正解はめでたさを重ねる
おせち料理は縁起をかついだ山海の幸を、一の重から与の重までの4段のお重に詰めるのが正式といわれています。
これには完全を表す数字である「3」に一つ重ねるという意味があり、四の音が「死」を連想させるため四段目は「与の重」と呼ばれています。
料理の品数も3、5、7などの奇数にすると縁起が良いとされています。
また、おせち料理には全ての具材にそれぞれの縁起の良い意味が込められています。
代表的なものを例に、少しだけご紹介します。
◯黒豆
”まめに働く”こと、健康で丈夫に過ごせるように
◯伊達巻
知識が増えますように
◯海老
長生きできますように
◯栗きんとん
金運が上がりますように
◯紅白かまぼこ
赤は喜び、白は神聖という意味
◯紅白なます
平和への願い
◯数の子
子孫繁栄への願い
◯ブリ
出世できますように
◯蓮根
先々の見通しが良くなりますように
おせち料理に使用されるお重は、詰めると見た目が華やかになるだけでなく、保存容器としても便利です。
重宝され続けた理由の背景には、そんな所もあるのかもしれませんね。
(コノビー編集部:齋藤)
公開 2023年12月17日
【雑学クイズ】知ってた?おせち料理を”重箱”に詰めるワケ(2ページ目)
2,009 View雑学クイズ!
#キーワード
ちょこっとネタ!
#206
コノビー「本日のクイズ」
おすすめ記事