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公開 2015年12月13日  

子どもとどう遊んでいいか分からない…そんなパパママに“遊び込み”をオススメします!

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自分が母に遊んでもらった記憶があまり無い私。自分に子どもが生まれて、どうやって遊んだらいいのか分かりませんでした。そんな私が出会った「遊び込み」とは?


子どもとどうやって遊んだらいいの!?

私には、小さい頃、母に一緒に遊んでもらった記憶がほとんどありません。そのせいか、自分の子どもが生まれてから、わが子と一体どうやって遊んだらいいのか、正直よく分かりませんでした。

よく分からないから、目新しいおもちゃを次々に買ってみたり、知育に走ったり・・・。早く一人で遊んでくれるようにならないかな・・・とそんな事を考えていました。

でも、私が子どもから離れようとすればするほど、子どもは私につきまとってきました。

「遊び込み」との出会い

そんなある日、図書館で「遊びとしつけ子育てが楽しくなるコツ」という本に出会いました。その本の中に「遊び込み」という、子どもと遊ぶ方法が紹介されていました。

まずは子どものそばに15分座ろう

そこには、まず15分「何も用事をせずに、子どもの側でじっと座りこむつもりで、腰を落ち着けましょう」と書いてありました。それは想像以上に難しいものでした。

ちょっと座ってみると「夕飯の下準備のあれだけ今のうちにしておこう!」「ネットであれを注文しなきゃいけなかった!」と、ついつい席を立ってしまう自分に気付きました。

お母さんがまず遊ぶ

それでも、騙されたと思って我慢しながら、一日15分、子どもの側に座ってみました。さて、何で一緒に遊ぼう・・・。迷った末、目の前のおもちゃで、まず私が遊んでみました。

自分が子どもだったら、これで何をしたら楽しいんだろう。これを私が生まれて初めて見たとしたら、一体どこを見て何をするんだろう。そんな事を思いながら。

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子どもが近づいて来た!

そうやって腰をすえて子どものおもちゃで遊ぶことを繰り返しているうちに、子どもが私に近づいて来ました。でも、じっとしているわけではなく、すぐ違う所に行ってしまいます。それでも、私は自分一人で遊び続けました。

たまに子どもが近づいてきたら、話しかけてみる。
→どこかに行く。
→また近づいてくる。
→話しかける。
という流れを繰り返しました。

するとある時を境に、子どもが積極的に「私の真似をしてみよう」といったそぶりを見せるようになりました。

がぜん私にやる気が出てきた!

子どもがやる気になってくれると、私の中で、色々な遊びのヒントが自然と思いつくようになりました。どうやったら、この子は楽しいと思うのかな?笑ってくれるのかな?そんな事をどんどん思い浮かべるようになりました。

あんなに「も~、一人で遊んでよ!!!」と、子どもと一緒に遊ぶのが億劫で、鬱陶しく思っていたのが嘘のようでした。

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「遊び込み」を実践して気づいたこと

子どもと遊ぶのが習慣となり、苦で無くなった私は、いろいろなことに気付きました。思い返してみれば、私は「子どもと遊ぶ」のではなく、「遊びを通じて子どもに何かを教えよう」としていたのです。

しかし、子どもはそんなことなど望んでいませんでした。子どもはただ、ママである私の側に居たかったのだと思います。

「どうせ遊ぶなら役に立つ遊びを」そんな風に考えていた私。だから、子どもとどうやって遊んでいいのか、分からなかったのかもしれません。「遊び込み」に慣れていくと、子どものことがよく見えてくるようになり、自然と、自分の子どもに合った遊びを思いつくようになりました。

イライラした時こそ子どもに近づく

毎日15分。用事をせずに子どもの側に座ってみる。それを毎日毎日実践していった結果、子どもの様子がよく分かるようになっていきました。それに伴って、私の中の子育てへの不安、イライラする気持ちが徐々に減っていきました。私が落ち着くと、子どももどんどん落ち着いていきました。

遊ぼう!と思って力んでいた時には、「子どもとどうやって遊んでいいのか分からない」そう思っていましたが、子どもの側に毎日座ることが習慣になってくると、イライラした時には「子どもから逃げるよりも、むしろ近づく方が、結果的に楽になれるんだ」と思えるようになりました。

一日たったの15分。親子のちょっとした変化は、実はそんな簡単な習慣から生まれるのかもしれません。
子どもとどうやって遊んだらいいのかわからない!!そんなお母さんは、一度試してみてはいかがでしょうか?

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