紀文は今年11月、「2024年 紀文・お正月百科」を発表しました。同百科は、「お正月」「おせち料理」に関するアンケート結果やトピックスをまとめたもの。
結果を見ると、全国で最もおせち料理の喫食率が高いのは「滋賀県」であることや人気のおせちメニューのトップが「お雑煮」であることなどがわかりました。
調査対象は、全国47都道府県20代~60代の既婚女性。回答者数は、7015人でした。
「2023年のお正月におせち料理を食べたか」を聞くと、「食べた」の回答率は68.0%でした。「食べなかった」(32.0%)に約2倍の差をつけています。
おせち料理の喫食率が高い都道府県を見ると、1位は「滋賀県」(82.9%)で、「奈良県」(80.0%)、「大阪府」(76.1%)、「兵庫県」(75.2%)、「富山県」「香川県」(ともに74.3%)が続きました。
「2023年のお正月に自宅でおせち料理を用意したか」の質問に対する最多回答は「例年通り用意した」(41.8%)でした。
「今年初めて用意した」(2.2%)、「最近は用意していなかったが、久しぶりに用意した」(2.1%)を合わせると、46.1%が「自宅でおせち料理を用意した」と答えています。
実際に用意したおせち料理を聞くと、1位は「かまぼこ」(84.2%)で、「お雑煮」「黒豆」(ともに79.4%)、「伊達巻」(63.4%)が続きました。
かまぼこは高い人気を誇っていますね!
「好きなおせち料理」の1位には、「お雑煮」(46.3%)が選ばれました。
2位以降は、「栗きんとん」(37.8%)、「黒豆」(35.3%)、「数の子」(29.4%)でした。
お雑煮は、調査対象の20代〜60代の全年代で「好きなおせち料理」の1位にランクインしました。
最後に「正月は日本の大切な伝統行事のひとつだと思うか」を問うと、88.7%が「そう思う」と回答しました。また、82.9%が「お正月は、家族で過ごせる大切な時間だと思う」と答えています。
正月は文化的に大切であり、家族団欒の時間だと考えている人が多いことがわかります。
参考
「2024年 紀文・お正月百科」を発表
https://www.kibun.co.jp/cms1/kibuncontent/uploads/2024_kibunshogatsu.pdf