【言い伝えクイズ】縁起が悪い？ひな人形を飾ってはいけない日とは

冬もそろそろ終わりを告げ、だんだんと春めいてくる3月。

3月3日には、女の子の幸せと健康を祈る「ひな祭り」が行われます。

ひな祭りといえば「ひな人形をいつまでもしまわないと、婚期が遅くなる」といった俗説がありました。

現代では、早婚、晩婚、そもそも結婚する・しないといったさまざまなライフスタイルが尊重されます。

こういった俗説との距離感は、「いつまでも物事を先延ばしにしないこと」くらいの教訓を得るくらいがいいでしょう。

さて、早めにしまった方がいいとされているひな人形には、「この日に飾ってはいけない」とされている日があるようです。

それは、いつなのでしょうか？

ひな祭りの前日「3月2日」です！

この理由は「一夜飾りは縁起が悪い」という言い伝えがあるから。

「一夜飾り」とは、お正月飾りを大晦日に飾ること。

縁起が悪いとされる理由には諸説ありますが、「神様をお迎えするのに急ごしらえでは失礼」「お葬式も一夜飾りであるから弔事を連想させる」といったことが挙げられます。

このような言い伝えをどこまで重要視するかはさておいても、ひな祭りが終わり次第ひな人形を片づけるのなら、お子さんのためにも早めに飾ってお祝いしてあげたいものですね。

ところでひな祭りは「桃の節句」といわれますが、少し季節が早いと思いませんか？

これは旧暦3月、今でいう4月が桃の花が咲く季節であることに関係しているそうですよ。

（編集：コノビー編集部）

▼参考
雛人形を片付ける時期や時間帯はいつが適切？ | 吉徳 公式オンラインショップ
https://www.yoshitoku.co.jp/hina/column/care/dolls-clean-up

3月3日はひなまつり 雛人形はそろそろ飾り時？ - ウェザーニュース
https://weathernews.jp/s/topics/202202/180055/

お正月飾りの「一夜飾り」がダメな理由、忙しい現代はいつ飾る？ All About
https://allabout.co.jp/gm/gc/486413/