驚きの方法！助産師が教える「双子の乳幼児を同時に寝かせる」コツ

新生児の育児は、2～3時間ごとに、起きて、お乳を飲ませ、眠らせるという、お母さんにとっては睡魔との戦いです。
それが双子の場合、それぞれの睡眠時間がずれてしまうと、お母さんの眠る時間が皆無になってしまいます。

そのため、双子出産後、助産師さんに「双子の眠るタイミングを合わせるように」指導を受けました。
その方法についてご紹介いたします。

双子の眠るタイミングを合わせる、一体どのような方法なのか。

指導の際は、里帰り出産だったので、私の母も同席しました。
その母も驚く衝撃の方法だったのです。

まず、眠るタイミングを合わせるために、①双子が起きる時間と、②お乳を飲む時間を合わせます。
そのため、眠ってる赤ちゃんの足の裏を、こちょこちょくすぐって起こします。

しかし、すやすや寝ている双子たち。
こちょこちょぐらいでは起きません。

「あら…起きないわね」と助産師さん。

すると…

「起きない時は、強めにやって起こします！」

なんと、足の裏をつねって起こしてます！

さすがにつねられたら、えーんと泣きながら起きました。そしてそのままに哺乳瓶を口に突っ込まれる娘たち…。

その無理やり起こす姿が衝撃的過ぎて、母は「可哀想だよ～、起きてからあげればいいのに…」と言ってました。

ちっちゃな赤ちゃんが、すやすや眠っているのに、無理やり起こすのは可哀想に見えるかもしれません。
子育てが初めての私からしても、衝撃的でしたから。

たった一人の赤ちゃんを育てるのならば、赤ちゃんに合わせて起きた時に対応するのも可能ですが、
やはり現実問題を考えると、双子や三つ子のお母さんがそれに対応するのは体力的に不可能なんです。
ただでさえ少ない睡眠時間が、本当になくなってしまいます。

この方法を続けて、起きる時間と、お乳を飲む時間を合わせていくと、次第に眠るタイミングも同じになり、二人が自分で起きる時間も合ってきます。

うちの子たちは、病院を退院する頃にはすっかり眠るタイミングが合うようになり、無理やり起こす必要もなくなりました。

最初は驚きましたが、入院中にタイミングを合うように助産師さんが助けてくれたおかげです。
ここでタイミングを合わせることができなかったら、その後の育児はとても大変だったと思うので、助産師さんには感謝しています。