乳児湿疹に悩まされた時期…本当に母乳が原因なの？

子どもが生まれて、初めて乳児湿疹というものを知りました。

乳児湿疹とは、生後1か月頃から赤ちゃんの肌にぽつぽつとニキビのようなものが 出ることをいいます。
痒そうにすることもあり、早く治してあげたいと思いまずは自分で調べてみることにしました。

すると・・・ 「母乳が原因です」「ママの食事が原因です」という文章をたくさん目にしました。

当時、良いオッパイをあげたいと食事には気を使っていた私。
それなのにまさか、自分のおっぱいのせいで乳児湿疹になってしまったとは・・・！！

すごく落ち込みました。

その後皮膚科に行って薬を処方してもらったり、肌を清潔に保つよう心がけたり、保湿したり・・・
とやっているうちに、生後3カ月ころにはすっかり良くなっていました。

乳児湿疹の原因が母乳だという説と、母乳は関係ないという説があるそうです。

現在二人の娘を育てている私は、素人ながら「どちらでもありどちらでもない」んじゃないかなぁと思っております。

乳児湿疹ができる原因は、いろいろあると思うのです。

環境もあるだろうし、赤ちゃんの体質もあるでしょう。
その中の原因の一つに、もしかしたら母乳も関係するかもね、くらいのものじゃないでしょうか。

もちろん、ママがいつもいつも揚げ物やハンバーガーやお菓子ばかり食べている生活をすることは、母乳に良くないと思います。
ただ、ママ一人ひとりの体質もそれぞれ違うでしょう。

だから、「こうだから母乳が原因！こうだから母乳関係ない！」とは言えないよなぁ、と思うのです。

当時の私は「母乳が原因」という説をまるまる自分に当てはめてしまっていました。
そして自己嫌悪に陥って落ち込んでいたのです。

「でももしかしたら、違う原因もあるのかもしれない。」
そういう選択肢が一つあるだけで、きっと当時は救われていたんじゃないかなと思います。

結局何が言いたいのかと言いますと、「乳児湿疹＝母乳（ママの食事）が原因」とするのは
ちょっと極端すぎるし、私のように傷つく人もいますよということでした。

「母乳かもしれないし、違うかもしれない」

もし、今当時の私と同じように悩んでる方がいたら、
そんな風に考えてみると少し楽になるかもしれません。