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公開 2015年11月06日  

子どもが階段から落ちた!病院に行くか迷ったの判断基準とは?

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子どもが怪我してしまった際、まだ言葉がしっかり話せない年齢だと「大丈夫」とも「痛い」とも言ってくれず、親としては病院を受診するかどうか非常に迷う場合があると思います。今回は実際に怪我してから、病院に行くと判断し受診した後までの状況・行動についてお伝えすることで、参考になる点があるのではないかと考え、まとめてみました。


階段から転げ落ちてしまった息子

先日、息子が自宅の階段から降りる際、階段から転げ落ちてしまいました。大きなおもちゃを持ちながらだったため、足を滑らせてしまったようです。事故後、しばらく様子を見ていると右腕をかばうような仕草をするため、「もしかして右腕~右手首が痛いのかも…」と推測し、子どもの手首や指を曲げて反応を見ましたが、痛がる様子はなく、少しすると元気になってきました。

息子が「公園に行きたい」と言うので、後から症状が出てくるかもしれないと思い念のため診察券などをバックに忍ばせて、整形外科クリニックがすぐ近くにある公園に行ってみました。着いてみると「公園では遊ばない」と言うので、ちょっとおかしいなと思い、そのまま整形外科クリニックへ行く事にしました。

実際に整形外科で診察を受ける

整形外科は予約なしで受診しましたが、すぐに診てもらうことができ、レントゲンを撮ることになりました。「一人でレントゲン室でいい子にできるのかな?!」と私としては不安いっぱいでしたが、子ども本人も状況が少しは分かっているのか、おとなしくしていました。

先生が触診してもそこまで痛そうにしていなかったので「平気かな」と思っていたのですが、レントゲン写真を見ると「もしかしたらヒビが入っているかもしれません」とのこと!湿布を出しておきます、と先生から言われました。「子ども用の湿布を出してもらえるのかな?」と思いましたが、整形外科でもらったシップは普通に大人が使うサイズだったため半分にカットして使用しました。

風邪のときの「冷えピタ」も嫌がる子なので、湿布を貼る時にはアンパンマンの絵を描いてあげました。初めはご機嫌だったのですが、少しすると大泣きして「剥がす!」と言い始め、時間を置いてチャレンジしましたが、やっぱり嫌がられ、日中は張ることができませんでした。夜にぐっすり寝てから貼ることには成功しました。

痛みは後から出てくることも!迷ったときの受診の目安は?

子どもがケガをすることは多いですが、先生から「大丈夫だよ」と言われて安心することもあれば、「大したことないよ」と言われてちょっと傷つくこともあり、受診をするかしないか迷うことも多いのではないでしょうか。

私は、子どもがいつもと違う行動をする、突然泣いたり機嫌が悪くなる時には受診すると決めて、近所のクリニックも状況に応じて使いわけて利用するようにしています。

・高齢な先生だけど、病院は空いていてすぐに診てもらえる
・人気の病院で混んでいるけど、対応は丁寧で安心
・対応は少し微妙だけど、近くて緊急時に利用しやすい

子どもがいつどんな怪我をするか分からないので、整形外科クリニックなど普段あまり行かない病院も目星をつけておくと、いざというとき安心だと思います。

帰宅後に息子の様子を見ていると、痛みが出てきたようで、手首を反る動きをすると痛がるようになりました。青あざなどは出ていないので、捻挫というわけでもなく、後から出てくる痛みもあるのだと勉強になりました。また、早めに病院に行っておいてよかったと安心しました。

子どものケガで、病院に行くかどうか迷った時の参考になればうれしいです。

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