無理をしてしまいがちなのが現状です。

さらに、核家族化が進んだ現代では、頼れる人が近くにいない世帯も多く、何かあったときに相談ができず一人で頑張らなければならない場合もあります。

個人の問題だけでなく、周囲の環境によってもワンオペ育児になりやすいのです。

ワンオペ育児のストレスの原因とは


ワンオペ育児によるストレスも大きな問題です。

働き方改革が進められる中、パートナーが考える働き方との相違や、子どもの教育への考え方、また取り巻く環境は時代とともに変化しています。

相談できる相手が身近にいないと、長い間孤独な育児をすることになり、ストレスが溜まって体調不良になることもあります。

子どもを優先し、自分を後回しにしてしまいがちなため、うつやノイローゼを発症する原因にもなるでしょう。

では一般的に、どんなことで育児ストレスを感じているのでしょうか。

次の育児ストレスランキングで紹介します。

【子育てパパママに聞いた!】育児ストレスランキング

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参考:Conobie「お願い、トイレに行かせて…。育児でストレスを感じること1位は?」


ワンオペ育児で感じるストレスとして多いのが、自分の時間が少ないことです。

自分の時間には、さまざまなものが含まれます。

ゆっくり食事をとれない、トイレに行く時間がないなど、これまで当たり前にできていた時間が、子育てによって思うようにできないため、ストレスを感じる場合が多い傾向です。

子育て中は、子ども中心の生活になるため、自分のペースで物事を進められないことがあります。

慣れない育児に、ちょっとしたことでイライラすることもあるでしょう。

このような積み重ねが育児ストレスとして蓄積されていくのです。

つらいワンオペ育児を乗り越えるコツ4選

・家事を完璧にやろうとしない
・パートナーと役割分担をする
・家族や友人に話を聞いてもらう
・行政の支援サービスを利用する

つらいワンオペ育児であっても、仕方ない、と諦めるのではなく、対策を考えてみましょう。

ワンオペ育児を乗り越えるためのコツを4つ、紹介します。

家事を完璧にやろうとしない


性格的に完璧に行いたい人や、その日の家事はその日のうちに、など目標としている人もいるでしょう。

しかし、ワンオペ育児では、そのような考えは負担になる場合があります。

1日の家事の量を減らす、やらなければならないと思い込みすぎないなど、家事の負担を軽減しましょう。

具体的には、時短できる家電を利用することや、食事はすべて手作りにせず、レトルトや総菜を上手に利用する方法があります。

お金の負担は増えることもありますが、時間ができた分、心に余裕をもつこともできるでしょう。

パートナーと役割分担をする


パートナーと役割分担をすると、時間的負担だけでなく、精神的な負担も軽減されます。

話し合いの場を設けずに、なりゆきで分担を決めている家庭も多いでしょう。

内閣府の『「ワンオペ育児」の現状』(※1)によると、すべての家事育児をする母親に比べて、父親はやりたい家事育児を選択する傾向があることがわかります。

偏りがちな家事育児の分担についてパートナーとしっかり話し合い、一方に負担がかかりすぎないようにしましょう。

また、アプリのようなツールを活用し、担当している家事育児を可視化するのもおすすめです。

参考:※1内閣府「「ワンオペ育児」の現状」

家族や友人に話を聞いてもらう


両親や育児友達に悩みを聞いてもらうだけでも、ストレスが軽減します。

身近な人に相談しにくいようであれば、子育て支援センターなどの公的機関に相談するのもよいでしょう。

自分ひとりでは、悪い方向にばかり考えてしまいがちです。

人に話してみると、自分では考えつかないような前向きでよいアドバイスをもらえることもあります。

行政の支援サービスを利用する


自治体が実施している家事代行サービスを利用し、負担を軽減しましょう。

子育て応援クーポンや子育て支援パスポートなど、自治体によってさまざまなサービスがあります。

このような公共のサービスは、有料のベビーシッターや家事代行サービスに抵抗がある方にもよいでしょう。

家事代行だけでなく、美容院や飲食店など幅広いジャンルで優待されるサービスもあり、気分転換としても活用できます。

勤め先によっては、「子ども家庭庁ベビーシッター券」を配布してもらえることもあるので、上手に活用しましょう。

【共感!】ママのワンオペ育児体験談


実際のワンオペ育児体験談を紹介します。

自分だけでなかった、と共感する部分を見つけると、心が少し楽になるかもしれません。

ワンオペ育児の大変さは家事育児だけではなかった!


パパの帰りが夜遅いため、ほぼ毎日ワンオペ状態のママ。

日々のルーティンワークをこなすことに必死で、機嫌を損ねて叩いてくる子どもに注意する時間が惜しく、ママは叩かれてもスルーしていました。

しかしある日、それを見たパパが子どもに注意すると素直に謝る息子。

それをきっかけにワンオペは日々の家事育児だけではなく、教育の部分の大変さにも気づく体験談です。

2週間で限界…。壮絶!夏休みのワンオペ育児


育児は「究極のルーティン」。

毎日ご飯を作り、子どもの相手をしながら家事をこなし、お風呂に入れ、そして寝かしつけで疲れる日々。

それらすべてをワンオペでこなしていると、夏休みは大体2週間で限界に。

しかも、ワンオペだと愚痴を話す相手もいない。叫ばずにいられない、夏休みのワンオペの辛さがわかる体験談です。

戦場のお風呂場を私はこうして乗り切った!


2人の子どもをお風呂に入れるのは、まさに戦場!お風呂では、バスチェアやベビーバスなどをフル活用して、上の子→自分→下の子の順で洗います。

お風呂上がりも、風邪をひかないように考えたスピード勝負の段取りであっという間に完了。

楽になるアイテムとスピードを考えた段取りで乗り越えたお風呂体験談です。

気になるワンオペでのお風呂の乗り超え方はぜひ参考にしてください。

ワンオペ育児は大変!コツをつかんで乗り切ろう!


ワンオペ育児について紹介しました。さまざまな理由により、ワンオペ育児となる場合があります。

夫婦で役割分担をするつもりが、急な出張や転勤でワンオペになったケースや、なんとなく始まった分担により、一方に大きく負担が増えてしまった家庭もあるでしょう。

ワンオペ育児は、時間的な負担はもちろん、精神的な負担も見逃せません。紹介した乗り切るための4つのコツを参考にしていただき、できることから取り入れてみましょう。

子育ての時期は、永遠ではありません。

つらい中でも、親子の思い出がたくさんになるよう、育児環境を改善していきましょう。

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