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公開 2015年09月12日  

大きさも頑丈さも値段も倍以上!ドイツのベビーカーと日本のベビーカーどう違う?

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ドイツの街でよく見かけるベビーカーは、日本で使われているものとはまるで別物でびっくり!大きさも頑丈さも値段も倍以上なんです!そんなドイツのベビーカーをご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11071000257

ドイツのベビーカーは、3点セット?

ドイツの街を歩いていると、まだ生まれて日も浅い赤ちゃんがベビーカーに乗っているのを目にする機会も多いです。日本では生後1ヶ月までは、できるだけ外に出さないようにと言われますが、ドイツでは新生児でも外の空気に慣れさせるため、毎日適度の散歩は良いとされています。



ベビーカーは普通のシートタイプに加えて、キャリーコットとセットで売られているものが多く、さらにベビーシートが一緒になっていたりもします。つまり3点セットなのです。



キャリーコットは新生児のうちはとても重宝します。寒い日でもフカフカの毛布をかぶせて、まさに移動式ベビーベッドそのものといった感じで、スヤスヤ寝ている赤ちゃんをよく目にします。使用期間は生後6ヶ月くらいまでですが、我が家の子どもは居心地がいいのかよく寝てくれて、毎日散歩の際は大助かりでした!

ドイツでも人気は「マキシコシ」!

日本でも人気の「マキシコシ」のベビーシートは、車移動の時だけでなく、別途アダプターがあればベビーカーにも装着できるし、ドイツのスーパーではベビーシートが置ける専用の買い物カートがあるので本当に便利です。



せっかく車で寝ている赤ちゃんをわざわざ起こしてベビーカーに乗せたり、抱っこ紐に入れている間に目を覚ましてしまうことってありますよね?このカートがあると、赤ちゃんを起こさずにそのまま移動させることができ、寝ている間にちゃっちゃと買い物を済ますことができてとても助かります。



車で幼稚園の送り迎えをする際も、ほんのちょっとの時間でも車内に赤ちゃんを寝かせたままにするわけにはいかないし、ベビーシート片手に上の子のお迎えに来ているママさんや、小児科でも待合室でバウンサー代わりにこの中に入ってスヤスヤ眠っている赤ちゃんもよく見かけますよ。

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石畳も雪道も!頑丈なベビーカー

ドイツで使われているベビーカーは、日本でよく見るものとはまずタイヤが違います。



倍の大きさの車輪は石畳の多い街もガタガタせず、そして冬が長く雪の多い国なので雪道でも難なく前に進めるようになっています。そのため安定感は抜群なのですが、何せ本体はかなり重い!15キロ~20キロ近くのものがほとんどです。荷物と赤ちゃんを含めると30キロになったりもします。



とても1人じゃ抱えきれませんが、ドイツ人は子連れにはとても親切で、駅や階段、ちょっとした段差などでもすぐに「大丈夫?お手伝いしますよ」と手助けしてくれるのでとても助かります。



そして、ドイツでベビーカーの下見にお店に行った時は、どれも値段にびっくり!メーカーにもよりますが、キャリーコットつきのものなら7万円はします。1000ユーロと13万前後するものも少なくありません。日本のような小型の持ち運びが便利でお手軽な値段のものも、もちろん売っているのですが、ドイツではその大きさは普通、セカンドカーとして使います。

ベビーカー選びの参考にぜひ!

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いかがでしたか?ベビーカーひとつとっても、日本とドイツでは大きな違いですよね。



ドイツでは、ベビーカーに子どもを乗せて森を散歩することは当たり前の光景です。ジョギングをしたりする親もいるので、丈夫で安定感があって赤ちゃんも乗り心地のよいベビーカー選びはとっても重要なのです。



ドイツ製のものを検討している方や気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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