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公開 2015年09月26日  

読書の秋!ママが疲れた時に読んでほしい本2選

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ママ歴13年の私ですが、子どものことにとらわれ過ぎて、周りが見えなくなることもたまにあります。そんな時、一呼吸おいて自分を見つめ直すツールとして、育児や自己啓発に関する本を読むこともあります。読書によって、心が洗われ、チャージができますよ!

出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=16304527862

読書タイムで母としての「初心」に戻ろう!

まだまだ半人前の私ですが、ママ歴13年ということもあって、年数的にもおそらく“ベテランママ”の部類です。私は二人の子どもに「あれしなさい、これしなさい」「また忘れ物なの?」などと、小言を無意識に言ってしまい、後で心の中で反省するという母です。



そこで私は、このままではいけないと思う時に「読書」をすることにしています。育児関連の本や自己啓発、心理学を中心とした話題の本を買ったり、借りたりして、すき間時間を使って読みます。



そうすると、自分が初めて母になった新鮮な気持ちになり、「初心」を取り戻すことができるのです。次の項目では最近、読んだ2つの本を紹介します。

おすすめ1:『こどもはみんな問題児。』

以前、このサイトでも取り上げられていた話題の育児系書籍です。著者は名作・ぐりとぐらシリーズの生みの親でもある中川李枝子さんで、今年(2015年)に書かれた育児書です。



中川さんの実の妹である、山脇百合子さんが描いたかわいらしい表紙と『問題児。』というタイトルは、とてもインパクトがあります。私の夫はこの表紙を見て、物珍しそうに見ていました。



中川さんはもともと東京の世田谷で保育士をしながら、絵本の創作活動に取り組んでいた方です。中川さんご自身が経験した育児や保育園でのエピソードをベースとした45あるメッセージは実に愛情がこもっていて、読む側も心が晴れやかになります。



「本来の子育てには、考え込まなくても自然体でシンプルな子育て術もたくさんある」ということが書かれているとともに、現在の日本の子育て事情も踏まえた、子育てのヒントも書かれています。また、この本は1セクションにつき2〜3ページ編成になっているので、すき間の時間にも読めるということも魅力です。



実際に私もじっくり読みましたが、「子どもの生きる力を信じる」「子どものありのままの個性を認める」という2点に着目して、これからの子育てを楽しもうと心に決めました。



育児書というと、初心者のママが読む本というイメージがありますが、思春期の子どもを持つ私でも非常に参考になる本でした!一つ一つがわかり易く、ママ目線で柔らかく表現されているので、内容も頭に入ってきやすい本です。

おすすめ2:『面倒だから、しよう』

ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』の著者である渡辺和子さんの本です。渡辺さんはカトリックのシスターであり、ノートルダム清心女子大の理事長をされている方です。



誰だって「面倒くさい」と思うことはあると思います。スマホ主流の情報化社会の今、生活も便利になり、わざわざ手間のかかることをすることに抵抗のある人もいます。この書籍では゛面倒゛に思うことを丁寧にすることによって、心豊かな人間になるヒントがたくさん、詰まっています。



特に、書籍の夫婦を円満にする会話術「゛の゛の哲学」は私にとって印象的だった項目です。夫婦の゛の゛の哲学の会話は次の通りです。



夫が仕事から帰ってきた夜のシーンで、

夫「今日はたくさん、飲んじゃった。」

妻「あらまぁ、飲んじゃったの?」



妻は会話の末尾に゛の゛をつけると、夜のお疲れモードでも夫婦の会話も円滑に続くそうですよ。ここで妻が「連続して飲んじゃって!」などと少し怒りモードで会話すると、夫の疲れも増えるようです。この会話は子どもとの会話でも応用ができると思います。



この本を読んでみて、心が洗われて、毎日、喜んで丁寧に生活を過ごそうと思いました。また読んでみたい書籍の一つです。

育児だけでなく、家庭や仕事などにも使える!

今回紹介した書籍は、双方とも育児のヒントになる内容もありますが、家庭や仕事、ママ友の付き合いでも応用できる項目もありました。また、読書好きな方や好奇心旺盛な方へのギフトとしても、おすすめできますよ!

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