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公開 2015年12月09日  

ちょっと待った!そのひと言に、子育て中のママは「モヤモヤ」するんです。

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毎日育児に奮闘しているママの中には、周りの人の些細なひとことにモヤっとした思いをした経験がある人もいるのではないでしょうか。今回は、子育て中のママをモヤモヤさせる周囲の言葉を、体験談を交えながらご紹介します。


パパ編「手伝おうか?」

育児・家事における共同パートナーであるパパ。一番身近な存在だけに、うっかり放ったひと言が高確率でモヤモヤの地雷を踏むことに。

例えば、パパの休日。洗濯、掃除、料理、子どもの世話と、ママはいつもと変わらず朝から目まぐるしく動き回ります。息つく間もない様子を見かねてか、パパがひと言。

「なにか手伝おうか?」

パパの気遣いは分かります。けれども、ママからしてみれば、「手伝う」って他人ごとのよう。
「自主的に動いてください」と言いたくなってしまいますよね。ママがメインで家事・育児をこなしている場合、パパは自分がなにを、どこまで手を出してもいいのか分からないのだそうです。だから、ママが自分から「洗濯物干してもらえる?」「赤ちゃん見ててね」とお願いしてみましょう。そうしたやり取りを何度かしているうちに、きっとパパも自分なりの役割を見つけて積極的に関わってくれるようになるはずです。

今、イライラやもやもやのあるママも、どうか自己嫌悪に陥らないでください。その感情こそあなたが母である証。夫や周囲には「こういうこともあるんだって」という理解を求めて、時間が解決してくれるのを待ってみてくださいね。

おじいちゃん・おばあちゃん編「私たちの頃は…」

子育て中のママにとって、頼りになるのがおじいちゃん・おばあちゃん。すでに育児をひととおり経験しているとあって、子どもとの接し方にも余裕が感じられます。育児の悩みにアドバイスをもらえるのも心強いですね。一方で、よかれと思ってしたアドバイスがママのモヤモヤを引き起こす原因にも。

「母乳で育てるのが一番」

「こうしてあげないと子どもがかわいそう」

こうした、一昔前の育児論や社会風潮を引き合いに出されて困惑した経験はありませんか?
私も最初言われた時に、ついモヤっとしてしまいました。。

初めての育児に挑むママにとって、必死にやっていることを否定されるような「私たちの頃は」という言葉。つい、「昔とは違います!」と反発したくなってしまいますよね。

けれども、子どもにとっては大好きなおじいちゃん、おばあちゃん。良好な関係を保てるよう、「私には私のやり方がある」と心の中でつぶやいて、ニコニコ笑って流してしまいましょう。モヤモヤが爆発しそうなときは、「今はこうなんです」と笑顔でやんわり、ほのめかしてみましょうね。

ママ友編「うちは…」

公園デビューや幼稚園・保育園入学に伴ってお付き合いが始まるママ友。同世代の、いわば戦友のような感覚で育児の悩み事を相談し合ったり、時には家庭の愚痴をこぼしてストレス発散できる存在に癒やされますよね。しかし、子どもを通してのお付き合いは時に複雑な状態に陥ることも。

例えば、我が子Aが遊んでいたおもちゃを、突然ママ友の息子Bくんが取り上げました。
「返して」と言ったAをBくんが激しく突き飛ばし、Aは号泣。そんな時、ママ友が謝りもせずに「うちの子は伸び伸び育てたいから叱りたくないの」と言い、Bくんに対しては「貸してって言おうね」と軽い注意だけで終わったら、モヤモヤが残りますね。

モヤモヤ発言を繰り返すママ友とは距離を置きたくても、子ども同士の仲がいい場合には安易にそうもできないのが厄介なところ。ストレスばかりが募るのであれば、会う頻度を少なくしたり時間を減らすなどして自衛しましょう。ただし、「もうあの子と遊んじゃだめよ」などと自分の価値観を子どもに押し付けるのはやめましょうね。

特に、産後間もないママはホルモンバランスの乱れによってナーバスになっていたり、イヤイヤ期真っ盛りの子どもを抱えるママは心のゆとりを失いがち。

モヤモヤするその気持ち、誰かに相談するなどして上手に発散できるといいですね。

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