産まれた瞬間から、双子はどうしても比べられてしまうようです。この子のほうが鼻が高いわ、こっちの子のほうが髪が多いわ、など比べられる事がたくさん。特に私の片割れ(以下兄と表現します)は、目はくりくりで髪はサラサラの茶色、ハーフのような顔立ちでいつでもどこでもカワイイカワイイと言われていました。対して私はというと、目は細く髪は剛毛の真っ黒でおかっぱ、まるでコケシでした。コケシな私はコンプレックスいっぱいで育ちました。
双子は生まれながらのライバル!?男女の双子は相手のことを●●と感じている!
14,979 View私は男女の双子で産まれました。双子というだけでも珍しいのに、男女の双子という事でいつも注目されていました。そんな私が子どもの頃に感じていたことを紹介したいと思います。
生まれながらのライバル⁈双子の気持ち
じろじろ見ないで!双子の気持ち
保育園の頃は「双子ちゃん?かわいいわねー。」と言われる度に嬉しいものでした。ですが小学校へ上がり、他の幼稚園や保育園からの児童も合流した時から「双子なの?」と何度も聞かれ、いつもじろじろ見られてすごく嫌でした。クラス替えの度にまた同じ質問の繰り返し。双子は珍しいから分かるけど、多感な年頃にじろじろ見られるのはとても恥ずかしかったです。
先生まで比べないで!双子の気持ち
小さな頃はあまり分かりませんでしたが、小学校に入ると学力や運動神経などあらゆる場面で差が目立ち始めました。兄は頭も良くて運動神経抜群、お友達もたくさんいて、私には眩しい存在でした。
私は成績は普通でしたが運動神経が鈍く、球技が特に苦手でいつもチームメイトに迷惑をかけていたのを覚えています。そんなある日、個人懇談で先生が仰いました。「お兄ちゃんは頭がいいのに、君は…ねぇ。もっと頑張ろうね。」先生にまで比べられるなんて!ものすごくショックだったのを覚えています。
双子は共に歩んできた戦友!双子の気持ち
同じ時期に全く同じ環境で育った双子。楽しい事はもちろん、悲しかった事や辛かった事もいつも側にいて分かち合いました。特に辛かった時には、いつでも相談し合えて支え合える相手がいて、とても心強かったのを覚えています。それは大人になった今でも同じです。くだらない、面白い話をメールしたり相談もします。兄は頭がいいので、分からない事はいつもすぐに聞いてしまいます(笑)
大人になった今、共に歩んできた兄はまるで戦友のようです。困った時に1番に相談できる相手。双子で良かったなぁと今はつくづく思っています。
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