まずは全国のTOHO CINEMAS系映画館で実施されている「ママズクラブシアター」をご紹介します。
こちら、出産以来映画館に行ったことが無い、赤ちゃんと一緒に映画が楽しみたい！というママパパの要望に応えて誕生したサービスなんです。
毎月1〜2回、木曜日に実施されています。映画館の照明は明るめで、音量も控えめ、チャイルドシートも用意されており、赤ちゃんと一緒に映画を楽しめる工夫がいっぱいです。
ベビーカーは映画館の前で預かってくれるシステムなのですが、ママズクラブシアターの上映日には映画館の前がベビーカーでいっぱい！というくらいに大人気のサービスです。
チケット料金は通常の作品と同様で、チケットの購入方法は上映日の2日前から窓口での購入のみとなります。
インターネットや電話での予約ができないのがちょっと残念ですが、当日でも空席があれば入場できます。
話題の作品の場合はチケットが完売することもあるほど人気のサービスですので、少し早めに映画館に着くように出かけるのがおすすめです。
続いて、全国23カ所のMOVIX系映画館で実施されているサービス「ほっとママシネマ」をご紹介します。
日々の忙しい子育ての合間に「ホッと一息」映画でも楽しんでほしい、という思いを込めてスタートしたこの企画。
赤ちゃん連れに嬉しいサービス満載で、明るめの照明、控えめの音量の他、映画館内に授乳スペースやオムツ替えスペース、スクリーン前に簡易キッズスペース（一部劇場）までが用意されています。
パパも一緒に家族で入れるスペースと、ママ専用スペースが分かれているのも嬉しい心遣いです。
チケット料金は大人1200円、3歳以上の子どもが800円と、通常よりもリーズナブル。前日までにインターネットで予約をし、当日ほっとママシネマ専用カウンターで支払いをするシステムです。キャンセル料は一切かからないので、万が一赤ちゃんの体調が悪くなった時も安心です。
上映は不定期で、1つの映画館につき1〜2ヶ月に1回程度。上映回数がまだまだ少ないので、気になるママはお近くの映画館の上映日を忘れずにチェックしておきましょう。
他にも、赤ちゃん連れのママ向けサービスは全国各地の映画館で実施されています。
例えば、千葉県浦安市のシネマイクスピアリでは月1回ほど、子どもの映画デビューを応援するというコンセプトで「ウィズキッズシアター」を実施しています。未就学児と保護者が対象になっています。
また、神奈川県川崎市のチネチッタ「チネママシアター」は”女性限定”でママから人気が高いサービスです。料金は1300円と割安でインターネット予約ができるのが嬉しいポイントです。
この他、北海道札幌市の札幌シネマフロンティアでは毎週火曜日に「親子シネマ」のサービスを、和歌山県内に6カ所の映画館を有するジストシネマでは毎月第2・第4水曜日に「マザーズシネマ」を、広島県福山市のエーガル8シネマズでは、毎月第2・第4火曜日に「ママ＆キッズシアター」をそれぞれ実施中です。
インターネット上で紹介されているものの他にも、全国各地の映画館が独自で赤ちゃん連れのママ向けのサービスを行っていることがあります。「赤ちゃんがいるから無理…」と諦めずに、地域の映画館情報をチェックしてみましょう！
いかがでしたか。赤ちゃんと一緒に楽しめる映画館は調べてみると意外とたくさんあります。いずれも”赤ちゃんが泣いてもおたがい様”のサービスなので、泣いちゃったらどうしよう…なんて心配しなくても大丈夫です。お席での授乳はもちろん、通路に出てエルゴでゆらゆらあやす…なんて光景が当たり前なのです。
赤ちゃんがいるからダメかも、なんて我慢するばかりではなく、赤ちゃんと一緒に楽しむ気持ちで、たまには映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか？
