妻が子どもと添い寝をする写真に付けられた夫からのコメント…その言葉が感動をよぶのタイトル画像
公開 2016年03月23日  

妻が子どもと添い寝をする写真に付けられた夫からのコメント…その言葉が感動をよぶ

167,798 View

facebookにBobby Wessonさんが投稿した一枚の写真。それは奥さんが子どもと添い寝をする様子を撮影したものでした。そしてこの写真とともに奥さんへの思いを言葉にしたBobbyさん。その内容が感動を呼ぶと話題になっています。


子どもと添い寝をする妻に送った、夫からの言葉

facebookにBobby Wessonが投稿した一枚の写真。それは奥さんが子どもと添い寝をする様子を撮影したものでした。

幸せそうな顔をして眠る赤ちゃんの様子から、そのあたたかな雰囲気が伝わってきますが、多くの人の心を動かしたのはこの写真に添えられた夫Bobbyさんの言葉でした。

Bobbyさんは、日頃の感謝と尊敬の気持ちを込めて奥さんにメッセージを送ったのです。

「彼女は僕のヒーローなんだ」

こう締めくくられた感動のメッセージがこちらです。


"これは私の妻が昼寝をしている写真です。
1時間もすれば彼女は起きて、白衣を着て、仕事に行くための準備を始めるでしょう。

彼女は仕事に使うための道具を慎重にチェックし、急いで髪をまとめ、身支度をします。

「私の格好、なんてひどいのかしら」とつぶやきながら。

僕は1杯のコーヒを差し出しながら、そんな彼女に声をかける。

「そんなことないよ。君はきれいだよ」

彼女はソファに腰かけて足を組みながら、そのコーヒーを飲もうとする。
彼女に構ってもらいたくてしょうがない息子と、楽しげに遊びながら。

彼女はときどき僕と話しているときに遠くをながめていることがある。
きっと静かに仕事のことを考えているんだろうね。僕にはちゃんと分かってるよ。

息子にキスをし、そして僕にもキスをして、彼女は仕事に向かう。
人生のなかで最もつらい日々を送っているであろう多くの人をケアするために。

交通事故、銃や爆発によって傷ついた人、大学教授、貧しい人、薬物中毒の人…どんな人であろうと彼女はみんなと向かい合う。
もしかしたら、あなたもその一人かもしれない。

彼女は次に家に帰ってくるのは14時間後だ。
彼女はずきずきと痛む足を抑えながら、血や涙の中を歩き回った靴を脱ぎすてる。

ある時は仕事で起こったことを胸に抱えて、ただ黙っている。
聞いてほしくてたまらないかのように話してくれることもある。

ある時は泣くまで笑い、ある時はただ涙を流す。

そうして彼女はまた自分の仕事に戻っていく。

僕の妻は看護師だ。
そして僕のヒーローなんだ。
"

This is my wife taking a nap. In an hour she will wake up, put on her scrubs and get ready for work.

The tools and items she needs to perform her job will be gathered and checked meticulously - her hair and makeup will be done quickly. She will complain that she looks awful. I will disagree, emphatically, and get her a cup of coffee.

She will sit on the couch with her legs crossed under her and try to drink it while happily playing with the toddler that's crawling all over her.

She will occasionally stare off blankly as we talk; silently steeling herself for the coming shift. She thinks I don't notice.

She will kiss the baby, she will kiss me and she will leave to go take care of people that are having the worst day of their entire lives. Car wrecks, gunshot wounds, explosions, burns and breaks - professionals, poor, pastors, addicts and prostitutes - mothers, fathers, sons, daughters and families - it doesn't matter who you are or what happened to you.

She will take care of you.

She will come home 14 hours later and remove shoes that have walked through blood, bile, tears and fire from aching feet and leave them outside.

Sometimes she will not want to talk about it. Sometimes she can't wait to talk about it.
Sometimes she will laugh until she cries and sometimes she will just cry - but regardless of those sometimes she will be on time for her next shift.

My wife is a nurse. My wife is a hero.

妻の仕事を理解し、支える夫の姿

これを読んで感じたのは、夫であるBobbyさんから奥さんへの深い愛情でした。

仕事をしていれば疲れて当り散らしてしまうこともあるでしょうし、家事や育児がおろそかになってしまうこともあるでしょう。看護師という精神的にもつらいであろう仕事ならばなおさらです。

でも、Bobbyさんはそれを責めたり、不満に思ったりはしません。

なぜなら、彼女は彼にとってのヒーローだから。

奥さんがどういう気持ちで仕事に取組み、その仕事のおかげでどれだけの人が助かっているか。

それを知っているからこそ、奥さんを応援したいという気持ちが持てるのだと思います。

この投稿を読んだ人からは、

“看護師さんは本当に多くの仕事をこなし、たくさんのつらさを乗り越えています。時には自分のやりたいことを我慢することもあるでしょう。そして患者さんやその家族から心無い言葉を投げかけられることもあります。

それでも、どんな人であろうと病院のドアをくぐった人に対しては平等にケアをする。
そんなあなたの奥さんは私にとってもヒーローです。”


といったコメントもありました。

Bobbyさんは、きっと奥さんがこんなふうに感謝されるような仕事をしていることをちゃんと分かっているのでしょう。

仕事は毎日の生活で多くの部分を占めています。
でもお互いのその仕事の意義や価値、そしてそこにかける思いをしっかり理解できているでしょうか。
もしかすると、自分のことだけに目が向いて、相手の気持ちを尊重できていない時もあるかもしれません。


このBobbyさんの投稿は、私たちの相手への姿勢をもう一度考え直させてくれるものだったような気がします。
ぜひ、一度相手にじっくりと目を向けてみてはいかがでしょうか。

※ この記事は2024年11月19日に再公開された記事です。

Share!