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公開 2016年01月15日  

犯人は「偏頭痛」ではなく「群発頭痛」だった

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女性で偏頭痛持ちという方は決して少なくはないと思います。そして妊娠出産を経て、ホルモンバランスの崩れなどでさらに頭痛がひどくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回はずっと偏頭痛だと思っていた私が発症した群発頭痛についてお話させていただきたいと思います。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030013764

偏頭痛ではなく「群発頭痛」だった

私はずっと偏頭痛で悩まされてきました。妊娠中は、一切偏頭痛のような症状はなく安心していたものの、出産して退院した後、約1ヶ月間激しい頭痛に悩まされました。授乳やオムツをかけなければいけないのに激しい頭痛が1日に何度もきました。産後のボロボロな体に追い打ちをかけるように、妊娠中起きなかった頭痛が爆発するように頻繁にきました。

それが、2年後また1ヶ月間きて、そしてさらに2年後に2人目を出産後に同じく産後1ヶ月の間続きました。

流産したことや、育児やいろいろなストレスが蓄積されホルモンバランスも乱れたために、こんなに頻繁に偏頭痛が起きるのだろうと医師にはずっと言われてきました。確かに激しい頭痛は流産や出産を経験した年だったので、ホルモンバランスのせいだろうと自分でも思いました。しかし、あまりにも激しい頭痛が毎日何回も1ヶ月続くのは偏頭痛にしてはおかしいと思い、セカンドオピニオンで初めて群発頭痛と診断されました。

目の奥がえぐられるように痛い、群発頭痛

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では、群発頭痛とはどういう頭痛なのでしょうか?有名な事例として、映画ハリーポッターの主役を演じたダニエル・ラドクリフさんも群発頭痛と診断されました。

群発頭痛は、頭の片側が痛みます。半年から2、3年に一度、群発期というものがあり、その時期になると1、2ヶ月ほど毎日痛むのです。そして、その痛みは目の奥がえぐられるような激しい痛みで、私の場合はじっとしていられない程の耐え難い痛みが数時間続きます。

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周りの理解、家族の協力が大事

群発頭痛は男性に多いと言われていますが、群発頭痛の原因はわかっていないそうです。

群発頭痛は直接命には関わらない病気ですが、激しい痛みを伴い、定期的に群発期が訪れてしまうので、生活に支障をきたすこともあります。そのため、周りの理解がとても重要ですし、家族の協力も必要不可欠です。

群発頭痛と診断されて私は病名がわかり安心しました。そして来るべき群発期に備える心構えも持てるようになりました。知名度が低い病気なので、「これって本当に偏頭痛かな?」と思ってるお母さんがいたら一度受診されることをオススメします。

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