バンボはいつからいつまで使える?お風呂でもOK?メリットと注意点
21,214 View赤ちゃん用の小さなソファとして人気の「バンボ」。赤ちゃんを座らせておくために便利なだけでなく、軽量で持ち運びしやすくお手入れも楽なので、使っているママも多いと思います。このバンボは、いつからいつまで使えるのでしょうか?また、お風呂で使うことはできるのでしょうか?使用するメリットや使い方、注意点などを詳しくご紹介します。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030000311バンボとは?いつからいつまで使える?
バンボとは、正式には「バンボベビーソファ」といい、赤ちゃんを座らせることができるソファです。南アフリカ共和国の「バンボ社」というメーカーが販売しています。
まだ一人座りができない赤ちゃんでも、安全に座らせておくことができるのが特徴で、ポリウレタンフォームという素材を使用しており、水をはじき汚れにくい設計になっています。また、適度な弾力があるので、赤ちゃんがぶつかったりしても痛くありません。
バンボは、赤ちゃんの首が座ってから使うことができるもので、バンボ社が指定している使用可能時期は1歳2か月頃までとなっています。実際には、赤ちゃんの腰が据わってひとり座りが安定し、さらにバンボから自分で抜け出すようになってくる1歳2か月を前に、使わなくなるという子も多いようです。
Bumbo バンボ ベビーソファ
バンボには全8色のカラフルなラインナップがあり、使うだけで楽しい気分になりそうです。おしりをすっぽり包むので、ベルトがなくても一人で抜け出しにくい構造になっています。付属商品として、専用の腰ベルトとバックが付いています。このタイプの他にも、テーブルが付属しているタイプの商品もあります。
・値 段 : 6,480 円
・素 材 : ポリウレタンフォーム
・カラー : 全8色
・サイズ : 44.5 x 38.5 x 19 cm
バンボを使う6つのメリット
【メリット①】おすわりの練習になる
バンボは本来、一人でまだ座らせておくことができない赤ちゃんを座らせることを目的として作られたソファです。小さな赤ちゃんでも腰が支えられ、視点が変わるのできちんと座っていられる点がメリットです。赤ちゃんも、バンボを通して「座る」ということの感覚をつかんでいくことができます。
【メリット②】顔を見ながらまっすぐお話できる
寝転んでいる赤ちゃんは、常にママやパパを見上げた状態で過ごしています。それが、バンボを使うことで視点が変わり、ママやパパと同じ目線でコミュニケーションをとることができるので、赤ちゃんもとても幸せを感じます。パパママにとっても嬉しいことですし、視野が広がり赤ちゃんの発育にも良い影響を与えるでしょう。
【メリット③】赤ちゃんのグズり防止になる
バンボに座らせていると、赤ちゃんがグズりにくいと言われています。もちろん長い時間座らせておくのは難しいですが、短時間であれば赤ちゃんがご機嫌で座っていられるという体験談も多く聞かれます。
【メリット④】軽くて小さく、持ち運びが楽チン
バンボは小さく軽量で、持ち手もついているので、いつでもどこでも使うことができます。お店の許可を取った上で、外出先のレストランなどに持ち込んで使う人もいるようですね。使う場所を選ばずとても便利ですが、赤ちゃんを座らせたまま持ち運ぶことはできません。
【メリット⑤】座り心地が良い
適度な弾力があるのでやさしく腰をサポートしてくれ、赤ちゃんにとっても座り心地が良いと言われています。
【メリット⑥】水をはじいて汚れにくい
バンボは水をはじく特徴を持っているので、濡れたり汚れたりした時もさっと拭くだけできれいになります。お手入れがしやすく、いたみにくいので長く使うことができて嬉しいですね。
バンボの使用方法
バンボは、様々な場面で使うことができます。
■お部屋や遊び場で
バンボを使うと、室内で普段とはちょっと違った過ごし方をすることができます。メリーなどのおもちゃを赤ちゃんの目線の高さに取り付けておくと、バンボに座った状態で一人遊びができます。赤ちゃんも普段とは目線が違って楽しいでしょうし、好奇心をはぐくむ第一歩となります。夏場であれば、お姉ちゃんお兄ちゃんがプールをしている横で、ぱしゃぱしゃと水遊びをするのも良いかもしれませんね。
■食事の場面で
汚れてもお手入れがしやすいので、食事の場面でも大活躍です。腰が座らない離乳初期でも、一人で座ってご飯を食べさせてあげることができます。お座敷のあるレストランなどに持ち込んで食事をすることもできますし(お店の人に事前に相談するようにしてください)、お庭でバーベキューといった場面でも、赤ちゃんもバンボに座って家族と一緒にアウトドアを楽しむことができます。
バンボの使用Q&A①お風呂でも使用できる?
バンボは水に濡れても良いという特徴がありますが、バンボ社では浴室内での使用は禁止としています。
お風呂場でママが体を洗っている間など、赤ちゃんをバンボに座らせておくと安心かもしれませんが、浴室でバンボを使用するととても危険です。バンボは「絶対に抜け出せない」ものではなく、成長に応じて赤ちゃんが抜け出せるようになります。ママが見ていない間に抜け出してしまうと大変です。また、濡れたままほおっておくと、ポリエチレンの素材でもカビがはえてしまうので注意が必要です。
浴室内での使用は危険ですが、脱衣所で使うと便利です。ママが服を脱いだり着たりしている間や、お風呂の用意をしている間など、抱っこしていられないときに使用します。浴室で使用するのは、専用のベビーバスチェアを使うようにしましょう。
バンボの使用Q&A②首が据わっていない赤ちゃんの使用は可能?
バンボは、赤ちゃんの首が据わるのを待ってから使い始めましょう。腰を支えてくれるソファではありますが、首には支えがないので、しっかり首が据わらないうちの使用は危険です。
首が座ったかどうかは、自治体が実施する3~4か月健診で分かります。また、他にも小児科を受診する機会があれば、お医者さんに聞いてみても良いでしょう。
また、首が据わった後であっても、長時間の使用はよくないという意見もあります。まだひとり座りが上手にできない赤ちゃんが、座った状態のままで長い時間過ごすと、腰に悪い影響を及ぼす可能性があります。使用時間には注意しましょう。
バンボを使用する時のポイント・注意点
買う前に試してみる
バンボには好き嫌いがあるようで、赤ちゃんによってはバンボに座らせると嫌がることもあります。お店にお試し用を置いてあることも多いので、購入前には実際に座らせてみることをおすすめします。
使用する際は目を離さないように
浴室やキッチンなど、危険な場所では絶対に使用しないようにしてください。中には、自分で動いているうちにバンボを抜け出してしまう赤ちゃんもいるので、使用中は目を離さないように注意しましょう。
サイズ感に注意!太ももがきつくて苦しいことも
赤ちゃんによっては、バンボの太もも部分がきつくて座れなかったり、一度座ったら抜け出せなくなってしまったりすることもあるようです。また、ポリエチレン素材なので濡れるとすべりが悪くなり、赤ちゃんの肌が直接当たる場合には動きを妨げることもあります。座らせるときは、なるべく長ズボンを履かせるのがよいでしょう。
長時間使用は避ける
同じ姿勢で長時間座らせ続けるのはやめましょう。ある程度据わらせたら寝かせてあげたり、抱っこして体を動かしてあげたりして、赤ちゃんが疲れてしまわないように常に気を配ってください。
まとめ
小さな赤ちゃんのいる家庭では、抱っこできない少しの間であっても、ひとりで座らせていられるバンボはとても便利なものです。赤ちゃんが気に入ってくれるようなら、安全のためのルールを守った上で活用するようにしてくださいね。
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