子育てをしていると、子どもの発言や行動にハッと驚くことはありませんか?
私もその一人。
大人が当たり前だと思っていることが、子どもにとって当たり前でなかったり、またその逆もあります。
「え、これってジョーシキじゃなかったの?」と、自分と他者との常識のギャップに驚いたエピソードを4つまとめてみました。
子どもがトイレを流さない理由に驚き!大人の常識と子どものジョーシキは違うと感じた出来事4つ
35,324 View保育園の保護者会で、最近トイレを流さない子どもが多くなっている、と先生からお言葉がありました。その理由を聞いて、一同びっくり!そんなエピソードから、自分が当たり前だと思っていることが、実は他の人の常識じゃないかも?とギャップを感じたエピソードを4つまとめてみました。
大人の常識は、子どものジョーシキじゃない?
①幼稚園や保育園でトイレを流さない子どもが増えている!?
先日保護者会で、保育園の先生からお話しがありました。
それは「トイレ」について。
なんとここ数年、トイレを流さないで出てきてしまう子どもが増えているとのこと!!
そんなことってあるのかな?なんでだろう?と不思議に思い聞いていると、まさかの理由にびっくり。
「近年、ご自宅のトイレが自動式のため、『自分で流す』ということを知らない子が増えているんです」
・・・と。
一瞬その場がざわつきました(笑)
隣にいた友人もタワーマンション住まいで、
「うちも、トイレを流しなさいって、明確に教えたこと無かったかも・・・知ってるかな?」
と少し不安そうに話していました。
保育園の先生自身、トイレを流さないで出てきてしまう子どもが増えだした理由が最初は分からず、親のしつけができていないのかな?とすら思っていたとのこと。
ところが子どもたちに聞いてみると、勝手に流れるもんだと思い込んでいる子どもがいることに気が付き、その理由が判明したとのこと。
生活の変化によって、子どもたちにとっての当たり前まで変わってきているんだなということを実感した出来事でした。
②テレビに向かって、タブレットのように指でしゃっしゃっ、っと・・・
これはもうあるあるの出来事ではないでしょうか。
スマホやiPadは、既に子どもたちにとっても欠かせない存在になりつつありますが、子どもたちが大好きなのはその操作性。
手でしゃっしゃっと、大人よりもスムーズにタブレットを操っています。
そんな子どもたちが、液晶テレビに向かってしゃっしゃっと画面をなぞり、
「なんで動かないの?」
と不思議そうに画面を見つめて・・・という経験は、誰しもが一度は経験したことがあるはず。
一番下の子がそれをしていたとき、お姉ちゃんに「それテレビだからだよ」と諭されていましたが、下の子は全く理解できず、画面を触り続けてテレビが指紋だらけになったことは記憶に新しいです(笑)
③魚の頭はどっち向き?太陽は何故丸にチョンチョンなのか?お絵かきにもジョーシキが・・・
みなさんが魚の絵を描くとき、どんな風に書きますか?
きっと、頭が左向きの絵を描くのではないでしょうか。
魚は当然、いろいろな向きで水の中を泳ぎます。
それなのに頭が左向きになるのは、「図鑑」の影響が大きいとのこと。
一般的に魚の図鑑では頭を左向きにそろえてあるため、魚の絵を描くときも左向きで書いてしまうようになったのでは、と言われているそうです。
気がつかないうちに、当たり前のようにやっていたことに、実はそんな背景があるなんて、大人も驚きですよね。
ちなみに、太陽の絵を描く時、決まって丸を書いてまわりにチョンチョンと点を打って描くといのも、教育の影響が大きいのでは?と言われています。
岡本太郎さんの教育に対する言及は、こちらの記事が参考になるかもしれません。
④和式トイレのバーは、手で押す?それとも足で押す?
最後は、和式トイレの水洗バーについて。
果たして手で押すか?足で押すか?という点については、大人子ども関係なく習慣が分かれるところです。
トイレという個室空間のため他人の行動が見えませんから、
「足で押すものだと思い込んでいた!」「手で押すでしょ?」
という人も多いかもしれません。でも実際周りに聞いてみると、かなり意見が分かれます。
我が家では、夫が手で水洗バーを押すものだと思っていたのに対し、私が足で押す派で、それぞれ違うんだ!という発覚。
何故そんなことが分かったかというと、娘が小さい頃、夫が旅行先で和式トイレに娘を連れていった際、娘が足で水を流しているのをみて、「足じゃなくて手で流しなさい」と声をかけたことがきっかけでした。
「なんてお行儀の悪いことをしているんだ」と夫はびっくりしたらしいですが、私からすれば、そんなに汚いものを手で触るなんて・・・!と、手で流すなんて信じられませんでした。
ちなみに夫がどうして手で流すようになったかというと、彼の行っていた小学校のトイレには、「手で押しましょう」という貼り紙があったとのこと。
それがすり込まれていたから、手で流すようになったのかな、と言っていました。
自分のジョーシキにあわせて、子どもを頭ごなしに叱ったりしていませんか?
以上4つ、簡単な例をお伝えしましたが、トイレの事例のように、同じ国、同じ家で暮らしていても、自分が「当たり前だ」と思ってやっていることが、他の人にとっては全く違うかもしれない、というのは不思議であり、当然のようにも思えます。
また、魚や太陽の絵の事例から分かるように、意識もせず当然のようにやっていたことが、実は文化や教育の影響を大きく受けているのかもしれない、というのも驚きですよね。
もし、子どもが太陽を描くときに、「丸の周りにチョンチョン」じゃなかったら、あなたはどうしますか?
もし、子どもがトイレを流していなかったら、それを頭ごなしに叱ったりしていませんか?
子どもに対して期待していた行動がされなかったとき。
パートナーに対して期待していた行動がされなかったとき。
頭ごなしに叱ったり怒ったりせず、なんでそういう行動をしたのか?聞いてみるといいかもしれません。
もしかしたら、自分が当たり前だと思っていることも、相手にとっては当たり前じゃないのかも・・・?
みなさんも、これは自分のジョーシキだと思っていたけれど、相手は違った!というエピソードがあれば、ぜひ教えてくださいね♪
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