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公開 2015年10月24日  

3歳まで虫歯菌に触れないなんてホントに可能?我が家が「虫歯菌対策」を諦めた理由

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3歳まで虫歯菌に触れさせないようにすると虫歯になり辛い子になると言われています。我が家でも親との食器の共有を避けるなど虫歯菌対策を頑張ってきましたが、途中で諦めてしまいました。その諦めた理由は?諦めてよかった?我が家の虫歯菌対策の体験談をお話しします。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208001365

虫歯になりやすくなるかは3歳までに決まる

子どもが虫歯になりやすいかなりにくいかは、3歳までの間に明暗が分かれると言われています。その原因は虫歯菌。赤ちゃんは生まれた頃は虫歯菌を持っていませんが、虫歯菌を持った人の唾液を口中に入れてしまうことで虫歯菌に感染し、虫歯になりやすくなってしまうのです。

逆に3歳までの間に虫歯菌に触れさせないようにすれば、一生虫歯になり辛い子になります。ですので、3歳までは虫歯菌をつけないように親と赤ちゃんは食器の共有を避けたり、キスをしないように気をつけた方がいいというのが最近の育児の傾向です。しかしそのようなことは可能なのでしょうか?

我が家が途中で虫歯菌対策を諦めた理由

我が家では1歳3ヶ月の頃に虫歯菌対策を諦めてしまいました。元々は結構気にしていた方で、離乳食もフーフーはせず小さな扇風機で冷ます、スプーンや食器は分ける、味見の時も1度口をつけたスプーンは使わず新しいスプーンを使う、キスはしない、などしてきました。旦那がうっかりスプーンを共有しているのを見かけて「もうスプーン共有しちゃったし無駄かなぁ‥‥」と思いながらも、なんとなく虫歯菌対策を続けてきました。

しかしそれをキッパリ諦めたのが1歳3ヶ月の頃。そのきっかけは、子どもが親のご飯を欲しがり出したことでした。お皿を分けているだけで内容は全く同じ食事なのですが、「これじゃなくてそっちのご飯が欲しいんだ!」と泣きながらの指差しで訴えて来るのです。「同じだよ」と言っても納得してくれず、でもお箸をつけちゃったからあげられない‥‥。

そんなことが毎日続くようになり、「これもあれも口をつけちゃったから食べさせられない‥‥というよりは、もう気にするのを辞めてご飯を食べさせる方がいいか。」とある日諦めることにしました。諦めたとは言え、初めは「私が箸をつけたご飯食べちゃった~!」など罪悪感が凄かったのですが、今では全く気にならなくなりました。

虫歯菌対策を諦めてよかったこと

私は虫歯菌対策を諦めてから、食事を作る時やご飯をあげる時にすごく気分が楽になりました。また、あの時諦めてなくてもいずれ諦めてしまっていたと思います。

まだ1歳台後半ですが、目を離したすきに勝手にイスに登り机の上に置いてあった親のコップで勝手にお茶を飲んでいる、親の箸をすばやく奪い箸で食べようと頑張っている、ペットボトルの蓋を自分で空け勝手に飲んでいる、遊んでいたお友達の水筒を勝手に飲んでいる、友達のオモチャを舐めている、なんてことは日常茶飯事です。

また親の口に手を入れてみたり、キスをしてきたり、手で「あーん」して親に食べさせてくれようとしたりすることもあります。そんな時にいちいち気にしていたら身がもたないなというのが私の感想です。周りのお友達も1歳前後に諦めた人が多く、今でも虫歯菌対策をしている友達は周りでは誰もいません。

虫歯にさせないために

虫歯菌に触れさせないという対策を諦めた代わりに、子どもが虫歯にならないよう食後の歯磨きを徹底したり、甘いものをあげすぎないよう気をつけることは大切です。親が虫歯をきちんと治療し、キシリトールなども活用して親の虫歯菌を減らすことも有効な対策です。

また、途中で諦めてしまったとしても虫歯菌がつかないよう対策してきたことが全く無駄になったかというとそういう訳ではありません。虫歯菌への感染が遅ければ遅いほど、虫歯になりにくいのだそうです。ですので虫歯菌対策を頑張っている人は、今すぐ諦めるのではなく、困難を感じるまでは続けてみることをおすすめします。

せっかく頑張っていたのに旦那様やご両親などがお箸を共有していてショックだったという話もよく聞くので、子どものお世話を手伝ってくれる人にも気をつけてもらうよう情報を共有しておきましょう。

3歳まで頑張ることが出来ればそれが一番素晴らしいことだと思いますが、離乳食タイムはただでさえストレスが溜まることが多いので、虫歯菌対策がママの過度なストレスになってしまうようであれば、諦めてしまっても全然構わないと私個人は思います。その分食後の歯磨きを徹底するなどして、自分にあった子どもの虫歯対策方法を見つけて下さいね!

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