赤ちゃんが生まれたら「かかりつけ医」を持とう!かかりつけ医を持つメリットは?のタイトル画像
公開 2015年08月30日  

赤ちゃんが生まれたら「かかりつけ医」を持とう!かかりつけ医を持つメリットは?

3,611 View

日々の成長の中で体調不良や風邪なども経験していく赤ちゃん。赤ちゃんが生まれたら地域の「かかりつけ医」を持ちましょう。そもそも「かかりつけ医」とは? かかりつけ医があるとどんなメリットがあるのでしょうか?

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10206001421

「かかりつけ医」とは?

「かかりつけ医」とは、気軽に身体のことを相談したり診察してもらったりできる顔なじみのお医者さん。ホームドクターとも呼ばれます。地域にこういう存在があるととても心強いですよね。



でも、特に初めての赤ちゃんの場合には、低月齢の頃は外出の機会も限られていたりそんなに人込みに行かないこともあったりして、風邪などももらう機会もあまりないかもしれません。生後1ヵ月健診とママの産後1ヵ月健診は、出産した産院や総合病院で同時に受けることも多いでしょう。



やはり妊娠中の健診で通って出産した病院には愛着も大きいので、近所の小児科受診を経験しないうちは、赤ちゃんの予防接種も産院や総合病院で受けるという方もいるでしょう。それはそれで、妊娠中からコミュニケーションを取っている医師や看護師のいる病院、慣れ親しんだ病院というメリットがあります。



一方で、1つの土地に住み続けている場合、赤ちゃん期から幼児期、学童期まで継続して頼りにできるのが地域の小児科医院。総合病院の小児科は各科との連携があり、出産時のトラブルや心配事があった場合などには心強いですが、待ち時間が長いことが難点。



成長につれて、発熱や急な体調不良などに受診が必要になることも必ず出てくるので、信頼できる地域の小児科医院を見つけておくと安心です。

「かかりつけ医」を持つメリット

「かかりつけ医」を持つメリットには次のようなものがあります。



・予防接種や体調不良時に継続的に診察を受ける中で、赤ちゃんの体質や成長の様子を知ってもらったうえでの受診ができる。

・過去の投薬記録なども見たうえで、スムーズに対応してもらえる。

・風邪の合併症などで、地域の他科の医院や総合病院の受診が必要になった時に、情報をもらえる。

・総合病院での治療が必要になった時に紹介状を書いてもらうこともでき、総合病院での受診手続きや診察がスムーズになる。

どうやって「かかりつけ医」を探す?

では、そんなかかりつけ医はどのように探せばいいのでしょうか? 親自身がその土地で育った場合には地域の医療情報を持っていると思いますが、結婚や転勤で今まで縁もゆかりもなかった土地で子育てをする場合もあります。



・一番の条件は、急な体調不良時に行きやすい距離であること。

・出生届を役場に出す際にもらう、予防接種を実施している病院一覧で、行きやすい距離にある小児科医を探す。

・口コミや、診療日・時間、そのほかにも達問えば、スマホでの診察申し込や順番状況を確認できることなど、「我が家の条件に合う」病院を絞っていく。



我が家も子育てが始まってから、転勤により関東・東北・北海道の中の5つの土地を経験し、上記のような情報を頼りに小児科医院を探しました。予防接種や軽い風邪などの際に候補の小児科医院を受診して、その中で段々に絞られていったものです。

親と医師の相性も見過ごせない

通いやすい、予約がしやすいなどの条件のほかに、親として小児科の先生に期待することがもちろんあります。的確な診断、わかりやすい説明と共に、病院の雰囲気や先生への質問や相談のしやすさが重要になってくると思います。



相性の問題では、例えば、物言いが多少きついタイプの先生の場合、それでもとても親身になってくれるところがいいと感じられることもあれば、相談しづらいと感じてしまうケースもあるかもしれません。



そんな時にはいま一度、「我が家が一番重視する条件」を確認してみてください。「頼れる地域の小児科のお医者さん」を、少し時間がかかっても見つけることができるといいですね。

Share!