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公開 2023年09月22日  

「指示待ち人間」だったベルギー人夫が、先取りして家事育児をするようになったワケ

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ベルギー人夫は、結婚当初いつも「指示待ち」だったのですが……?


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まいどおおきに!

指示を受けた時にすぐやらないと忘れてしまう系オカン、さとえみです。


夫婦が育児や家事をする上では、どうしても家に長くいる方が「指示」を出しがち。

そしてもう一方は、指示を受けるまで何をしたらいいかも分からない、いわゆる「指示待ち」の状態になりがちですよね。


世の中には、「こうした方が良い」と分かっていてもあえて指示されるまで待つ人もいる……ということに、子育てを始めて数年後に気付きました。

そう、私はある勘違いをしていたのです。

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頭に花が咲いていた


世の中には「本音と建前」、そして「社交辞令」というものが存在する。

とりあえずこう言っておくけど、それは伝えたいことのメインではない、全部言わなくても分かるよね?的な忖度もある……。

オカンも日本に住んでいた頃は、そんな「裏と表」が存在することを分かっていました。


けれども……

ベルギー人夫と国際結婚して、ベルギーという国に引っ越して来たばかりの頃のこと。

住む場所が日本ではなく、相手も外国人で、かつ新婚だったこともあって、夫が言う「何でも言ってほしい」をそのまま全部丸呑みしてしまったのです。

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そうやって勃発した夫婦喧嘩。


当初、なぜベルギー人夫にキレられているのか分かりませんでした。


その頃の私は、夫に何度も何度も指示を出していました。

たとえば拭き掃除ひとつをとっても、できるだけ効率よくキレイにするための「指示」をくどくどくどと言い続けていたのです。

「玄関に向かいながら奥から拭くのだ、その際に角の部分もキレイに拭けるようにこのように……」


最初に夫が言っていた「何でも」という言葉には、限界がある。

そんなことは想像もついていませんでした。

今振り返ると、なんてアホな奴やったんやろう……と思います。


でも幸運にも(!?)、その頃の私たちは新婚で、私は日本からベルギーに移住して来たばかりであり、さらに子どもも生まれたばかり。

だから限度を知らなくても仕方ないような、そんな雰囲気もあったのかもしれません(と、思うことにしました)。


ベルギー人夫は、キレながらも結局は私の指示を聞いてくれ、そのうちに指示をしなくても先にやってくれるようになりました。

「鉄は熱いうちに打て」という言葉もありますが、家事育児は新婚のうちに指示なしでできるようになると、その後の家庭運営がとてもスムーズに行くように思います。

(「指示」という言葉を使っていますが、もちろん夫婦として相手の気持ちにも配慮した言い方はしています)


皆様のご家庭はいかがでしょうか?


ほなまたね!

※ この記事は2024年11月22日に再公開された記事です。

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