子鉄のおでかけはここに注意！？突然駅で立ち止まった息子が…

子どもとのお出かけって、それまでと同じようなスケジュールでは厳しくなりますよね。

特に「○時に□□で！」という待ち合わせや○時出発の特急に乗らないと！っていう帰省時は、
子どもが歩かなくなることやぐずることを考慮したり
急に「おしっこ！」って言い出さないように定期的にトイレ休憩を入れたり･･･

かなり余裕を持ったスケジュールを組んでいました。

ベビーカーで移動していた時は、エレベーターを探すのも大変でしたが、
歩いてくれるようになったらなったで、すんなり歩いてくれない時があったり、また新たな不安要素が増えるんですよね。

距離にしたらそんなに遠くないのに、こんなに早く家を出ないといけないのか…と
慣れるまでは少し億劫に思っていました。

私の実家に帰省するために移動していた時のこと。

最寄り駅で地下鉄に乗ってＪＲに乗り換えるというルートで、
ＪＲでは特急（１時間に１本）に乗らないといけないため少し急いでいました。

駅までは順調に来れたのですが、さあ乗り換えよう！という時れっちが急停止！

「もう歩けない」って言い出すのかな？
帰省で大きな荷物を持ってるのに抱っこして行けるかな～なんて思ってたのですが…

「顔が見たい…？？？」

最初聞いた時は何のことかさっぱり分かりませんでした。

私が前を向いて歩いてるから寂しくなった？そんなかわいいこと言ってるの～？？
なんてこともよぎったのですが全然違いました！！

れっちが見たかった「顔」それは･･･

私の顔じゃなかった！電車の顔だったんですね！(笑)

ホームのはしっこまで歩いて行って、電車の顔を見て、その電車が出発するのを見送るまでがワンセット。
その後反対側の電車でも同じ事をして、そうしている内にまた次の電車がきて…

と、れっちが満足するまで延々ループ。

途切れることなく電車が来る駅だとやめるタイミングをつかめなかったり…

時間に余裕がある時はいいけどそうでない時はかなり焦ります！

そんなことがあってから、電車でお出かけする時はもっともっと余裕を持つようになりました。

もちろん、歩かなくなったりトイレに行ったりという時間も見ないといけないので
それプラス電車を見る時間を入れるとかなりのボリュームに…

無理やり引っ張ったりかついでいくこともできるんですがそれはしたくないって思ったんですよね。

れっちと一緒に出かけて、電車を見たり乗ったりして感動してる姿を見て、
それまで私にとって特別な意味のなかった電車での移動が
何だかステキなイベントみたいになりました。

このルートで行くと普段はあまり乗る機会がないこの電車に乗れるなーとか、
この駅には新幹線の駅があるから１時間早く行って新幹線も見せてあげようかなーとか、

いろいろ考えるようになりました。

そして、そう考えてる時も実際にれっちと一緒に出かけた時もすごく楽しい！

そんな気持ちを教えてくれたれっちに感謝する日々です。