魔のイヤイヤ期を写真に収めることで、ママのイライラを笑いに変えてしまおう、というイヤイヤコレクション略して「イヤコレ」。我が家でも実践してみて、これはいい!と思ったので、以前こちらで記事に書かせていただきました。
イヤコレもやりすぎに注意!?息子に顔面パンチを食らって気づいた「イヤコレ作法」とは
12,820 View「イヤイヤコレクション」みなさん、やっていますか?我が家では、前回の記事を書いた後も、イヤコレ収集に励んでいました。その結果、予想外の事態が勃発!たくさんの方に読んでいただいたあの記事。ここは我が家の続報をお伝えせねば!ということで、いったいあの後何が起こったのか、その後の新たな試みまで。我が家のイヤコレ最新事情をお届けします。
相変わらず、イヤイヤ言いまくってる次男。最近は、寝言もすべて「イヤ!」「しない!!」と言っているという徹底ぶりです(笑)
「ますますイヤコレに励むぞー!」と意気込んでいた私だったのですが、その後思いもかけない事態に陥ったのです。その日、自転車に乗って出かける用事がありました。
朝、準備を終えて出発しようとすると、
次男:「帽子かぶる!!」
私:「でも、今日自転車だからさ。ヘルメット被るから、帽子はいらないよ。」
次男:「イヤ~!!!ぼうし、かぶる~!!!!」
と、大騒ぎになりました。これはまたコレクションに収めるチャンスだね!と思った私は、さっそく次男にスマホを向けました。すると…。
繰り出された、イヤイヤパンチ。
スマホを向けた私に、次男が猛突進。「撮らない!!!!」と激怒の末、顔面パンチをくらわされました。
それで、はっとしました。自分は、泣いているときにスマホで写真を撮られたらどう感じるか。そりゃ、もちろん嫌ですよね。そうか、私はなんだか次男に失礼なことをしてしまっていたのかな…。
でも、イヤコレに感じた「これ、すてき!!」という私の直感は、間違っていない気がする。そう思って、前回ご紹介させていただいた赤星ポテ子さんの記事を、もう一度読み返してみたんです。
イヤコレの作法
タクゾーはまだあまり言葉もしゃべれず、意思疎通がスムーズにできないので、提案や叱って諭すことができません。
上手く気をそらすか、ひたすら耐えるのみ。
苦行です…。
年配のママさん達はこぞって
「あの時は大変だったけど、今では愛おしい&懐かしいイヤイヤ期」と言うではありませんか!!
私もいつかあの頃が懐かしいと思えるように記録に残そう!
一度癇癪が始るとおさまるまで暇なので、年配ママさんの言葉をヒントに写真に収めることにしました。
よく読み返して気づきました。
<赤星さんの場合>
「意思疎通がスムーズにできないので、提案や叱って諭すことができない」から、「上手く気をそらすか、ひたすら耐えるのみ。」
そして、「一度癇癪が始るとおさまるまで暇なので」お子さんが落ち着かれるまでの間、そっと写真を撮る。
<私の場合>
「イヤコレ収集に情熱を燃やし、今か今かとチャンスをねらっている」
そして、わりと話が通じる次男に、その他のなだめる働きかけもせず「自分の楽しみのためにスマホを向ける」
…………大反省。。。そりゃ、パンチくらって当たり前です。
自我の芽生え、第一反抗期といわれるこの時期。イヤイヤ期なのは、わが子だけじゃない。でも、一人ひとりの子どもの状況や特性に応じて、必要な対応もそれぞれに違ってくるんだ。そんな当たり前のことに、私はこのときはじめて気が付いたのでした。
イヤコレを撮るには、その子にあった作法がいる!そう感じた私。自分のイヤコレに対する姿勢を改めることにしました。
我が家流のイヤコレ 「アフターイヤコレ」
次男が癇癪を起したとき。まずは「あの手この手でなだめる作戦をとる」という、従来の方針に戻しました。しかし、それだけでは、イヤコレで教えていただいた「ママのイライラをユーモアに」の精神が全く生かされていません。
そこで私は、あの手この手を尽くして、「そりゃないわ」という結果になった次男の姿を写真に収めるということにしました。
先ほどご紹介した、「帽子はいらないのに帽子をかぶる」と言い出した件では、帽子かぶる!とギャーギャー言ってる次男に旦那が、「わかったわかった、かぶろうかぶろう。」と言って、その辺にあったナイトキャップを、とりあえずかぶせてみました。
私は、「なんだそりゃ。」って思ったんですが、「いや待て。これ、絵的に面白いぞ。」とか思って、横から「それは似合うね~!!すごい!!とりあえず自転車までは、それかぶっていったらいいよ!」とかなんとかおだててみました。
そうしたら、次男はころっと泣き止み、超ご機嫌で自転車に乗り込むことができました。ヘルメットにも、全然いやがらずに取り換えてくれました。
そのときの写真がこちらです。
超得意顔です(笑)写真も「撮って!」と自分から進んで撮らせてくれました。
マナーを守って(?)楽しいイヤコレライフを♪
「子どものイヤイヤ期をユーモアの精神で楽しみに変える」、そのイヤコレ精神を我が家流にアレンジした結果、このような顛末となりました。できあがった写真は、元祖イヤコレほどのインパクトは無いし、他人が見たら「???」と思うだけのものかもしれません。
でも、我が家にとってはどの一枚も、そのときのエピソードがありありとよみがえるような写真です。そして、もれなく笑いもついてきます♪
私のような失敗をされている方はいないかもしれませんが、万一「イヤコレがうまくいかない」とお悩みの方がおられましたら、「イヤコレ」を自分流にアレンジしてみることをおすすめします♪
「親しき中にも礼儀あり」の精神を忘れずに!
「アフターイヤコレ」も、やってみると、なかなか面白いですよ!
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