女の子の子育てって難しい!女の子ならではの特徴と育て方のコツまとめ
157,955 View女の子ならではの躾・子育てをしないとと悩まれていませんか?
女の子の特有性はあったとしても、話を聞いてあげるなど、子どもの独自性を大切にするだけで自然と成長していくものです。幼少期・少女期・思春期別の子育ての心構えを紹介します。
女の子は育てやすいって本当?
女の子は男の子より育てやすい、とよく聞きますね。
でも実際に女の子を育てていると、そんなことないのに!と思う事もあるでしょう。
そもそも女の子の方が育てやすいといわれるのは、いったいなぜなのでしょうか。
病気にかかりづらい、同性だから気持ちを理解しやすい、遊び方が静かで危ないことや汚いことをしない…など、理由はいくつかあるようです。ですが、実際には、病気のかかりやすさに男女差が無く、同性でも性格や人格が違うので、自分と真逆という事もあるようです。
やはり性格や体質など個人差がありますので、大人しく穏やかでままごとやお絵かきが好きな男の子もいれば、おてんばでいつも動き回っていたり、男兄弟がいなくても電車や車が好きな女の子もいます。
実際に女の子の方が育てやすいのでしょうか?
女の子ならではの特徴とは?
女性脳、男性脳、という言葉があるように、根本的な脳の思考や差というものは実際に存在します。
おてんばな女の子より、物静かな男の子の方が、急に驚くような危険な行為をしたりします。
4歳以下の小さな子供の場合、まだ上手く自分の気持ちが伝えられなかったり、友達とのトラブルを上手く解決できなかったりして機嫌が悪くなることがあります。
そういう時、男の子はおもちゃやおやつをあげるとケロリと機嫌がよくなり、さっきまで泣いていたことなど忘れたようにはしゃぎだす子が多いようです。
ところが、女の子は一度機嫌を損ねるといつまでも引きずり、結局帰るしかなくなる…というケースも多いといいます。
大人になっても、女性の方が機嫌を損ねると長く引きずったりしますよね。
どんなに小さくても、女の子は“ごまかされている”事に気づくのです。
女性は言葉によるコミュニケーションが好きなもの。
まだ言葉がちゃんと話せない子どもであっても、会話をしっかりとする必要があるわけです。
女の子の子育てで大切なのは母親・父親? 母親の接し方が女の子に与える影響とは?
女の子を育てるうえで両親の接し方が大切なのはもちろんですが、影響力が大きいのは、同性である母親の接し方です。
あまり自分に同化して考えすぎると、大人になった時に“ピーナッツ親子”といわれる母娘が依存しすぎている状態になってしまう事があります。(ピーナッツ親子とは“殻の中で二つ並んだピーナッツのように仲の良い母娘”という意味です。友達親子よりも、より依存している状態です。)
ママは、同性であるがゆえに、つい「自分の考え=娘の考え」と思い込んでしまいがちです。
しかし、子どもには子どもの考えや好みがあるのです。
可愛い我が子に、可愛いフリフリピンクの服を着せたいという気持ちになるのはよく分かります。
逆に、自分が女の子らしすぎる服は自分が好きじゃないからと、シックな色合い・デザインのものばかりを着せてしまっているケースもありますね。
洋服の事だけではなく、全般的にそういった自分の考えや理想を押し付けすぎると、子どもの心に強い束縛と深い傷を負わせることになります。
決していじわるしているわけではなく、娘の事が大切で、良かれと思ってしている事も、子どもにとってはマイナスになっているかもしれないのです。
女の子は、人から言われたことを素直に受け入れ、精神的にタフで自力で立ち直ることができる一方で、自分が日ごろ何気なく言った、感想や意見が思春期以降の人間関係、男女関係にも多大な影響を与えてしまう事もあるのです。
子ども時期、少女時期、思春期時期それぞれにすべきこととは?
女の子に限った話ではありませんが、やはり子ども時期~少女時期にしっかり愛情を注いで親子の絆を深めておくことが大切です。
女の子はとてもおしゃべりが好きなものです。
年の近い弟妹がいて、普段は手がかからないし物静かだわ、と思っていた子が、下の子を預けて二人きりで過ごしてみたら、信じられないくらい饒舌に、楽しそうに話していた…という事もあります。
たくさんおしゃべりして、たくさん一緒に遊んで、いつでもママが一番の味方、一番愛してくれている!という事をしっかり伝えてあげるといいでしょう。
共働きで忙しく、夕方~夜の時間帯にご飯、お風呂、寝かしつけ…とやる事がたくさんある時に、話しかけられると疲れが倍増してしまいますよね。
ですが、そういうちょっとした時間のおしゃべりにしっかり付き合ってあげる事が大切なのです。
そして思春期は身体的にも心理的にも子どもから大人へと成長していきます。
それまでは素直で育てやすいと思っていた子でも、親や教師など身近な大人の言動に対し反抗的になっていきます。
もちろんその程度の差はありますが、自立するためには避けて通れないものです。 友達と話をしたり、遊んだりしたあと、なんだかスッキリしたという経験は誰もがあると思います。
実はその対象は友達ではなく、家族やペットでも同じなのです。 思春期であっても、誰か話をする相手が必要です。 ストレスをためないよう、家族はそっと見守り、時には手を差し伸べ、サポートしていく事が必要です。
女の子の子育てをするうえでの注意点とは?
女の子を育てるうえで一番気を付けたい点は、やはり「自分と同じだと思いすぎない事」です。
見た目や性格の根本的な部分、味覚や好みが自分とよく似ているからと言っても、全く同じという事はありません。
「よく似ている部分もあるけれど、違う部分もある」はずなのです。
ところが、自分ができたことは当然できるはず、自分がやりたかったこともやりたいはず。そう思い込んで、色々と押し付けてしまうケースもあるようです。
あまりにも母親の期待や夢を押し付けすぎると、自我を持てないまま育ってしまいます。
母親の期待の応えるためだけに頑張りすぎると、その期待に応えられない自分に気づいたときに突然反抗期になったり、暴力的、あるいは引きこもりになってしまったりします。
仲良し親子のつもりで「○ちゃんは、これが好きなんだよね」と押し付け続けると、子どもは真綿で首を絞められるように徐々に徐々に消耗していってしまいます。
分かりやすい毒親よりも、子ども自身が気づきにくい分、大きくなってからの反動が大きくなる可能性があります。
まとめ
「同性だから、気持ちがよく分かる」と、つい自分の気持ちや夢、趣味を押し付けてしまいがちな女の子の子育て。
ですが、絶対にすべてが同じわけはないのです。
同性である母親の影響を大きく受けてしまうのが女の子です。
だからこそ、母親が毎日楽しく充実し、ポジティブに過ごしている姿を見て育った子は、人生を楽しく過ごすことが上手になります。
子どもに依存せず、自分は自分の趣味や仕事に打ち込み、そのうえで子どもの趣味や楽しみを見つけて一緒に楽しみ見守る…そんな母親が理想なのかもしれません。
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