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公開 2015年11月02日  

日々感じるストレスを流す「自然瞑想法」とは・・?

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時間ややることに追われたり、日々起こるトラブルに心揺さぶられたりしながら生活をして、ストレスを抱えていませんか。目の前に起こる出来事に反応し格闘しているうちに、心がすり減って、自分の向かう方向が分からなくなることもあるでしょう。今回は、瞑想を通して毎日を心地よく価値的に過ごす方法をご紹介します。


天と地、自然をイメージする呼吸瞑想

天と地がひっくり返るような悲しいことがあっても、どんなに嫌なことがあっても、いつでも私たちの上には空があり、太陽が照らしてくれています。下には地面があり、私たちを支えてくれています。

ストレスを感じた時、ストレスを感じそうになった時に、どこまでも広がる空や大地、明るい太陽や黙々と伸びる木をイメージしてみましょう。どんなに理不尽な出来事が起こったとしても、太陽は私たちを平等に照らしてくれていますし、自分の下だけ地面がぽっかり抜けることもありません。自然は私達に目に見えないエネルギーを送り続けてくれています。

室内にいても、天と地の大自然をイメージして、ゆっくりと呼吸を始めましょう。息を吸うと、空や太陽のエネルギーがさんさんと全身に降り注ぎ、私たちを充電してくれます。息を吐き出すと、心や体の中から老廃物、ストレス、手放したい想いなどが吐き出され、大地や大気がいくらでも吸い取ってくれるはずです。

私たちも自然の一部です。自然に守られ、生かされています。呼吸をするたびに、心身が浄化され、充電されて感謝の気持ちが湧き上がってくることでしょう。

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心地よい感覚から、ありたい自分をイメージする瞑想

自然と交流するように、心地よい呼吸を続けたら、目をつぶり、その心地よさを感じている、ありたい自分像がイメージに浮かんでくるのを待ちながら、そのまま呼吸に浸っていきます。例えば大切な人たちに囲まれて喜んでいる自分、家事育児をやり遂げた自分など…。

理性や言葉で考えたことを無理にイメージしようと頑張るのではなくて、あくまで心地よい体感の中から湧いてくる像を待ってみるスタンスです。

リラックスした状態で浮かべるイメージは、潜在意識とつながり、本音で心から願っていること、実現することの断片でもあります。気づいた時に何度でもリラックスして繰り返し続けると、ありたい自分の無理のない自然なイメージがはっきりと描くように見えてくるようになるでしょう。

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サンカルパ~自己宣言

自分が心から達成したいと願う、矛盾のない目標が見つかったら、それを簡潔な言葉にしてみましょう。人のことではなく、自分自身のことにします。人の評価や対応によって左右されることでもなく、自分がどう「ありたい」かを自己宣言するのです。これをヨガ用語ではサンカルパ(サンスクリット語で"誓い"という意味)といいます。

人に評価されたい事柄は、本当に自分が達成したいことでしょうか。心から願うことでしょうか…。はっきりと言葉になったら、眠る前など、リラックスして(まどろんで)いる時に、心で呟いてみましょう。

しっくりときましたか。違和感を感じるなら、何度でも言葉を直しましょう。簡潔な言葉は、リラックスした脳にすっと入り、実現に向けたすり込みとなります。

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おわりに

いかがでしたか?自然とのつながりを感じ、心地よさを味わってみてください。そして湧きあがってきた、ありたい自分や目標を、今度は川にそっと船を浮かべるように、脳に言葉を放しましょう。言葉が自然と流れて達成されるのを、何度も自己宣言をしながら見守っていくのです。

快適で幸せな生活を送るのに、自然瞑想法が役立ちますように。

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