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公開 2023年09月12日  

【パパママ必見!】林間学校とはどんな活動?バッグ選びや準備のポイント

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小学校や中学校で実施される場合が多い「林間学校」。具体的な活動内容や必要な持ち物をあまり知らないパパママもいるでしょう。直前になって困らないために、今回は、林間学校で主に行う活動やスケジュール例、必要な持ち物についてご紹介します。バッグ選びや準備のポイントも解説しますので、林間学校の予定があるご家庭はぜひチェックしてください。


目次 林間学校とは?
林間学校を実施する学年や日数
【スケジュール例つき】林間学校の主な活動内容
林間学校に行くときの持ち物・服装は?
林間学校のバッグはどう選ぶ?
【パパママ向け】林間学校の準備をするときのポイント
林間学校に関するQ&A
万全の準備をして、子どもを林間学校に送り出そう

林間学校とは?

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林間学校とは、山間や高原など自然豊かな環境に宿泊し、
キャンプや飯ごう炊飯などの活動をする行事です。


林間学校とは、小学校や中学校の行事のひとつで、山や高原など自然に囲まれた場所で宿泊し、さまざまな活動・体験をする学校行事です。

学校により時期は異なりますが、多くは春〜秋頃に実施されています。

主な活動内容は、キャンプや登山、飯ごう炊飯、川遊びなど自然に触れ合う活動です。

中には、星の観察やキャンプファイヤー、農業体験を行う学校もあるでしょう。

林間学校を実施する目的


・普段とは異なる環境で見聞を広げるため
・自然や文化などに親しむため
・集団生活を通して人間関係や社会のルールを学ぶため


文部科学省の学習指導要領では、林間学校をはじめとする「集団宿泊的行事」を行う目的を上記のように定めています。

毎日の学校生活で得る経験は数多くあります。林間学校では、学校とは異なる環境で集団生活を送るため、知識を広げたりその地域の自然を学んだりできるでしょう。

また、林間学校の実施には、集団行動を通して社会的ルールや自分の役割などを学ぶ目的もあります。

参考:文部科学省「小学校学習指導要領 第6章 特別活動」

林間学校と修学旅行・臨海学校の違い


林間学校:山間部や高原などに宿泊し、キャンプや飯ごう炊飯などを行う学校行事
修学旅行:地域の見学や観光を通して、知識を広げたり歴史を学んだりする学校行事
臨海学校:海に近い地域に宿泊し、海水浴などの野外活動を行う学校行事


修学旅行は、一般的に小・中・高校の最終学年で行う行事です。
春や秋頃に実施され、卒業する前の思い出作りの一環としての側面も持ち合わせています。

臨海学校は、山間部ではなく海に近い地域で野外活動を行う学校行事です。
主に夏に実施され、海水浴や水泳の訓練などを行います。自然の中で活動する点では林間学校と似ていますが、活動内容が海にちなんだものに限定されています。

林間学校を実施する学年や日数


一般的に、林間学校をはじめとする「集団宿泊活動」は、小学5年生や中学1年生で実施される場合が多いです。

日数については、1泊2日や2泊3日など、比較的短期で実施する学校が多い傾向にあります。

ただし、学校がある地域によっては、実施学年が異なっていたり3泊以上など長い期間で実施したりするケースも。

詳しくは、学校のスケジュールを確認しましょう。

【スケジュール例つき】林間学校の主な活動内容

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【林間学校で行う主な活動内容】
・キャンプ、キャンプファイヤー
・ハイキング、登山
・飯ごう炊飯
・火おこし体験
・星空観察
・川遊び
・フィールドワーク
・農業体験 など


林間学校では、主にキャンプやハイキング、飯ごうを使う食事作りや登山など、普段の生活では体験できない活動を行います。

具体的な活動内容は学校によって異なるものの、宿泊先の山や高原の中で、自然と密接に触れる活動が中心です。

林間学校を実施する地域によっては、その地域の特色を活かした活動として、農業体験や牧場見学などを行うケースもあるでしょう。

【1泊2日】林間学校のスケジュール例


【1日目】
8:00  学校出発
10:00  現地到着、フィールドワークなど
12:00  昼食
14:00  自然体験など
15:00  夕食準備(飯ごう炊飯)
17:00  夕食
18:00  キャンプファイヤー
21:00  就寝

【2日目】
6:00   起床
7:00   朝食
8:00   清掃、レクリエーション、自由時間など
12:00  昼食
13:00  学校へ出発
15:00  学校到着、帰宅


上記の林間学校のスケジュールはあくまでも目安です。

学校から宿泊先までの距離や宿泊日数、実施する活動内容などによって、スケジュールは異なります。

詳しくは学校からのお知らせをよく確認しましょう。

林間学校に行くときの持ち物・服装は?


林間学校に行くときに必要な持ち物を紹介します。

また、持っていくと役立つ持ち物や、気になる服装についてチェックしておきましょう。

【基本】林間学校に必要な持ち物

・荷物をすべて入れるバッグ
・活動用のバッグ
・林間学校のしおり
・文房具
・雨具
・ハンカチ・ティッシュ
・バスタオル・ハンドタオル
・パジャマ
・着替え一式(下着や靴下なども)
・洗面用具一式(歯ブラシや歯磨き粉など)
・ビニール袋・エチケット袋
・水筒
・お弁当
・保険証のコピー
・お金(学校から指定がある場合のみ)
・生理用品(女の子の場合) など


林間学校に行くときの持ち物は、基本的に学校から指示されたものを準備しましょう。

着替えの数は、宿泊日数に合わせて用意します。

ビニール袋は、洗濯物やゴミを入れるときに使いますが、何かと便利なので多めに持っていてもよいでしょう。

また、女の子で生理がきていない子も、万が一に備えて生理用品を持っていくと安心です。

ケガや病気に備え、保険証のコピーも持参しましょう。

【+α】林間学校に持っていくと役立つ持ち物


・上着
・予備の着替え一式
・虫除け・日焼け止め
・常備薬


上着や予備の着替えがあると、山間部の急な気候の変化に対応できて便利です。

寒さを感じるときは上着を着用するようにと、持ち物を準備する際に子どもと話をしておきましょう。

林間学校は自然の中での活動が中心であるため、虫除けや日焼け止めも持っていると安心です。

また、頭痛持ちの子や乗り物酔いしやすい子は、体調に合わせて常備薬も準備しましょう。

林間学校に行くときの服装


林間学校に参加する時の服装も、基本的に学校の指示に従いましょう

「学校指定のジャージを着用する」など、ルールがある学校もあります。

個人で用意する場合は、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。

半袖Tシャツの上に長袖の上着を羽織るなど、気候や体調に合わせて簡単に脱ぎ着できる服装を準備しましょう。

また、自然の中で活動をするため、虫や日差しから肌を保護できる服装もおすすめです。

林間学校が実施される季節に合わせて、臨機応変に服装を選びましょう。

林間学校のバッグはどう選ぶ?

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【林間学校用のバッグを選ぶポイント】
・持ちやすいリュック型またはボストン型
・日数に合わせた容量
・学年が上がっても使えるデザイン


林間学校で使用するバッグについても、学校から指定された場合は指示に従いましょう

基本的には、たくさんの荷物を入れても持ちやすいリュックやボストン型のバッグがおすすめです。

バッグの容量は「10L×日数+10L」を目安に選びましょう。

1泊2日の林間学校であれば、30Lほどのバッグがちょうどよいサイズです。

準備の際に余裕があるバッグでも、帰りは着替えやゴミ、お土産などで荷物が増える可能性もあります。

大きめサイズのバッグを選んでおくと使いやすいでしょう。

また、シンプルなデザインを選ぶと、後に参加する修学旅行や中学校・高校の行事でも使えます。

活動用のバッグが必要な場合も


すべての荷物を入れるバッグとは別に、宿泊先の活動中に使うバッグが必要なケースもあります。

学校からの案内文をよく確認し、必要な場合は準備を忘れないようにしましょう。

活動用バッグは、軽量で邪魔にならない形状のナップサックがおすすめです。

小さくたためるデザインであれば、すべての荷物を入れるバッグにも収納できます。

【パパママ向け】林間学校の準備をするときのポイント

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・早めに準備を始める
・子どもと一緒に荷造りをする
・体調管理に気をつける


より楽しく、充実した林間学校にするために、早めの準備や体調管理は大切です。

忘れ物をしないためにも、準備のポイントを押さえておきましょう。

早めに準備を始める


学校から林間学校のスケジュールや持ち物一覧などのお知らせが届いたら、早めに準備を始めましょう

1泊2日の短期の林間学校であっても、必要な持ち物は意外と多く、準備に手間取る場合もあります。

色や形など好みにこだわる子どもの場合、直前の準備ではスムーズにそろえられない可能性もあるでしょう。

また、基本的に、持ち物すべてに記名が必要です。

通常の旅行準備に比べて時間がかかるので、余裕を持った早めの行動を心がけましょう。

子どもと一緒に荷造りをする


林間学校に持っていく荷物は、子どもと一緒に準備しましょう

準備の段階から林間学校は始まっています。

子どもと一緒に必要な持ち物を確認し、バッグに詰める作業を行うのがおすすめです。

パパママだけで荷物をそろえたり荷造りしたりすると、子どもが現地に行った際に、「どこに何があるかわからない」と困ってしまう可能性が。

帰るときに子どもひとりでうまく荷物をまとめられない場合もあるため、荷造りの仕方も学べるようにしましょう。

体調管理に気をつける


林間学校は楽しい反面、普段の学校とは違う環境での活動・生活に疲れてしまう子どももいます。

普段よりも体力を消耗しやすいため、前日までに体調を万全に整えましょう。

なかには、林間学校が楽しみで前日からはしゃいでしまう子どももいます。

前日は早めに準備を終えて、しっかりと休めるよう環境を整えましょう

また、林間学校が終わって帰ってきた後も、ゆっくり休めるようにサポートしてください。

休養を大切にして、体調を整えることを優先しましょう。

林間学校に関するQ&A


・林間学校には別の言い方もある?
・林間学校がない地域もある?
・林間学校の歴史は?


林間学校について、よくある質問についてお答えします。

Q.林間学校には別の言い方もある?


A.「宿泊学習」や「自然学校」など、地域によりさまざまな言い方をします。

「林間学校」はとくに一般的な呼び方です。山間部に行く、自然のある場所に行く、という意味で、林間学舎や自然教室などを呼ぶ地域も。また、移動教室や宿泊学習という言い方をする地域もあります。


【林間学校の別の言い方(例)】
・移動教室
・林間学舎
・宿泊学習
・自然学校 など

Q.林間学校がない地域もある?


A.地域によって、林間学校を実施しない学校もあります。


すべての学校で、林間学校が必ずあるとは限りません。学校がある地域によっては、林間学校を実施しない場合も。
また、林間学校という呼び名ではなく、「移動教室」「自然学習」などと呼んでいる学校も。林間学校と同様の内容を実施する学校もみられるでしょう。

林間学校の歴史は?


A.林間学校を最初に開催したのは、1907年頃といわれています。

日本初の林間学校については、いくつかの見解があります。1907年に東京の下谷保養会が開催したもののほか、1908年に東京の精華学校が開催したという記録があり、どちらも鎌倉で開催されています。

当時の林間学校は、病弱な体質の子どもが自然に触れ合う療養的な意味も持っていました。その後、1918年から盛んになり始めたと記録が残されています。

参考:J-STAGE『わが国で初めて用いられた「野外教育」の意味と歴史的背景』

参考:J-STAGE『わが国における野外教育の源流を探る』

万全の準備をして、子どもを林間学校に送り出そう


林間学校とは、自然の中で集団生活のルールや自分の役割などを学ぶための学校行事です。

小学5年生や中学1年生頃に開催する場合が多いですが、実施する学年や活動内容、スケジュールは学校によって異なります。

学校から開催についての案内文を受け取ったら、余裕をもって準備を始めましょう。

帰りの荷造りに困らないよう、荷物の準備は子どもと一緒に行うのがおすすめ

万全の準備をして、子どもにとって林間学校がよい経験になるようにしましょう。

※ この記事は2024年11月12日に再公開された記事です。

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