学校に通うようになると必ず出される「宿題」。
日々子どもに宿題をするよう促しているパパママも多いかと思いますが、自分が子どもの頃、宿題を真面目にやっていましたか…?
株式会社NEXERは、医学部受験予備校 医進の会と共同で、事前調査にて「子どもがいる」と回答した全国の男女625名を対象に、自分が子どもの頃の宿題についてのアンケートを実施。
宿題だけでなく、勉強のタイミングや学校以外の家庭学習について、さまざまな意見が出たようです。
中には自分の過去の経験から声かけをしているという人も。早速見ていきましょう!
<調査概要>
【調査期間】2024年2月21日 ~2024年2月26日
【調査機関】株式会社NEXER(自社調査)
【調査対象】全国の男女
【有効回答数】625サンプル
【調査方法】インターネット調査
※記事中のデータは、株式会社NEXERと医学部受験予備校 医進の会による調査を引用
まずはじめに、現在もしくは過去に、自分の子どもに宿題をきちんとするよう言っていたか聞いてみたところ、半数以上の人が、「言っていた」と回答しました。
・出された宿題はやらないといけないから(30代・女性)
・なかなかやり始めないから(30代・女性)
・やるべきことをする習慣を身につけるため(30代・女性)
・先にやった方が楽だから(30代・男性)
・宿題を忘れると怒られるから(30代・女性)
・今の時代は内申点や評定などが受験に響くから(40代・女性)
・子供の生活リズムを整えるため(40代・男性)
・言わなくてもやるから(30代・男性)
・自主的であることが重要であるから(30代・男性)
・本人のやる気が削がれてしまうから(40代・男性)
・自発的にやらないと意味がないし、子ども自身が自分から取り組んでいたから。(40代・女性)
・言いすぎるとやらなくなるから(30代・女性)
・言わずにやる姿勢が大事だから(40代・男性)
「言っていた」と答えた人の理由では、「宿題はやるものだから」といったような回答の他に、子どもの生活リズムや習慣作りのためといった回答も。
一方で「言っていなかった」と答えた人の理由では、あくまで子どもの自主性を大切にしているといった声が多く見られました。
続いて「子どもに宿題をするよう言っていた」と回答した人に、自分が子どもの頃は宿題をきちんとしていたか聞いてみたところ、13.2%の方が「宿題を(あまり)していなかった」と回答。
自分は子どもの頃に宿題をしていなかった一方で、子どもに宿題をするよう促している理由を聞いてみたところ、「社会に出てから苦労するため」「同じようになってほしくないから」「自分の失敗を子供にさせたくないから」といった回答が。
自らの経験から、我が子へ声かけをしている人が多いようです。
次は、子どもの頃に宿題をしっかりやっていた方に、平日どのタイミングで宿題をしていたか聞いてみたところ、半数以上が「学校や塾などから帰ってすぐ」と回答。次いで「晩ご飯が終わった後」となりました。
・遊んでると忘れてしまうから(30代・女性)
・早く終わらせたいから(30代・女性)
・夕飯を食べる前に終わらせたかったから(40代・女性)
・そのあとの余暇を楽しむため(40代・男性)
・一番勉強に集中できているように思うから(30代・女性)
・帰宅した時には、親が居なかったので遊んで夜になってから宿題をしていた(40代・男性)
・部活をやっていたので、ご飯を食べてからしか時間がなかったから(40代・男性)
・ご飯を食べたあとは家族それぞれが個々の活動をする時間だったので、そのタイミングでする習慣だった(50代・女性)
この他にも「寝る前」や「学校や塾にいる間」という回答もありましたが、多くの人が帰宅後すぐ、もしくは晩ご飯の後に宿題を済ませていたようです。
さらに、「あなたが子どもの頃、宿題以外の家庭学習はしていましたか?」という質問には、41.9%の人が「していた」と回答。
・学校の勉強だけでは、量が足りなかったから(30代・男性)
・宿題だけでは、試験内容をカバーできないから。(30代・男性)
・授業だけでは勉強の内容が分からなかったから。(30代・女性)
・勉強すれば何かの役に立つと思っていたから。(40代・男性)
・学校の勉強だけでは受験は無理(40代・男性)
・宿題をこなせば、大抵のことはカバーできるから。(20代・女性)
・宿題だけでいっぱいいっぱいだから(30代・女性)
・勉強が嫌いだったから(30代・女性)
・学校の授業と宿題だけでテストの点もしっかり取れていたから(40代・男性)
学校の授業のみでしっかり理解できた人もいれば、なかなか難しかったという人も。
また、受験や将来を見据えて宿題以外の家庭学習を取り入れていた、という回答も見られました。
子どもの頃に宿題をしていた人、していなかった人。大人になって思うところがあり、今回の調査結果では自身を振り返るとともに、「子どもが成長するためにはどうしてあげるべきか」を親として考えるテーマだったのではないでしょうか。
自ら学ぶ姿勢を身に付けるために何も言わない家庭があれば、習慣を付けるために毎日声かけをする家庭もあります。どちらが正解・不正解ということではないので、子どもの性格や教育方針によって決められると良いですね!
参考:
株式会社NEXERと医学部受験予備校 医進の会による調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001104.000044800.html
医学部受験予備校 医進の会(https://ishin-kai.info/)