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公開 2015年10月28日  

5年間で300万も違う!?賢い貯金の仕方~3つのお金を色分けで考えてみる「ふやす」編~

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教育費をしっかり確保していくためにも、人生におけるお金を「色分けで考えてみる」の第2回目、「ふやす」編です。貯金を倍にできる魔法がある!?その法則を見ていきましょう。


こんにちは。
子育てママの強い味方、ハッピー♪マネー研究会です。

前回の3つのお金の色分け<1> 「つかう」編は、いかがでしたでしょうか。
「つかい」方を見直すことによって、「ふやす」「まもる」お金は増えましたか?

さて、いよいよ今回は、「ふやす」編をお届けします。

お金を「ふやす」基本となるキーワードは3つ

私たちはよくこんな相談を受けます。

「銀行に預けていても全く貯金が増えない」
「手をつけていないお金をどうやったら増やせるの?」

上手にやりくりをして、手元に残ったお金。
もちろん、将来のために増やしたいですよね。

お金を「ふやす」基本となるキーワードは3つです。

①金利 ②時間 ③分散

まずは

①金利

から考えていきましょう。

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年0.02%の「金利」を味方に!

現在、銀行の金利はどのくらいかご存知でしょうか。

2015年10月現在、メガバンクの普通預金の金利は、年0.02%です。
(ちなみに金利が一番低い時代は、2003〜2005年の0.001%だそうです)

銀行の普通預金にお金を預けていても、利息は微々たるものですよね。

昔は、郵便局の10年定期に預けておくだけで、倍くらいになった時代がありました。
しかし今はそうではありません。

お金を「ふやす」ためには、金利を味方につける必要があります。

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何歳から積み立てが正解?5年で約300万円の違いが出る!

では、お金を「ふやす」ことを、いつから始めたらよいのでしょうか。
これには、「時間」を味方につけることが大切です。

ちょっと具体的な例を見てみましょう。
例えば、毎月5万円を金利2%、60歳まで積立をするとします。

その時、
25歳から始めるのと、
30歳から始めるのでは、
どのような違いがあるのでしょうか?

25歳からでは35年間、30歳からでは30年間、積立ができますので、

毎月5万円を30年間積み立てると元金が
5万円×12ヶ月×30年=1,800万円
35年間積み立てると元金が
5万円×12ヶ月×35年=2,100万円

になります。

ここに金利がかかってくるのですが、

金利2%で30年間積み立てると、積立合計金額が24,603,742円になります。
つまり、30年積立をしますと金利の力で、6,603,742円増えることになります。


次に35年間で見てみましょう。
同じ条件で35年間積立をしますと、積立合計金額が30,320,667円になります。

こちらも35年間、金利の力で、9,320,667円増えることになります。

どちらも60歳時点で考えますと、

30歳から積立を始めた場合、6,603,742円増えていますが、
25歳から始めた場合は、9,320,667円増えています。

その差、なんと、2,716,925円…!(約300万円)

ですので、本当は25歳から積立ができたのに、いろいろ考えているうちに30歳になってしまうと、2,716,925円を失ってしまうとも言えます。
(ちなみに金利0.02%で毎月5万円を35年間積立しますと、積立合計金額は21,073,840円、金利で増えるのは73,840円となります)

もし、積立を考えていらっしゃる方は、金利を味方につけ、今すぐ始めるのが、オススメです。

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「分散」でリスク回避

「今の低金利時代に、金利2%なんてそもそもできるの?」

そんな声が聞こえてきますね。

今まで2%でお伝えをしたのは、銀行金利0.02%と比較するのに
分かりやすいと思ったので、取りあげていました。

では本当に可能かと言いますと、

現在、積立以外にも、投資や株など様々な金融商品が存在します。
そういった観点からいいますと、今の低金利時代でも、金利2%は十分可能です。
もっと高い金利を狙っても可能かもしれません。

ただし、ここでいうお金を「ふやす」上で重要になってくるのは、リスクとリターンのバランスです。

ハイリスク・ハイリターンの商品もあれば、ローリスク・ローリターンの商品もあります。

商品の知識を高めると共に、私たちは「分散」することをオススメしています。

こちらについては、また次回以降、改めてお伝えしたいと思います。

元金を2倍にするための『72の法則』とは?

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最後に、『72の法則』についてお伝えします。

これまで、「金利」と「時間」を味方につける、とお伝えしてきましたが、

それを端的に表している言葉が『72の法則』です。

『72の法則』とは、元金を2倍にする場合に、おおよその年数や金利が簡単に求められる法則です。

すなわち

72➗金利(年)=年数
72➗年数=金利(年)


になります。

例えば元金1,000万円を2倍にするには、


金利1%で運用すると、72年間かかりますし、
36年で2倍にしようと思えば、2%で運用しなければならない

というわけです。

ぜひ『72の法則』を使って、現在の貯金や金融商品を確認し、お金を「ふやす」計画を立ててみてください。



次回は、いよいよ最終編、3つのお金の色分け<3>「まもる」編です。

どうぞお楽しみに!!

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