"頑張って"子どもと遊ぶことに疲れてしまったママへのタイトル画像
公開 2016年02月18日  

"頑張って"子どもと遊ぶことに疲れてしまったママへ

31,258 View

赤ちゃんが産まれてから、「実は子どもと遊ぶことが苦手」と感じたことはありませんか? お世話をする以外の時間をどう過ごしていいかわからない…、私はママなのに。おもちゃを与えても、歌を歌っても10分と持たない。自分も楽しくないし、子どもも特に喜んでいるように見えない、といつしか追い詰められてしまう真面目なママへのメッセージです。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30701000323

ママ失格!?子どもとの遊び方がわからない!

「子どもとの遊び方がわからない!」と思ったことがあるパパママも多いのではないでしょうか。

いないいないばあ、くすぐりっこ、かくれんぼ…定番の遊びが通用するのにもそれぞれ段階がありますし、一日中それをやっているわけにもいきません。

「赤ちゃん 遊び方 わからない」で検索すると約 132,000 件がヒットするくらいです。自分が幼い頃に遊んでもらった記憶があまりない、赤ちゃんと2人だけで過ごす時間が長い、出産までしばらく幼い子どもと触れ合う機会がなかった人などにも多いようです。

「子どもが苦手」「母親失格」「母性がないのかも」などと悩んだりしてしまっていませんか?

2人だけで1日家にいても何をすればいいの⁉︎

実は私も、自分が想像していた以上に子どもとの遊び方がわかりませんでした。赤ちゃんと触れ合って遊んだのも遠い昔の記憶。子どもが好きなつもりでいたけれど、どうやってあやせばいいのかもわかりません。

積み木やクレヨン、輪投げなど、おもちゃをもらったり、買い揃えたりしても、どうやって遊んでいいのかわかりませんでした。積んでみる、倒してみる、と一通りやってもすぐに終わってしまいます。

手作りおもちゃの本や子どもとの遊び方が書いてある本や雑誌を何冊も買い込んだり、支援センターで遊び方を教えてもらったり、おもちゃ講座を受けてみたり…。いろいろ努力もしましたが、いまいちちゃんと遊べていないような気がする自分がいます。

追い詰められてしまう真面目なママへ3つの提案

そんな私が、子どもとの遊びについて考えていることは以下の3つです。

1.遊び方が下手なママでごめんね、と思いつつも変われない自分を割り切る
もっと肩の力を抜いてうまく遊べるママでありたい、と思いつつも性格まで変えられるわけではありません。しょうがないよね、という開き直りです。

2.遊びはパパや周囲の人々に任せ、自分はお世話係と思う
保育園や託児所、子育て支援センター、スクールなどでいくらでも遊んでもらえる場所を提供できます。思いっきりいろんな遊びをするのはそこに任せてしまいます。

3.自分がリラックスしていれば、それだけで赤ちゃんは楽しいもの
刺激を与えて、遊び方を教えねば、笑わせなければと思い詰め過ぎず、まずは自分が楽しいこと、肩の力を抜ける状況を優先してみました。特に月齢が小さいうちは、散歩、子連れヨガや料理教室などにも連れまわしました。家に2人きりでいるより楽しく、自分が笑顔でいればそれだけで赤ちゃんは楽しそうにするものです。

ネットであかちゃんとの遊び方を探そう

遊び方が下手でも苦手でも大丈夫。でも、そうは言っても、ひとつくらい、これなら一緒に笑える、という遊びがあるといいですよね。

特に子どもがひとりで遊んでいられたり、何かをしてくれという欲求がはっきりしたりしてくる1歳を過ぎる頃までの遊び方は難しいもの。様々な遊び方を提案してくれる本やアプリ、WEBサイトもありますが、おすすめは動画で学ぶ手遊びや歌遊びです。

一度覚えると、泣き止まない時に歌えば落ち着いたり、触り方や踊り方を変えたりして、子どもが大きくなっても使えますよ。

主婦の友社から様々な赤ちゃん向けの手遊び歌、ふれあい遊びが公開されています。「ぞうきんの歌」もおすすめです。
「ともべ幼稚園」の保育士さん達が、たくさん手遊び・歌遊びの動画をアップしています。こちらは膝の上に乗せて月齢の小さい赤ちゃんから幼児まで人気です。

他にも、同じくらいの月齢のあかちゃんがいるママ友に聞いてみたり、支援センターで教わったり…、自分たちにあった色々な方法を模索しているうちに、自分の子どもが喜ぶポイントがわかってきて、それほどこちらが先導しなくてもなんとなく遊べるようになってきます。

ママも赤ちゃんもそうやって一緒にお互いに居心地よくいられる方法を探せるといいですね。

Share!