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公開 2015年11月12日   更新 2016年04月12日

離乳食を食べてくれない・・・そんな時は「師匠と弟子ごっこ」をしてみよう!

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息子の離乳食初期は、完全ボイコット状態だったので、少しずつ食べられるものが増えてきた頃のお話です。張り切って離乳食を作っても食べてくれなかったり、意外と力を抜いて作ったら食べてくれたりと、子どもは難しいもの…。そんな私の体験談です。


離乳食の悩み

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離乳食初期は何をどうしても食べてくれない状態で完全ボイコットでした。このお話は少しずつ食べられるものが増えてきた頃の事です。初めての子育てで何もわからない私は、離乳食初期から完了期までのレシピが載っている本を購入しました。本には「ダシを活かして薄味で」「野菜の大きさにも気をつけて」「硬さはこれくらい」「温度にも気をつけて」等いろんなポイントが書かれていました。

私は鰹ダシはわざわざ近くの市場へ行き、良質なものを用意し、野菜の柔らかさにもこだわりを持って作りました。気分だけはプロの料理人。まさに渾身の一作です。自分で味見してみても、ダシの風味が広がって美味しく感じました。しかし、「はいどうぞ、美味しいよ。」と出した瞬間、器をちらっと見た息子は「フン」と言って、器をひっくり返してしまいました。

食べてくれない時は師匠と弟子ごっこ

それ以来、ダシはダシパックにしたり、切り方もそこそこにしたり。もっと気楽に作るようになりました。それでも食べてくれない時は「もう!先生ったら厳しいですよー」と、師匠と弟子ごっこを一人でやって、食べてくれない虚しさを紛らわせていました。

息子は現在3歳。米も野菜も魚もモリモリ食べるようになりました。あの時食べなかった分を取り戻すかのような食欲です。食べない時は「食べてよぉ~」と悩み、食べるようになると「こんなに食べて大丈夫?」と悩む。子育てって悩みが尽きないなぁ…と実感しています。それでも、美味しい!と食べてくれる姿に楽しさも感じたりするのでした。

力を抜いて…

初めての離乳食だと、特に力を込めて作ってしまいがちですが、子どもはなかなか気まぐれです。そんな時にがっかりして凹みすぎてしまわないように「そんなものなんだなぁ~」と思ってもらえたら嬉しいです♪力を抜いて、それぞれの成長期を楽しめるといいですね!

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