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公開 2024年01月26日  

漢字が苦手な娘に、少しでも自信を持ってもらいたい!母がたどり着いた“作戦”

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国語の勉強に欠かせない「あること」の効果は、絶大だったというお話です。


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まいどおおきに!

ベルギーで三姉妹の子育てをしつつ、時々長期の一時帰国をして、子どもが日本の学校に何度か体験入学してきた系オカン、さとえみです。

日本の学校への体験入学、もう何度もやってるなら手慣れたものでしょ?……と思う人もいるかもしれません。

しかしそれは子どもにもよりますし、慣れたからこそ生まれた失念や油断もあって、何度目だって大変や〜!という話をしたいと思います。

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今回体験入学をするのは、次女と三女


2年ぶりの日本帰国で、前回と同じ学校に通います。

2人とも、日本の学校でお友達に会ったり、授業を受けたり、給食を食べたりすることをすごく楽しみにしていました。

しかし、楽しいばかりではありません。

日本の学校に通っている間、ある程度は授業についていく必要があります。

その中でも、一番の懸念事項が「漢字」でした。


我が家は最初、一時帰国した頃に習うであろう漢字を中心に、書き取りの勉強をすることにしました。

オンラインで手に入る無料の漢字プリントを印刷して、その学年で習う漢字を何度も書くというやり方です。

(デジタルの教材も以前は使っていましたが、書き順が覚えられず常にバツとなるため、やめてしまいました……)

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プリントで練習した後に、同じ漢字を書くというテストをしてみましたが、ほとんど書けない。

書くことだけでなく、読み方や意味も覚えていません。

よくよく聞くと、2年前の一時帰国の時に習った漢字も、読めはしても書けなくなっているではありませんか。


オカンは大変焦り、漢字のプリントを二学年分下げて、子どもに取り組んでもらいました。

しかし何枚やってみても、書けるようにならないばかりか、低学年で習う漢字の読み方も忘れていることが分かりました。

(例えば、まえ・うしろは分かっても、「午前」「午後」などが読めない)

これでは体験入学中、何より本人が困ることでしょう。

オカンは大変焦りました。

2年前に6年生だった長女はこのような事態にならなかったので、油断していたのです。

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ギリギリまで悩み尽くして、作戦変更


オカンは、それまでのやり方をすっぱりやめることにしました。

子どもたち、特に次女は少しシャイなところがあり、目立つことを非常に嫌がる性格です。

漢字の読み書きはあきらめて、「授業中に本人が恥ずかしいと感じたり、困ったりすることがないように」ということだけを大切にし、1日1回10分だけ教科書の音読をするようにしました。

そして教科書を読みながら、分からない漢字があれば自分で調べて、ふりがなを打つようにしました。

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その結果……?


最初は「その場だけを乗り切れたらOK作戦」でしたが、そうやって「音読→漢字を調べる→教科書に書き込む→音読」を繰り返していくうちに変化が……。

何度も何度も出てくる漢字を、子どもたちはちゃんと思い出していったのでした(まだ完璧というわけではありませんが)。


教科書は、簡単で基礎的な漢字が何度も出てきますし、「声に出して読む」ということも良かったと思います。

日本語が母語である私が子どもの音読を聞き、間違えている場合にはすぐに指摘ができるのは、音読ならではのメリット。

プリントで漢字を書くという勉強は、どちらかというと子どもが一人で取り組むイメージですが、音読では親子で一緒に頑張っている感じが出るのも良いと思っています。


漢字の勉強をするにあたり、「書き取りさえすれば大丈夫」と油断していたこと、一度覚えた漢字の復習を怠っていたこと。

そして、子どもの性格を考えて勉強方法を方向転換したら、良い方向に向かったこと……。

今回のことで、オカン自身が大変深い学びになりました。

これからも試行錯誤の日々は続くと思いますが、誰かの参考になれば幸いです。


ほなまたね!

※ この記事は2024年11月26日に再公開された記事です。

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