里帰り出産のお礼はするべき?お礼の渡し方、タイミング、断られた時の対応まとめ
28,779 View出産を控えて、実家に里帰り出産をするという人も多くいます。今は自立して別世帯を構えているのだし、産後までしばらくお世話になるので、何かの形でお礼をしたい。でも、親なのであまり堅苦しくならないようにしたい・・・。そんなジレンマに悩んだことはありませんか?里帰り出産のお礼について、渡し方やタイミング、断られた時の対応などをご紹介します。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032006559里帰り出産とは
出産を間近に控えるママが、主にママの実家に帰って出産することを「里帰り出産」といいます。出産後も1~2ヶ月程度はそのまま実家で過ごすケースが多く、両親に家事をしてもらったり、赤ちゃんのお世話を手伝ってもらったりしながら、産後の体を休めつつ赤ちゃんと一緒の生活に少しずつ慣れていきます。
受け入れる側の実家からしてみると、孫の誕生は嬉しいものの、やはり様々な形での負担もかかります。食費や光熱費といった生活費も増えるほか、赤ちゃんと一緒の生活で寝不足になり、体力的にしんどいこともあるかもしれません。そこで、感謝の気持ちを込めてお礼を準備しましょう。
里帰り出産のお礼の基本
お礼の相場は?
里帰り出産のお礼の一般的な相場は、2万円×滞在月数と言われています。これは、 主にママの食費や光熱費分の金額ですが、上の子も一緒に里帰りする場合や車での送迎を頻繁にお願いする場合など、状況に合わせてプラスアルファを考える必要も出てきます。あまりにも金額を多くしすぎると、逆に気を遣わせてしまうこともあるので、相場はあくまで参考程度にして決めてください。
いつ渡すか?
里帰り出産のお礼は、受け入れてくれた気持ちへのお礼や、これからお世話になりますという挨拶の意味を込めて、初日に渡すことがおすすめです。両親もあたたかい心遣いを最初に感じることができるため、その後も気持ちよく様々な面で助けてくれるでしょう。
ただし、中には最初にお礼を受け取ることで「しっかりお世話しなければ」と感じ、逆に気を使ってしまうケースもあるようです。受け入れてくれる家族の性格や関係性などを考慮の上、お互いにとって一番気持ちのよいタイミングを選ぶようにしましょう。
どのように渡すか?
■自分の実家に帰る場合
可能であれば、里帰りの初日は夫も一緒に帰省して、夫から「妻と子どもがお世話になります」と言って渡してもらいましょう。1人で帰省する場合は自分で手渡ししてもかまいませんが、あくまでも夫から預かってきたというスタンスで渡すようにし、後で電話だけでも挨拶してもらうようにしましょう。
■夫の実家に帰る場合
夫の実家に帰る場合は、なるべく夫と一緒に帰るようにしましょう。夫から「妻がお世話になります」という意味で渡してもらい、ママも「よろしくお願いします」としっかり挨拶をするようにしましょう。
受け取ってもらえない場合は
お礼を現金で渡そうとしても、「お礼なんていいわよ」「そんなこと気にしないで甘えてちょうだい」「お金は大事にとっておきなさい」などと言われて、受け取りを断られてしまうこともあります。
そのような場合は、渡し方に工夫をすることが必要です。自分の両親に渡す場合は、「夫がどうしても受け取って欲しいと言っている」と言って、夫を前面に出すことで受け取ってもらいやすくなります。また、面と向かって直接渡すことが難しい場合は、里帰りを終えて帰るとき、きれいな封筒に入れてさりげなくテーブルの上に置いておくのもいいでしょう。
里帰り出産のお礼は、現金以外の形で渡すことも可能です。受け取ってもらいやすくなるケースも多いので、次にご紹介するアイデアを参考にしてください。
現金以外のお礼のアイデア4選
①商品券
現金では受け取ってくれない場合でも、商品券にすることで受け取ってくれることもあるようです。「好きなものを買ってね」と言って贈れば、普段は手が出ないようなものを買って少し贅沢ができるという楽しみにもつながります。
②旅行券
旅行が好きな家族であれば、旅行券も喜ばれます。家族が行きたいと思っている場所をリサーチしておき、そこへの旅行券をプレゼントするのもおすすめです。また、現在の自宅が実家から遠方であれば、「今度はうちへ遊びに来てね」と言って旅行券を贈るのも良いでしょう。
③高級食材
普段はなかなか買うことができないような、高級な食材をプレゼントするのもおすすめです。各地の名産品や高級な肉やお菓子などを渡すと喜ばれるほか、里帰り中に食べられるように贈るのであれば、みんなで豪華な食卓を囲みながら賑やかな時間を過ごす楽しみも生まれます。
④家電
家族が欲しがっていた家電をプレゼントすることもおすすめです。ホームベーカリーや簡易式のマッサージチェアーなどが人気があるようです。ただし、家電の場合は相手のニーズをしっかりリサーチしておかないと、使ってもらえずに場所だけとるということにもなりかねません。サプライズで贈るにはリスクが高いので、思いきって直接ほしいものを聞いてみるのもいいかもしれません。
先輩ママの体験談
里帰り出産のお礼の形は、家族の性格や関係性などによって様々です。お礼自体を渡さない人もいますし、渡す場合にも夫婦の間で温度差があったり、なかなか受け取ってもらえなくて試行錯誤したりすることもあるようです。里帰り出産のお礼をめぐる様々な体験談をご紹介します。
里帰り出産のお礼をいくらにしようか考え中。相場は3ヶ月で10万くらいか?米と現金5万とかのが受け取ってもらいやすいかなぁ。
— コイケ (@amamama_koike) November 20, 2012
半年間それだけ世話になっといて、里帰り出産のお礼が10万円はどー考えても少なすぎだろ、と私は思うのだが… 私が一人目出産の時、約2ヶ月平日はおばあちゃんに助けに来てもらって10万お礼したからそれに合わせたって言うけど、全然合ってないと思うよ。マジで。
— maztomo (@maztomo) October 13, 2011
両親、里帰り出産のお礼のお金を受け取らない為、プレゼント攻撃。肉やら魚やら果物やら生活雑貨やら送りつけてやったわ。大きなプレゼントはあまり喜ばない為、生活に根付いたものを…。
— べー (@BEN0328jp) September 3, 2013
@hummerkey1202 そうだね!いつも感謝しとるよね!うち里帰り出産で合計2ヶ月ちょい実家に帰ってて、今日福岡に帰るってなってて、親に改めて言葉でお礼伝えたんよね。そしたらお母さん泣いちゃって。つられてお父さんも涙ぐんじゃって。感謝の気持ちって大事やなって強く思ったよ。
— しゃち@Junko (@rinda_shachi) May 12, 2013
まとめ
赤ちゃんの誕生は、実家も含めた家族にとっての一大イベントです。里帰り出産を受け入れる家族にとっては、「元気な赤ちゃんを産んでくれるだけで十分」「無事に出産して元気になってくれればそれでいい」という気持ちが大きいかもしれませんが、大切な時期に長期間お世話になる以上、お礼の準備はしっかりとしておきましょう。
無理に捻出したり、高額の商品を用意したりするする必要はありませんが、感謝の気持を表すことは大切なことです。お礼の中身だけに気を取られるのではなく、感謝の気持ちをしっかりと伝えるように心がけてください。
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