過去に仕事でマニュアル作成をしたこともあったので、まず1年間役員をやりながら内容を覚えながら作成。
翌年の1年間で実際に使ってみて、足りないところを補足したのですが、これが結構うまくできていたようで、その後、系列園でも活用されているそうです。
頑張った甲斐がありました。
達成感以外、何のご褒美もないですが(笑)
小学校では、最初PTA自体をなくせないかも考えましたが、様々な状況を考えると、必要な部分もまだまだ多いとわかりました。
ただ、不要なものも多いと見えてきたので、無駄を削ろうということに。物理的にも、行事的にもかなりの断捨離をしました。
本当に必要なものは、また求めに応じて用意するだろうから、「まずは削ってみる」ぐらいカジュアルに断捨離しました。
できるだけ保護者が楽しく楽に、学校に関われるようになれればと。
これ本当に笑っちゃうんですが、小中共に規約に昭和40年代の改訂履歴とか載ってるんですよね。
あまりにも実情とかけ離れてたり、こんなこともうやってないよね?って内容もあったり。
結局、全面改訂しました……。個人情報の取り扱いについても盛り込んだり。
PTA役員をやると、委員でお手伝いするぐらいだと気が付かない、学校の色んなことが分かるようになりました。
校長先生や教頭先生ともたくさん話す機会があり、学校や子ども達の抱えている問題や、保護者の大変さも見えてくるようになります。
そうすると、放っておけないし、PTAでできることがあれば、負担にならない範囲で学校に協力したい、とか、子ども達の為になることをしてあげたい。となるわけで。
PTA役員に、やる気のある人が多く見えるのは、「これはやらないとまずいな」ということが、分かってくるからだと思うんですよね。
少なくとも私は小学校でも、中学校でも、役員みんなで「我が子が通う学校を良くしたい」「でも保護者には負担をかけたくない」そんな思いで活動しています。
各校のPTA会長が集まって情報交換をする会議などにも出席するのですが、他校の現状を聞くと「ぜひマネしたい!」と思うこともあれば、
「あれ?じゃぁうちの学校でも、やめちゃえばよくない?」ということもあったり。
すごく参考になります。
もちろん生徒数が全然違っていたり、環境が違ったりしてマネできないことも多々あります。
PTAを解散したという学校もありましたが、保護者会のようなものを立ち上げ、引継ぎに苦労しているという話も実際に聞いたので、何が最適なのかは、その時々に合わせて考えてゆくしかないのかなと思います。
いつまでPTAという団体が続くのかはわからないですが、今はまだ必要なので、より良く簡単に引き継げるように、出来る限りのことをしてから卒業できればと思います。