正解は江戸時代
諸説ありますが、年越しそばは大体江戸時代の前〜中期から食べる風習が始まったとされています。
現在では、食べる時間も年越しの直前や日中であったりと違いはありますが、年越しそばには「その年最後の食べ物で、一年最後の願掛け」という意味があるので、新年を迎える前に食べるのが正式といわれています。
しかし、「食べ残すと来年は金銭面で苦労する」との言い伝えもあるため、残さず食べきれる時間帯を選ぶのも良いでしょう。
また、年越しそばに合わせる食材にも縁起が担がれています。
薬味のネギは「労う(ねぎらう)」。
エビ天の場合は、腰の曲がった海老は長寿の象徴に加え赤くなるのがめでたいとされることから。
さらに、地域によっても食べる年越しそばは特色がそれぞれあります。
どのようなものがあるか、少しだけご紹介しますね。
◯北関東…けんちんそば
関東地方では、けんちん汁が縁起食として広く食べられており、年越しにはけんちん汁をつゆにして食す。
◯京都・大阪…にしんそば
ニシン=「二親」と漢字をあて、ニシンの卵である数の子にあやかり、「二親から沢山の子どもが生まれますように」という子孫繁栄への願いから。
他にも新潟県のへぎそば、福井県の越前おろしそばなど、地域性に富む年越しそば。
ちなみに、うどん県とも呼ばれる事がある香川県では、年越しもうどんを食べる人が多いそうですよ。
(コノビー編集部:齋藤)
公開 2023年12月31日
【雑学クイズ】大晦日に食べる”年越しそば”は、何時代から始まった?(2ページ目)
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