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公開 2015年10月11日  

【妊活】男性不妊かもと思ったら?旦那、はじめての精液検査体験

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一般的な不妊検査は、女性側のほうが圧倒的に検査項目が多く、時間もお金もかかります。一方、男性側は、精液検査と血液検査だけです。検査方法や検査後の対処方法など、我が家の体験も交えながらご紹介します。精液検査に気後れしている男性、必見です。


男のプライド

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精液検査は難しくない

男性不妊の精液検査では、3~4日禁欲した精液をマスターベーションで採取します。採取した精液はすぐに検査に回され、精液量や精子の数・運動率・奇形率を調べます。検査結果は当日に判明。たったこれだけです。

○病院で採取
検査当日、病院に出向き、精液を採取します。看護婦さんから渡された容器に、名前や年齢、禁欲日数を記入。その後、個室へ案内され、精液を取ります。個室は病院によってまちで、雑誌やビデオが用意しているところもあれば、窓もない狭い部屋に椅子だけというところもあります。

○自宅で採取
病院で採取することに抵抗がある人、仕事で病院に行けない人、または個室の設備がない病院では、自宅採取となります。

我が旦那さんは、神経質でプレッシャーに弱いタイプ。バタつく院内での採取は、到底ムリです。当日、採取患者が3人で旦那さんがトップバッターになってしまったら、パニックものです。看護婦さんに事情を話し、自宅採取のお願いしをしました。検査当日は自宅採取にも関わらず、2時間も悪戦苦闘。プレッシャーで嗚咽しながらの採取は、カメの産卵を彷彿とさせうような……不妊治療への本気度を感じました。

自宅採取する時にはこの3つの点に注意しましょう。
・提出する3時間以内に採取したもの
・容器はタオル等に包み、精液の温度を下げない(温度が下がると運動率が落ちる)
・容器はコタツやカイロで温めない(精子が死んでしまう)

精液検査結果が悪かった旦那

検査の結果、運動率の低さと正常な形の精子が少ないことが判明。職業柄、強い電磁波を浴びている旦那さん。強い電磁波は不妊を招くとか招かないとか、男性が強く浴びると男の子が生まれにくくなるとか……(※医師により見解はまちまちです)。



旦那さんの職場では、妊活ブームが来る前から不妊治療はポピュラーなものでした。職場のお子さんは自然妊娠・不妊治療含め、女の子しか生まれていません。そんなこともあってか、旦那さんも男性不妊を懸念していたようです。



「転職するわけにもいきませんから、今日から精子運動率・精子濃度の改善率を目的としたサプリメントを服用していただきます。」そう言って、医師から渡されたのは、マカや亜鉛を含んだ当院で販売しているオリジナルのサプリメントでした。60錠入りで6000円、1日2錠服用……継続的となると、いいお値段です。



我が家の場合は軽度の男性不妊だったので、サプリメントの摂取だけでしたが、結果内容によっては泌尿器科や男性不妊外来でさらなる検査、治療へと進みます。

精液検査の費用は高くない

我が家の場合は血液検査と精液検査を同日に行ない、費用は2万円前後でした。費用は病院によって違うので、病院のサイトをチェックしたり、電話で問い合わせたりしてみてくださいね。

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