もうすぐクリスマスですね。みなさんの家では「サンタクロース」について、お子さんにどのように伝えていますでしょうか?
私が小さかったころ、我が家では「クリスマスに欲しいもの」を手紙に書いて、父と母に渡し、サンタに届けてもらう、というシステム。
そして、25日の朝には、枕元に毎回サンタさんはプレゼントを置いていってくれるのです。
ところが、小学校2年生のある日、家の中で兄弟とかくれんぼをしていて、
隠れるところを探すために父のクローゼットを何気なく開けました。
そうすると、サンタがくれるはずのプレゼントが置いてあったのです…!!
…サンタは、親だった…!!!!
こんな経験、みなさんにもあるのではないでしょうか(笑)。
「サンタクロース」の正体について
他の家では、サンタクロースの正体ってどうバレた??
自分の経験としての「サンタさんのあるある」!
どんなものがあるのでしょうか?
私がまだサンタさんを信じていた頃、クリスマスイブの夜になると、遠いところから来て大変だから!と言って、ジュースとケーキを机の上におき、サンタさん毎年ありがとうと書いたメモを添えていました。そしてあるクリスマスの日、空になったグラスとお皿の横のメモ用紙に、「こちらこそいつもありがとう」と返事が書いてあったのです。その返事の字がこれまた汚い。とんでもなく汚い。まるでミミズがのたくったような字とはこのことだ、というような字でした。返事を書いてくれたのは嬉しいけど、サンタさんって字上手じゃないんだ、と勝手ですが少し意外に思いました。
それから暫くして、夜父に宿題を見てもらっていた日のこと。父が書いた字が、あのサンタさんの字にそっくりなんです。というより、サンタさんの字そのものだったんです。その時、クラスで何人かの男の子たちがサンタさんって親なんだぜ!と言っていたことを思い出しました。それまではサンタさんからはちゃんと毎年手紙も来るし、サンタさんが親なんて嘘だと思っていたのですが、何だかすっとその誤解がとけました。ああ、サンタさんはお父さんだったのか…と。
私は一人っ子ですが、
「10歳になった○○ちゃんは、もう半分大人やで!」と常に祖父に言われていて
10歳を過ぎた年になぜか
サンタさんへの手紙を恒例のプレゼントの催促ではなく
一方的に「もう大人だからいらないです!」とお断りのお手紙を書いてしまいました。
それ以来、来なくなってしまいました。
サヨナラもありがとうも伝えられていません。
我が家のクリスマス、さて「サンタ」はどうしてる?
さて、肝心なのは「我が子にはどうするか?」というところです。
こんな風に、それぞれの家では悩みつつ、サンタクロースの演出をしているようですね。
小4、小3の兄弟の母です。
いつも12月になると、子ども達はサンタクロースに何を頼もうかと嬉々としています。
しかし、子ども達も大きくなるにつれ、疑問を持ち始めているようです。
1.戸締りをしているのに、なぜ出入りできるのか?
2.なぜ、プレゼント予算は5000円以内なのか?
1に関しては、夫が「換気扇を外して出入りしている」と苦しい言い訳をしています。
2に関しても、友だちが3DSなど、明らかに「予算」オーバーなものをもらっていて、周囲との差を怪しく思っているようです。
夫同様、私も「サンタにはランクがある」と、これまた苦しい言い訳をしています。
しかし今年、長男がついに3DSが欲しいと言い出しました。
仕方なく「本体だけは持って来てくれるかも」(ソフトはお年玉で買ってほしい)ということにしました。
けれども、本体しか持って来ないというサンタに不信感たっぷりの様子(汗)。
おまけに、それを聞いた3000円のプラモデル希望の次男が「だったらオレは差額を現金でもらいたい!」と騒ぎ出す始末。
そのうち、周囲から真実を知ることになるでしょう。
いや、もう面倒だから、むしろ早く知ってもらいたい、、、。
小学1年の孫が頑なに信じ切り今更大人達が引っ込みがつかなくなりどう対応したらいいものか頭を悩ませています。孫が小さい時から20日頃になるとそれとなくデパートへ連れて行きサンタのおじさんにお願いするプレゼントを決めさせそっと店員さんに頼んでその商品を押さえておいてもらい後日受け取りに行く…を毎年して来ました。しかしさすがに来年2年生で今年限りにしようと話していますが孫にどう説明していいものか、年一度の「楽しみな夢」を壊すようで可哀想な気がして言葉が見つかりません。先日、孫とお友達との会話で「クリスマスには何買って貰うの?私はねぇ…」とお友達はご両親から貰う前提で話していますが孫だけはサンタさんに頼んで貰うものと信じて話しているので端で聞いていてトンチンカンな会話で吹き出しそうでした。スンナリと本当の事を話してあげれば済む事なのに。孫のサンタのおじさんへのお願いが来年から無くなるのはちょっと寂しいですけど。
このように悩んでいるおうちも多いのでしょうね。
サンタクロースの正体がばれるのは、大体小学校中学年ころ
「2015年「親子のクリスマス」に関するアンケート調査」によると、3歳~7歳の子どもの約9割がサンタクロースを信じており、小学校中学年ころから、その存在を疑い始める子が増えるといいます。
11歳以降、サンタクロースを「信じていない」と回答する子どもの割合が半数を超え、中学生になる13歳以上になるとサンタクロースを「信じている」子どもは1割近くまで下がる結果に。
このことから、サンタクロースへの存在に対して少し意識の変化が現れ始める年齢のボーダーラインは「小学校中学年頃」ということが言えそう。
確かに、どのご家族の話を聞いても、大体小学校1年生~2年生くらいで「あれ?なんか辻褄が合わないぞ」となり、正体がばれてしまうようです(笑)
また、そのまま信じて成長したとしても、小学校3年生~4年生くらいで、周りの友だちなどに「サンタって親なんだせ!」と言われ、
うすうす気づき、直接親に聞くか、知らないフリをするかをするようですね。
なぜ、バレると分かっていて親はサンタになるのか
なぜ、親はサンタになってしまうのでしょうか。
私自身の経験から、考えると
「自分の子ども時代、とってもワクワクしたから!」
が、一番なのではないでしょうか。
誰しも、いつか正体がバレると思いながら、サンタを演出するのは、
自分が子どものころの思い出がとても楽しく、キラキラしているものだったからでしょう。
その楽しい気持ちを思い出し、我が子にも、そういった気持ちになってほしい、わくわくする時間を持ってほしい、
そのように思うのではないでしょうか。
それはある意味、自分の親への感謝の気持ちも含まれているのかもしれません。
自分がしてくれたことを、子どもに返していきたい、きっと、そんな気持ちのパパママが多いのではないでしょうか。
信じている子にしか、サンタクロースは来ない
とは言っても、子どもが「あれ、サンタっていないのかも…?」
そんな風に考えだし、聞いてきたら、親はどう答えればいいのでしょうか。
・○歳になったら、もうサンタさんは来ないんだよ、と伝える家族
・実はお母さん、お父さんがプレゼントしていたんだよ、と伝える家族
・なんか、今年から来ないみたいだね、と伝える家族
・プレゼントが見つかったとしても「サンタさん忙しいから預かっておいたよ」と伝える家族
きっと、答え方は家族それぞれで、その回答に正解はないのだと思います。
でも、大切だなと思うのは「子ども自身がどう思っているか」が重要なのではないでしょうか。
サンタクロースを信じているうちは、信じられるような世界観のまま、毎年演出をしていく。
「いないんでしょ!真実が知りたい」と言うのであれば、それをしっかり伝える。
結局サンタクロースは、サンタクロースがいると信じている子のもとにしか来ないのでしょうね。
みなさんも、素敵なクリスマスを過ごしてくださいね!
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