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公開 2015年03月30日  

出産場所の選び方はどうれすればいい?お産の場所のそれぞれの特徴

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妊娠経過は十人十色。出産経過も十人十色。

流れに任せるということも大事だけれど、どういうお産がしたいか考えることも大事なことです。出産日が近くなる前に、考えてみましょう。

出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=15319206895

どんなお産をしたいか考えてみて

あなたはどんなお産がしたいですか?

お産について考えるのは、妊娠してから、それもお産が近づいてからという方が多いことでしょう。

お産が近づいてから考えても、間に合わないことはありません。ですが、できるだけ早く考えて、こんなお産がしたいから、ここで産みたい、という場所選びができたら、もっと素敵なお産に近づけるかもしれません。



お産の場所として選ぶとしたら…

*自宅

*助産院

*産婦人科クリニック

*総合病院

*総合周産期母子医療センター



の5つがあります。それぞれ良い面がありますので、ご紹介していきます。

自宅出産

毎日過ごしている場所なので、誰にも気兼ねなく過ごすことができます。何より、陣痛が来てから動く必要がありません。

自宅出産を取り扱う助産師に、妊婦健診やお産の管理をお願いすることになります。立ち会ってくれるのは、助産師。医師はいません。ですから、正常に経過している妊娠と出産のみの取り扱いとなります。

助産院

自宅のような雰囲気に近く、病院のような感じはありません。分娩台ではなく、自由なスタイルで出産することが可能です。立ち会ってくれるのは、助産師。医師はいません。正常に経過している妊娠と出産のみの取り扱いです。

個人病院

地域のお産を支えているのは、クリニックです。医師と助産師で妊娠管理・分娩管理を行います。総合病院に比べて医師の人数が少ないため、助産師と関わることが多いかもしれません。

医師がいるため、帝王切開も可能です。緊急の度合いによっては、より大きな病院へ転院することもあります。

総合病院

産婦人科以外の科と連携をとることで、持病がある方も安心です。また、輸血などもすぐに行えますので、緊急時の対応は万全です。

総合周産期母子医療センター

よりハイリスクな妊娠・出産への対応が可能です。具体的には、重症な切迫早産、妊娠高血圧症候群、胎児疾患、多胎、前置胎盤、などです。NICU(新生児集中治療室)があり、先天性疾患を持って産まれた場合や、早産で産まれた場合に赤ちゃんの治療がスムーズに行われます。

まとめ

各施設の特色と、ご自身の健康状態、お産の希望などを考えて、自分と赤ちゃんにとって、良い施設を選べると良いですね。

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