自己紹介をするとき、『特技は出産です!』って言ったらどう?と言われるくらい、
ありがたいことにとても安産体質な私。
4回の出産ともに、陣痛~出産まで平均3時間で出産しました。
『出産前に何かしてましたか??』と聞かれたりするのですが、特別な事は何もしていませんでした。
が、4回出産で毎回必ずしていたことはありました。今回はそのお話です。
※人それぞれ体質が違うように、出産もほんとに人それぞれ。今からお話することが全ての皆様に効果があるとは限りませんので、『ああ、この人はこんなことしてたんだな~』くらいの気持ちでご覧下さい。
まずこれ。
『赤ちゃんにお願いする』!!!
(笑)
一人目の時から赤ちゃんに話しかけていた私。なにかの本で『スルスル~と産まれてきてね!とお願いしておくといい』というのを見たので、臨月には毎日こんなふうに話しかけていました。
ポイントは
産院から配られる冊子なんかに描いている、
赤ちゃんが旋回しながら産道を通る絵をイメージしながら、
『ほら、赤ちゃんこんなふうにクルって回転しながら産まれてくるねんて!!』
『ここでクルンって向きをかえて、それから出てくるねんて!!』
といった感じで、赤ちゃんにお産の様子を伝えるイメージで話しかける。
『この時にスルスル~ポンって出てきてな!!お母ちゃんも頑張るから、赤ちゃんも一緒に頑張ろうな!!』
とお願いする。
突然ですが、私、とても思い込みの激しい人間です(笑)
なので最初はやや半信半疑だったんですが、毎日お願いし続けているとなんとなく、
本当に赤ちゃんがスルンと出てきてくれるような気になってくるんです(笑)
赤ちゃんからしたら毎日お願いされ続けてプレッシャーだったかもしれませんが(笑)
これは陣痛が始まり出してからも言ってました。
陣痛の時は息を細く長く吐くといい
とか
陣痛の時にパニックになると、陣痛の合間(痛くない時)まで痛みを感じるようになる
とかいうのを聞いていたので、出産前から
『吐く息とともに痛みが出ていく』
というのをイメージしながら練習していました。
実際陣痛時も、ひたすらこの言葉を頭の中で唱えながら耐えました。
ポイントは
『思い込むこと!!』
(笑)
痛みが吐く息に乗っかって外に出ていくのをイメージしながら
『数分したら収まる』
『この数分、痛みを外に吐き出し続ける』
といった感じで、ひたすら強くイメージしてました。
日常的に話しかけていたからかもしれませんが、陣痛の合間もこんなふうに赤ちゃんに話しかけていました。
『赤ちゃん!!ほら!!早く会いたいからさ、赤ちゃんも狭いところしんどいやん??
母ちゃんもしんどくなっちゃうと赤ちゃんまでしんどくまってしまうから、スルっと!!スルっと出てこよう!!よし!!
次の波で母ちゃん頑張るから、赤ちゃんも一緒に頑張ろう!!』
といった感じで、内心
『早く出てきて!!』
という意味も込めて(笑)ひたすら話しかけていました。これは出てくる瞬間まで。
(これは私が分娩台に上ってからさほど時間がかからなく、まだ体力が残っていたから可能だったのだと思います)
赤ちゃんを励ますつもりが、もしかしたら自分に向けての言葉だったかもしれません(笑)
この『思い込む』『思い込んで言い続ける』というのは私にはなかなか合っていたようです。
母の思い込みをくんでくれたのか((笑))実際にスルンと産まれてきてくれた4人の子どもたち。
スピード出産だったのは、単に体質のお陰かもしれません。
ですが、このことによって『赤ちゃんと一緒に頑張った!!』という達成感がものすごくありました。
冒頭でも書かせていただいたとおり、これはあくまで私の体験談ですので、全ての方に当てはまることではないと思います。
もちろん、これを実践してみても、
『え?言ってたのと全然違うかったんですけど!!』
というのも十分ありえます。
出産は、本当にその瞬間になるまでどんなものかわからないですからね!
ですが、『お願いしてみる』『イメージしてみる』というのはお金をかけずすぐできることなので(笑)
もし興味のある方は一度試してみてもいいかもしれません。