赤ちゃん筆(胎毛筆)を記念に!髪の毛の量・価格・作り方・専門店まとめのタイトル画像
公開 2016年08月06日  

赤ちゃん筆(胎毛筆)を記念に!髪の毛の量・価格・作り方・専門店まとめ

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「赤ちゃん筆」をご存知でしょうか?赤ちゃんがママのお腹にいたころから生えている胎毛を使って作る筆なので、胎毛筆とも呼ばれており、主に専門店で作ってもらうことができます。名前や誕生日を入れたり、素敵な箱に入っていたりと種類も豊富なので、一生に一度だけの記念品として作るママパパもいるようです。赤ちゃん筆を作る手順や価格、専門店などをご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=29968000224

目次 赤ちゃん筆(胎毛筆)とは
赤ちゃん筆はいつごろに作ればいい?
赤ちゃん筆の作り方
赤ちゃん筆の価格は?いつ届く?
赤ちゃん筆の専門店ご紹介
赤ちゃん筆を作った人の体験談・口コミ
まとめ

赤ちゃん筆(胎毛筆)とは

赤ちゃん筆とは、名前のとおり「赤ちゃんだからこそ作ることができる筆」のことで、別名「胎毛筆」とも呼ばれています。胎毛とは、赤ちゃんがママのお腹の中にいるころから生えている産毛のことです。妊娠中に検診のエコーで見ると、胎児は髪の毛が生えていないように見えますが、実は妊娠5か月ごろから少しずつ生えています。

胎毛はとても柔らかく繊細で、先がだんだん細くなり自然にとがっています。束ねてみるとちょうど筆のような形をしているので、赤ちゃんがお腹の中から持って生まれた貴重な髪の毛を、そのまま筆として記念に残しておこうというものです。

赤ちゃんの髪の毛が伸びてきたら、初めてのヘアカットで赤ちゃん筆を作ります。筆の持ち手に名前や生年月日を入れることも可能だったり、すてきな桐箱に入っていたり、写真と一緒に飾ることができたりと種類もさまざまです。実際に筆として使うよりも、一生に一度の記念として大切に保管しておいて、子どもが成人するときや結婚するときなどに親が子どもへプレゼントすることが多いようです。

赤ちゃん筆はいつごろに作ればいい?

赤ちゃんの毛量は個人差がとても大きく、生まれた時点では髪がそれほど生えていない子もいれば、わりとしっかりした毛がふさふさしている子もいます。それぞれの専門店によって詳細な基準は異なりますが、だいたい5cm前後の髪があれば赤ちゃん筆を作ることができるので、毛量が足りそうになったタイミングで注文します。

毛量や長さが足りていれば1歳前でも作ることができます。毛量が足りていない場合は、3歳まで伸びるのを待って作る子もいます。いつからいつまでに、という決まりはなく、「初めて髪を切った時の毛」であればいつでも良いそうです。髪の量と長さとの相談なので、どれくらいの長さや量が必要なのか、心配な方は美容院や、赤ちゃん筆専門店に相談してみると良いでしょう。

また美容院でカットをお願いする場合は、赤ちゃんの人見知りがない時期が良いと言われています。人見知りをする子だと、カットの際に嫌がって泣いてしまうなど、時間がかかったりします。まだ人見知りをしない早い時期にカットしてしまうか、家族以外の人と会ってもおとなしくできる時期まで待ってもよいでしょう。

赤ちゃん筆の作り方

・カットの方法
美容院または自宅でカットします。予め長さをはかって、一番長い後頭部の髪を赤ちゃん筆にします。長さ5cm以上(8cm程度が理想)の髪が切れるようにします。自宅でカットする場合は髪を切る際に下に紙をしいておき、髪の毛を落とせるようにしておくと良いでしょう。美容院では、赤ちゃん筆を作りたいと伝えれば、そのためのカットをしてくれます。

・専門店に送る
切った髪の毛を専門店に送ります。筆にも種類があるので、専門店やカタログ等でどういった筆があるのかを確認しておきましょう。たとえば、通常の太い筆ではなく細筆や小筆、紅筆などがあります。細筆や小筆の場合、毛の長さが4cm程度でも作ることができます。

赤ちゃん筆の価格は?いつ届く?

赤ちゃん筆の制作費用相場は専門店によっても様々です。筆の太さが通常の場合1万円前後のものが多いですが、中には高価なものもあります。筆を入れる箱や軸の素材、印字、写真たてとセットになっているものなどもありますし、どういった形で残しておきたいかによって価格も異なります。制作期間は約1~2か月ですが、印字や細工など注文が多くなるとそれ以上かかるケースもあります。

赤ちゃん筆の専門店ご紹介

赤ちゃん筆センター

東京と愛知にある赤ちゃん筆専門店で、全国から依頼できるメーカーです。筆のバリエーションがとても多く、長年愛され続ける胎毛筆専門センターで、筆に印字もできてとても人気です。太さで価格が変わるので、赤ちゃんの毛量に合わせて選ぶと良いでしょう。

・住所:愛知県豊川市中央通5-3
・連絡先:0533-86-1077
・価格目安:5,000円~(1,000円間隔で120コース以上)

北斗園

伝統的な工芸品、熊野筆の伝統技術を駆使して、1本1本赤ちゃん筆を手作りしてくれます。アクセサリー仕様や、インテリア風にも赤ちゃん筆を加工してくれますので、筆タイプ以外にも楽しめます。赤ちゃん筆以外にもネイルブラシ、メモリアルグッズなども販売していて、一生に一度の思い出の品を注文できます。

・所在地:広島県安芸郡熊野町出来庭6丁目10-11
・連絡先:082-854-3755
・価格目安:9,000円~50,000円前後

光文堂

光文堂では、総桐で作った木箱に入った胎毛筆が送られてきます。箱から伝統を踏まえたものを使用し、一生に一度しか作ることができない貴重な赤ちゃん筆を制作してくれます。完成度がとても高く、昔から信頼の厚いメーカーです。

・所在地:広島県呉市川尻町東3-10-45
・連絡先:0124-47-4120
・価格目安:10,000円から

赤ちゃん筆を作った人の体験談・口コミ

実際に赤ちゃん筆を作ってみた方の声を集めてみました。ヘアーカットなど、作るプロセスも楽しめるので、ほのぼのとした感想をお持ちの方が多いようです。

当人の髪の毛が少なかったので、あまり高いランクの物に出来なかったのですが、筆にはしました。

まだ、小さいですけど、先日押入れの整理をしていたら寄ってきて見せて欲しいと言うので見せたら小さいながらも神妙な顔つきになってみておりました。

まとめ

赤ちゃん筆は貴重な胎毛で作られるため、たった1度しか作るチャンスがありません。赤ちゃんの髪が伸びてきて、そろそろヘアカットをしようかな?というタイミングで赤ちゃん筆の制作を考える人が多いようです。髪が短かったり少なかったりしても、毛量に合わせた製品をつくることも可能ですので、専門店に相談してみてください。

作ってみると多くの人が「よかった」という感想を持たれるようですし、一生に一度の記念品にもなります。赤ちゃんの初めてのヘアカットを考えているという人は、ぜひ赤ちゃん筆の制作を考えてみてはいかがでしょうか。

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