そもそも血圧とは、心臓が血液を送り出すときに血管にかかる圧力のことです。心臓が収縮して送り出すときには圧力が上がり、心臓が拡張して血液を溜めているときには圧力が下がります。
妊娠中の女性は、110/70mmHg程度ですが、110が収縮期血圧、70が拡張期血圧ということになります。妊娠中は、身体を巡る血液の量が増えるため、通常、血圧が上がる方が多いです。
低血圧の人ほど要注意!妊娠中の血圧の変化に敏感になろう
16,165 View若い女性で、低血圧の方が増えています。高血圧よりは、良いと思っていませんか?低血圧の方が妊娠中に多少血圧が上がっても、気にしないことが多いです。元々低血圧だからこそ、血圧の値を気にしてほしいんです。
そもそも血圧って何か説明できますか?
高血圧の基準は…
通常、血圧が140/90mmHgを超えると、高血圧と診断されます。妊娠中の高血圧の基準も、140/90mmHgです。妊娠初期に90/50mmHgの方が140/90mmHgまで上昇することは、そう多くはありません。ですから、多少血圧が上昇しても、あまり気にするほどではないんですね。
ただ、だからと言って気にしなくてよいかと言われるとそうではありません。妊娠初期の血圧から、+15mmHgまでが正常範囲のつもりでいていただきたいのです。
どういうことかといいますと、妊娠初期に90/50mmHgの方は、105/65mmHgを超えると少し心配してほしいということです。決して異常ではありませんが、これ以上血圧が上がらないように気を付けたほうが良いということです。
血圧が上がらないように気にする3つのポイント
血圧対策としてできる3つの対策をご紹介しましょう。
1.食事
食事対策としては、塩分に気を付けましょう。やみくもに塩分制限をすればよいというわけではありません。減塩の味噌や醤油などには、減塩でも美味しく感じられるように、また保存がきくように、様々な添加物や保存料が入れられていることがあります。
人工的な物質が入れば入るほど、腎臓の負担が増えてしまいます。血圧をコントロールするのも腎臓ですので、腎臓への負担は少ないに越したことはありません。食事を作る際には、食材そのものの味やうまみを生かしつつ、できるだけ自然なお塩を使って味を調えられると良いですね。
2.運動
運動対策としては、短時間でも毎日続けることです。息が上がらない程度の有酸素運動を毎日行ってください。妊娠中に行いやすいのはウォーキングやヨガなどですね。産婦人科の教室へ参加するのも良いですが、教室で行うだけではなく、そこで学んだことを日々の生活に取り入れましょう。
3.冷え予防
冷え予防対策はとても大切です。身体が冷えて血管が収縮すると血液の流れが悪くなってしまうため、心臓から送り出す圧力が上がらないと、血液の巡りが悪くなってしまいます。冷えることだけでも血圧は上がると考えてください。手先・足先などの身体の末梢が温かい状態を保つことも、血圧を上げない対策となります。
血圧の変化を見ることはとても大切
血圧は、妊娠中、毎回の健診で血圧チェックされることからもわかるように、正常な妊娠経過であることを確認するために、とても大切な項目となります。もともとの血圧が高い方は、上がりすぎないよう気を付けていらっしゃいますが、血圧が低い方は気にされていないことが多いです。血圧が低くても、変化が大きくならないよう、気を付けてくださいね。
1
追い詰められたママのイライラは、子どもに向かう。それを救ってくれたパパの言葉
とげとげ。
2
赤ちゃんの肌にいいの?悪いの?冬至の「ゆず湯」の秘密
離乳食・幼児食アドバイザー 園田奈緒
3
産後のウラミは根深くて…10年経っても忘れられない夫の言葉
コノビー名作集
4
「勝ち負け」へのこだわりがエグい…癇癪を笑顔にかえる画期的アイデア
いそめし ちかこ
息子をめぐるバトル勃発!?「だれがすきなの?」への返答が、流石すぎ♡
コノビー名作集
やば…言いすぎた!?娘の夏休みの宿題との関わり方を考えました
コノビー名作集
夫よ、ごめん…!夕食の味噌汁がつい「濃いめ」になっちゃうワケ
コノビー名作集
家事の最中にしゃべり続ける息子。ママに話しかけているかと思いきや、実は!
コノビー名作集
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
座ったまま「ママ、お箸は~?」と聞く息子に、パパがひとこと。
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』